見出し画像

「末っ子ちゃん、おまんじゅうみたいなのよ」の話 byとけいまわり

末っ子は、5歳にしてキューピーちゃんのような体型をしている。全体的にムチムチで、お腹がぽっこりなのだ。

「末っ子ちゃん、おまんじゅうみたいって、みんなが触りにくるのよ〜」と、末っ子が自慢する。

「ほっぺも柔らかいし、腕もむちむちだし、お腹も丸くて可愛いし、かわいいんだよね…末っ子ちゃんの体…」と褒め称えてる。そういえば、うちの子どもたちは、「私なんて…」とか、「私は自分のここが嫌い…」とか言わないな…お母さん、スーパーネガティブで、自尊心が低い低い深淵にあるのに不思議だ。

「ママ、見て…」と、末っ子がぽっこりお腹をぐにゃんぐにゃんに動かして、腹踊りを見せてくる。「凄いでしょ…!ママ、できる?できないの…?ふふふ…」末っ子がニヤニヤする。凄い…凄い自分の体への愛…それが自分の体であるならばすべてを愛する心。

「へえ〜、ママ、痩せたいの?末っ子ちゃん?末っ子ちゃんが痩せちゃうと、みんなが寂しがるだろうなあ〜みんな毎日むちむち触りに来て、『気持ちいい〜』って言うのね?おまんじゅうって、すごくかわいいって事でしょ?」

もちろん…!もちろんだよ、末っ子ちゃん!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?