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週刊「ガールズケイリン分析」by半笑い(2024/2/15号・#12)

割引あり



①先週の結果分析(2/9~2/15決勝の開催が対象)

向日町(2/8~10デイ)

【展望再掲】1周400m/見なし直線47.3m
競走得点は吉川美穂・太田瑛美・細田愛未・高尾貴美歌・永禮美瑠の順。まだ本調子には遠いが吉川は一定のデキまでは戻ってきており、太田瑛美・細田・高尾・永禮もそれなりに好調の見立て。結局上位が得点順のまま期待できそうだが、そのなかで上げ下げするならば、吉川と同乗時にマークで浮上がある高尾・永禮を2着に塗っての妙味狙いだろう。吉川が自力型をスイープするような展開ならば、金田舞夏あたりまでマークで3着流れ込みがあっていい。
【結果分析】開催レベル:B
決勝は岩崎ゆみこの早駆けの番手にハマった吉川美穂が、盤石の優勝かと思いきや、前と少し離れてなかなかスピードに乗らない間に、2車後ろから鋭い捲りを放った細田愛未が優勝。前号で「飯のタネ」に挙げ「54点台前半だが実質55点台」としたのをそのまま体現、54点台後半の吉川美穂・太田瑛美を封じて完全優勝を飾った。吉川は一旦交わされた細田の後ろに上手く切り替えており、好調時ならば差し切り必至の体勢だったが、そのまま1車身差で流れ込むのが精一杯。やはり好調時にはまだまだ遠く、得点なりのデキでしかない模様。太田も23④着で、そもそも「予選2日とも2着以内でないと決勝で車券圏内には入れない」という予選の序列を決勝で覆せないタイプだが、今回もその例から漏れず。この開催は予選で「永禮美瑠の2着」「金田舞夏の3着」と展望で穴目を全て言い当てることに成功しており、「飯のタネ」にも挙げた永禮に至っては決勝でも3着激走とかなり正確に見通せたが、そのなかで高尾貴美歌だけが463着と人気を裏切り続けた。準優勝した2場所前がキャチアハイと言えるデキだっただけに、急激に調子を落としたのは気になるところで、当面は調子を注視したい。

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