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奈良の鹿と山の鹿

鹿と戯れたいとあなたが言ったから、Goto奈良しました。

薄暗い林にじっと佇む鹿は逃げないがしかし手ぶらの人間には目もくれない。

昼の鹿はせんべいを持つ人間だけを襲うゾンビの如し。野生なのでね、ダニが居ると思うと絶対に擦寄られたくなかったので始終逃げながらせんべいを囮として投げつけた。

昼にまじまじとみた鹿は、インターネッツでいうほど飢えてはいなさそうだがしかしどこか貧弱な印象を受けた。

普段見る鹿は近隣の山を駆け回る鹿だからか、脚周りの肉付きが全然違うように見える。やはり平地をのそのそ徘徊するだけの鹿は脚の筋肉はつかないんだろうな。首から肩にかけてもかなりか細い。というかそもそも子鹿が結構多かった。大人になった鹿はどこに行くの。そして栄養不足もあるらしい。大人になってもあんまり大きくならない(なれない)んだなぁ。

ちゃんと大人の鹿も居たけど、雄鹿はみんな除角されてて「配慮〜」でした。調べたらこの除角自体は古くからやっているらしく、と同時に鹿と鹿に迷惑している人がバチバチやりあってきた事実もたしかに感じる。

野生動物(かなりでかい)が街を我が物顔で練り歩くさまは異国情緒というかなかなか異様な風景だった。



最後に一つ。

奈良公園の鹿は天然記念物だから食べちゃだめらしいぜ!





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