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散策

こんばんは。
今日は,木嶋櫻谷(このしまおうこく)の
お屋敷に行ったと言うお話です。
今日までの連動企画で,慌てました(笑)

この画家さんは,京都の生まれで京都育ち。
残念ながら、不慮の事故で
62歳で亡くなられたのですが、
画家として大人気の方でした。
京都のあちこちのお金持ちに絵を求められて
たくさん残しているそうです。
泉屋博古館の住友財閥にも、
たくさん注文をもらって収めたとか
(学芸員さんっぽい方がそう説明されていました)
そのおかげで素晴らしい絵を見られました。

いや、今日のお屋敷に展示されていた色紙も
素晴らしい物ばかり。

この紙の中以外の場所にも
世界が広がっている想像ができます。

写真を撮っても大丈夫でしたので、
ジャンジャン撮らせていただきました。
この方の絵の中なら住める。
いや、実際飛び込んじゃったら、マジ困るけど(笑)大正〜昭和にかけての景色は、我々世代には
ギリ想像できるのどかな日本の原風景。
(幼少期すごした福井にも
重なる部分がある気さえします)

雰囲気あるふみ机。

ここに家を構えた頃は、田畑が広がる場所で、
大文字山や遠くの寺社仏閣も見えたとか。
次々に画家が同じように家を構えたので
「衣笠画家村」と称されたそうです。

短冊

短冊のように細い画面に収まる世界。
好き〜(語彙力)
日本画を描く方々なら、
当たり前の技法なのかもしれませんが、
いちいちフォワ〜と感心して見て回りましたとも。

ここの日本家屋以外にも、洋館と
弟子たちが集うような画室がありました。
洋館も素敵でした。
ここには面白い作りがあったのでご紹介。

急カーブの狭い階段の…
壁際の飾り板が…

この飾り板と思われる上部分、
溝が掘ってあり、少し指がかかるんです!
するとあら不思議。
何もなしで上がるより安心〜。
言われないと気付きにくいこだわり(?)が
にくい〜と思ってニヤリ。

おっと、もっと書きたいことがあるのですが、
(絵ももちろんご紹介したいですが)
住んでいたよおうおうちのツッコミどころを
中心にご紹介したいので、今日はこの辺で。
また明日もお目にかかりましょうね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


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