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スティーブン・ユニバース・フューチャー 備忘録・感想(前編)

2021年12月にスティーブン・ユニバース・フューチャーを最終回まで一気に見ました。少し時間が経ってしまいましたが、見た際の感動や、各キャラクターへの思い、字幕版での表記を書き留めておきたいと思います。

今回は1話から10話まで。

1話 学校
スティーブンたちは、傷ついてモンスターになっていたジェムが元の自分を取り戻す手助けになるよう、学校を設立します。さまざまなジェムが通うなか、ジャスパーはひとり孤独に、もはや必要のない戦いの準備を進めます。スティーブンはジャスパーを気にかけるも、模擬戦闘のなかでつい自分の力を引き出し過ぎてしまいます。

2話 助言
ジェムに人間の仕事を斡旋するプログラムを始めたアメジスト。ジェムたちは自分たちの得意とする仕事で人間と関わり満足していましたが、スティーブンはやったことがない仕事にこそ挑戦すべきと、仕事の割り振りを組み替えます。
しかしトラブルが続出し、スモーキークォーツになって対応に追われることに…。
騒ぎを沈めた後、アメジストは「自分が存在する意味がずっとわからなかったけど、仲間の自分探しは得意っぽい」と自分にも役割ができたと語り、スティーブンにこれからどうするのか尋ねます。

→いろんなジェムが出てくる回。
・飛行機を操縦するネフライトは、お馴染みセンチビートル。
・クレイジーレース、ビッグス、スノーフレークはクリスタルジェムズの生き残りとしてビスマスが98話で言及。
特にビッグスはモンスター化したジェムとして、「95話初めての任務」「96話ジャスパーの襲来」「150話 旧友」で登場。リトルラリマーも150話で反乱軍の一員として名前が登場しています
→リトルラリマーが叫び声が好きなのはアイスクリーム⇨スクリームscreamのジャダレつながり?、ビクスバイト(ピザ屋)が蟹に似たデザインなのはビクス(蟹や海老からとった出汁)、ネフライトはフライトflightから飛行担当でしょうか?

3話 ローズたち
シーズン5の116〜118話で登場した、ピンクダイヤモンドが保護した人間たちの末裔とアメジストたちが地球に遊びにやってきます。同乗していたローズクオーツたちと交流するも、スティーブン母のローズとあまりに容姿が似ており、スティーブンやジェムズは複雑な感情を抑えきれず不自然な態度をとってしまいます。
最終的には、スティーブン母に生み出されたことによって色々な目に遭った境遇は同じと、スティーブンとローズたちはお互いをきょうだい(siblings)と認め合うのでした。
→「118話 2人のダイヤモンド(人間動物園から脱走する回)」に、無数のローズクオーツたちがバブルで保管されているのが一瞬出てきます。

4話 2人のパール
・157話以降、ホワイトダイヤモンドに操られて登場したホワイトパール。彼女は元はピンクダイヤモンドのパールでしたが、8000年もの間、ホワイトダイヤモンドに支配されていました(以下、バレーボール)。スティーブンの癒しの力でも治すことができなかった目の傷を治すため、パール、スティーブンとバレーボールはパールが作られる施設「リーフ」へと向かいます。
・音楽も演出も大好きな回です!!
・最後に合体が解除された際、目を潤ませるスティーブン。バレーボールの左目は映されませんが、傷が治ったんでしょうね。
→「フューチャー18話 大丈夫」にてペリドットの園芸クラスを受けるバレーボールの姿が。ここでも左目は隠されて描かれています。
→どちらも夢を通した追体験ですが、「155話 ひとりはふたり」の冒頭で目を怪我していない頃のバレーボールとピンクの微笑ましい様子が出てきます。また「157話 新たな心で パート2」冒頭ではピンクがブルーに「(いたずらをした)罰としてホワイトにパールを取り上げられるわよ」と言われています。

・5話 ブルーバード
なぜかさまざまな悪戯に遭うスティーブン。そこに新しいジェム、ブルーバード・アズライトがやってきます。すぐにアクアマリン+アイボール(ルビーの1人)の合体ジェムだと気がつき、警戒するスティーブンと対照的に、温かく彼女を迎えるジェムたちとグレッグ。
しかしブルーバードは正体を現し、グレッグを囮にスティーブンへの恨みを晴らそうとします。
戦いの最中、合体がうまくいかなくなるアクアマリンとアイボールに、合体のあり方を説くスティーブンでしたが、「憎くて仕方がない」という思いで一致団結したブルーバードに劣勢を強いられます。
ガーネットが「妙なことをしたら押し潰してやる」という約束を守り、アレクサンドライトで瞬殺してくれるのがいいですね。
「私たちはいつも宇宙にいてお前たちを憎み続ける、許さない、永遠に」という言葉の重さと、大好きなパパを傷つけてしまったこと、どちらもスティーブンの大きな心のしこりとなっていそうです。

・6話 人気者
レインボー・クオーツ2.0(パール+スティーブン)になってオニオンの相手をしたり、サンストーン(ガーネット+スティーブン)になって安全講習をしたりと忙しいスティーブン。

・7話 鬼ごっこ
学校運営で忙しく働き、ジェムズにつれないスティーブン。しかし大雪によって、学校はやむなく休校に。
静かな雪景色と、小さい頃のスティーブンに姿を変えたジェムたち(合体系も!)による賑やかな追いかけっこが楽しい回です。

・8話 成長
別の星の2人のラピスたちのお話。ラピスラズリは水を操る能力を使って惑星を作り替える(トランスフォーミング)のがもともとの役割なのですね。
(地球の)ラピスラズリがスティーブンの表情を見て攻撃を止める場面と、ラピスたちに強さを讃えられ、「あれは弱さよ、自制や忍耐にこそ強さが必要なの」と返すところが好きです。

・9話 卒業
はみ出しものたちの卒業式を境に、ラースは再び宇宙への冒険へ出かけることにします。ラースと別れ新しい彼氏を作ったセイディや、バンドの解散などに動揺し、新たな道に進み始めるみんなをバブルの中に閉じ込めてしまうスティーブン。
自分にも知っている人が変わっていくことを恐れる気持ち、自分だけが取り残されていくような感覚、ずっと同じ関係でいたいのにという甘えがあったよな、と映画同様、めっちゃ刺さりました。

・10話 心の棘
学校をやめ、神殿で園芸をするスティーブン。うっかり癒しの唾をつけてしまい意思が宿ったサボテンに、本音を打ち明けますが…。
正直、恐ろしすぎる回…。

続く


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