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ウォークマン使ってんだけどさ

ハイレゾ音源を聴ける端末を買ったんですよ。NW-A300シリーズというSONYのウォークマンですな。

これが、ハイレゾ音源が聴けるんですよ。
ハイレゾ音源ですよ、ハイレゾ音源。わかります?ハイレゾ音源。
俺はよくわかりません。

ハイレゾとは、をわかっている人はここで読むのをやめて、より人生を有意義なものにするための労働や慈善活動に勤しんでもらえると、あなたの限られた時間をより有効活用できること間違いなし。即ブラウザを閉じて人の役に立つ過ごし方をお過ごしください。ありがとうございました。

4万円越えの結構な御値段の音楽プレイヤーで、Android12を搭載。
音楽プレイヤーとしての役割以外でも活用できるこの端末を買って大体2週間くらいなんですけど、まだその凄さがわからん。

まず、Androidは全然触れてこなかったので、その良さがわからん。俺はいまだにメールはHotmailだし、Googleのサービスとして普段使ってるのはYouTubeくらい。あとChromeか。
GooglePlay経由でアプリをダウンロードするけど、落としたのはAppleMusicとSpotifyくらいで、その他はなんなら削除したいけど、削除ってできないんすね、Androidに入ってるGoogle純正アプリ。AppleはiPhoneから削除もできるからありがたい。

で、Android端末としては使ってないこのウォークマンですが、主に使ってるのが「W.ミュージック」。ウォークマンのデフォルトのミュージックプレイヤー的立ち位置のやつです。
このウォークマンに楽曲を入れる方法はいくつかあるんですが、CDからの取り込みなんかは、基本このW.ミュージックに入れるのがベストかなと。

理由としては2つあって、
・純正アプリのためアプリへのアクセシビリティが良い
・良い音質(ファイル形式)で聴けるようにするための選択肢が豊富?
という感じ。

ハイレゾ音源自体はオンライン上で購入するなどして聴く事ができるけど、もしハイレゾ音源を持っていないけど高音質で聴きたい!という諸氏の願望を叶えるには、まずはFLAC音源での楽曲取り込みが良いとされてるっぽい。他のファイル形式でも良いかもしれんけど、FLACがたぶんベスト。
オーディオ?データ?好きな人の中には一定数各ファイル形式への信仰みたいなのもありそうなので、たぶんあんまり外では言わない方がいいと思うけど、各々信じられないなら勝手にGoogle先生に聞いてお好きにどうぞ。俺は細かく調べるのがめんどくさかった。
これが、データ容量自体はMP3に比べて大きいモノながら、その分高音質での聴取が可能になるとの事。数値的な細かいことはそれこそ有識者に聞いてもらいたいが、基本はこのFLAC音源を入れておけば間違いない。

次いでDSEE Ultimate™なる機能。ヨドバシカメラの店員さんに教えてもらったけど、このDSEE Ultimate™がなんかすごい。
どういう役割を果たすかというと、既存の音源は基本的に原曲から圧縮された音が取りこまれるため、通常のプレイヤーだと聞こえない範囲の音はカットされていると。
で、このDSEE Ultimate™は、お勉強させたAIが周波数単位でアップスケーリングしてくれると。なので、各楽器だったり音を引き立たせてくれて、大元の音源に近い形に疑似再現してくれるんだと。

で、ここ数日使ってみたんですが、このFLAC音源の良さがまだよくわからん。

仮にMP3がコンバースのオールスターだとして、FLAC音源をナイキのエアフォース1くらいと捉えた場合、ハイレゾ音源はきっとニューバランスのM990(今持ってるスニーカーで一番履き心地いいやつ)くらいはあるかもしれないから、少なくともM990を履ける足としてこのウォークマンを持ってるので、いつかはM990を履いたら感動するのかもしれない。
ただ、少なくとも「あれ?たしかになんとなく履き心地違う気はするけど、別にエアフォース1じゃなくてもよくね?」くらいになってます。

念のため書いておくと、イヤホンはハイレゾにも対応できるイヤホンを購入。
周波数は公式には出ていないけど、ハイレゾ対応マークもあるため40,000Hlz出るどうかはわからんけど、いわゆる「ハイレゾ」と言われているものを感じ取れるものになっているんだと思う。
あと、昔購入した「WH-1000XM2」がちょい古めながら相性バッチリと言われてるので、有線無線の両方を使ってる。

その両方を使ってなお、FLAC音源の良さがわからない。

調べてる過程で「WH-1000XM2」はヘッドホン側がLDAC転送なりDSEE HXでのアップスケーリングだったりをやってくれることがわかったので(面倒なので説明は省く)、このヘッドホンだと特に違いがわからないのもあるのかもしれない。

ただ、もしこれを読んでる人が買おうかどうか迷っているなら、即買った方がいい。
たぶんここまで音質に向き合って作ってるオタクは大手だとSONYくらいだし、ある程度ブランドが持つ信頼感もある。
その他のメーカーもあるみたいだが、センサーを伸ばすのが大変というのもあるけど、正直説明が小難しすぎてなんて言ってるかわからない人と話すくらいなら、ある程度バカにもわかりやすく説明してくれる頭いい人と話した方が良い。少なくともバカも商売相手として考えてくれてるから、味のカスタマイズを許さない頑固なラーメン屋より一蘭の方が気軽で好き、というのと同じ感じ。どっちもラーメンとしてはうまいかもしれないけど、味音痴に付き合ってくれる大手のパワーは最大限頼るべきである。

あとは、もしかしたらここまでの機能が盛り込まれたDAP(Digital Audio Player)は今後SONYから出ないかもしれない。
出てもさらに高価になったり、はたまたDAP自体開発・生産しなくなり、プレイヤーは先述のなんて言ってるかわかんないメーカーにお任せするかもしれない。

現に、イヤホンについてはNW-A300に最適なグレードのものがSONY公式では発売されておらず、オーバースペックな超高いイヤホン・ヘッドホンか、スペックが足りない安いイヤホン・ヘッドホンしか出ていないから、今後は技術屋として色んなメーカーのミドルウェア的なものを売っていく商売形態にならないとも限らない。

今のうちに手に入れておくことで、今後なにか音楽ライフを豊かにしてくれるかもしれない。いわば先行投資と考えてます。

そんな散財日記でした。
以上、半蔵でした。
あと小さいね。これが良い。便利。

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