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[レビュー]手品ですか!?これだけの内容をどうやって1巻に収めたのか未だに理解できないし拍手が止まらない|諫山創『進撃の巨人』21巻

諫山創(いさやまはじめ)先生の『進撃の巨人』、1巻1レビューチャレンジ、21巻目です!
20巻では”調査兵団の一人一人の決断”を記事にしました。
(ちなみに20巻の記事はこちら)


21巻では、この戦いを締めくくる”リヴァイの決断”と、エレンの父である”グリシャ・イェーガーの過去”が描かれております!
まぁ〜〜〜〜〜〜〜内容が濃ゆい!!!1記事でまとめられるか心配です!!!
とにもかくにも、21巻のレビュー始めます!


あらすじ

戦いは終局を迎えていた。ほぼ生存者はいなくなった。
そんな中、助かる見込みのある兵士が2人いた。
エルヴィン隊長と、アルミンである。
巨人化して命が助かる注射は1本。選択権はリヴァイに託されていた。
リヴァイとハンジはエルヴィンを選択し、ミカサとエレンがそれを阻止しようとした。
前者は戦略の為、後者は私情の為である。
リヴァイがエルヴィンに注射をしようとした矢先、エルヴィンの腕が動き、注射を”振り払った”。
エルヴィンは朦朧とする意識の中で、夢を見続けていた。かつての生徒として、教師である父親に手を”挙げて”質問していたのだ。
「なぜ、壁の外に人間がいないと分かるのか?」と
リヴァイの脳裏に、エルヴィンとの最後の会話が去来する。エルヴィンに死の宣告を、既に自分はしていたのだと。それが、自分の選択した作戦であったのだと。
蘇生したのは、アルミンであった。
リヴァイは、私情によって、エルヴィン・スミスに死の選択をした。
 


21巻の見どころ

アルミンの蘇生
リヴァイの選択によって、リヴァイは死に、アルミンは蘇生した。同時にそれは、アルミンに重すぎる十字架を背負わせる事も意味していた。

グリシャ・イェーガーの過去
エレン達はいよいよ、地下室にたどり着いた。
そこで見つけたものは、父グリシャ・イェーガーの手記であった。彼が何者で、どこから来たものであるかが書かれていた。
エルヴィンの思っていた通りであった。壁の外にも人間の世界があったのである。
むしろ、壁に囲まれた世界は「パラディ島」という島のごく一部であった。
壁は、人類から切り離された、世界のごく一部でしかなかった。
人類の欺瞞を正す為にグリシャの目指すもの...それは「始祖の巨人」を取り戻すこと。
そしてその「始祖の巨人」とはおそらく、エレンのことである。


まとめ

いや〜〜〜〜〜!!!参りました!参りましたよ!ここに来てこの濃度です。何かの原液を飲んだような気分です。胃が荒れに荒れております。でも無料期間はあと3日!ここで止まるわけにはいかないので先に進みます!(もう買ってしまえばいいじゃないかと自分でも思ってる)


息子がグレて「こんな家、出てってやるよババァ」と言ったあと、「何言ってもいいが大学にだけは行っておけ」と送り出し、旅立つその日に「これ持っていけ」と渡します。