「あと一週間してから考えてみて?今は、そのまま泣いていて大丈夫だから」 byとけいまわり
お風呂で次女と喧嘩になりまして。
末っ子がずっと行きたがっていたので、明日みんなでプールに行こうと決まり、何を持っていこうかと話していたら次女が号泣。
「プールなんて行きたくない!!!なんで勝手に決めるの!」
「え?次女ちゃん、プール行きたくないの!?さっき、行くって言ってたやん…じゃあ、違うところ行く?」
「そんなんだったら、私のせいでプールに行けなくなるじゃない!!!私が悪いみたいじゃないーーー!!!」
次女号泣。
これは…!親の力量が求められるやつ…!何かちょっとずつ話題を反らしたり、次女の本当の気持ちをじっくり聞いたり、気持ちに寄り添ったり、何かアレしてアレなやつ〜!
「じゃあ、プールに皆で行くか、行きたい人だけプールに行くか、行く先変えるか、どれか決めたらいいやん。次女ちゃんはどれかいいん」
「こんなの!どれ選んでも私が悪くなるやん…!!!こんなの…!こんなの〜!」
悪手ーーーー!!!!
だめだ…親力0だ…もう、最後の気力を使い果たした金曜日の夜…何かさっさとこの場を収めてしまいたくて悪手を…!
何か、こう、優しく…えっと…
長女が次女の背中をポンポン叩いて、「あれよ、次女ちゃん、今は何も考えなくていいのよ。後一週間したら、そう言えばアレ、どうしたら良かったんだっけな〜って思いだしたらいいよ〜。泣いてるときは泣くだけでいいのよ。無理に考えなくていいのよ。一週間待ってみなよ。」
長女から耳元で優しい声をかけてもらい、次女がこくんとうなずいた。長女が笑って言った。
「いや、たぶん、一週間経ったら忘れてるけどね。お風呂でプールの話したことなんて!私は覚えらんないけどねー、あははー!」
お風呂から出たら、夫がサーカスのチラシを持ってきた。
「お父さん、子どもとサーカス行くの夢だったんだ〜!サーカス行こうよ、サーカス!プール行かないんだったら、サーカス…!」
子どもたち、「いや、サーカスはいいや」って断ってた。ちょっとしょんぼりの夫。あ〜、でも、次女笑ってる。何だ、結局プールに行くことに決まったやん。どの水着にするかワイワイしてる。
長女「なんかね〜、ちょっとだけプールは違うかなって頭をかすめたやつが、突然モコって大きくなっちゃうやつだったのかもね〜!ほら、子どもって、そういう所あるから。」
は〜、なるほどなるほど、大人でもあるかもねえ、それ。
何か皆、結論を急がないんだよなぁ〜ゴールとは何かをきちんと裁いたり、結論づける事とは限らないんだよなあ。そうだよなあ。
笑顔が1つのゴールね。お母さん、シュート下手すぎやね。ごめん、次は違う角度からシュートを打ってみるよ…たぶん、うん…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?