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「夫婦喧嘩と餃子と西友の話」byとけいまわり

先日、夫婦喧嘩(一方的に)をしまして、もう、夫と朝の挨拶を低い声でボソっと言うぐらいしか会話をしてないんですよ。
長女に理由を聞かれ、「それは・・・www、くだらなすぎる・・・ひどい、それはくだらない・・・大人っ・・・!!」と笑われ、「じゃあ、そろそろ仲直りね。子どもは親が喧嘩してると大変なのよ」と釘を刺されてしまいまして。

申し訳ない・・・
1日でも早く夫婦喧嘩(一方的な)を終わらせなければ・・・
理由は「死ぬほどくだらなすぎる」ものなんですが、こういう細かい小さい顕微鏡でみなきゃいけないようなものが、毎日毎日毎日少しずつですね・・・
毎回指摘するほどじゃない、毎回「それやめて」とかいちいちいうほどではない(使ったティッシュをゴミ箱のそばに置くとか)、はいはいって片付けてたけど、少しずつ削られていたものが、あれやこれやのストレスと化学反応を起こしてドカンしてしまいまして。

さっき、夫は1階で、私は2階でもそもそ仕事してたんですよ。
そしたら12時になって、台所からジュウジュウ音が聞こえてきて。
2人でテレワークのときは、私が仕事を中断して昼ご飯を作っていたから、(うんうん、もう昼ご飯はお互いに自分の分は自分で作ればいいよね)ってカタカタ仕事続けてたら、夫がトントンと階段を上がってきて、
「餃子焼いたけど食べる?」って。

あー・・・、もう、2日かけて夫婦喧嘩を(私が一方的に)してるときのかけ声として、満点じゃないですか。しかも、「餃子焼いたけど・・・」とか「餃子焼いといたぞ」とかじゃなくて、「焼いたんだけど食べる?」って、パーフェクトヒューマン・・・チョイスが餃子、しかも日清。
えらすぎる、人間できすぎている、私も昨日西友で買ってきたお惣菜を全部披露しなければ。

白菜の漬け物と、ゴボウの甘辛煮と、キュウリとキクラゲとか入ってるお酢のきいた中華っぽいアレと、酢豚と、西友レンジャーを並べて、「これおいしいね」とかボソボソ言いながら食べた。
私は、価格や味、バラエティーの豊富さから、お惣菜の頂点に西友ありと思っているんだけど、今回も西友パイセンに助けられた。それぐらい、おいしかった。おいしいに集中できて、しかも日清の餃子の焼き加減がパーフェクトだった。

ご飯を食べ終えたら、夫が食器乾燥機からお皿を食器棚に移していた。これは、家事が分かっている者の動き。
私はその間に皿を洗いながら、何だってこの人私と結婚したんだろと思い始めたが、そんな時は長女の言葉を思い出してみるのだった。

「いや~、お父さんは本当凄いけど、お母さんがいると脳が休められる」

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