見出し画像

推し(高畑光希ちゃん)の舞台

2022.6.4
やりたいことリストにずっと書いていた「高畑充希ちゃんの舞台をみる」がやっと達成できた日。

ごちそうさんの希子ちゃん役で、充希ちゃんを知って「焼氷の歌」で歌のすごさにびっくりして、ちいねえちゃんの為に一生懸命訴えかける姿を見てはじめてドラマで泣いて、好きになって早10年になるらしい。今回観劇したヘレンケラーは実はまだ地元にいるときに、充希ちゃんがヘレン役として出演していた舞台。そのときも見に行きたかったけど、東京は遠くて諦めてしまった。なので、再演すると知ったときは本当に嬉しかった。そして今回はサリバン先生役。違うキャストとしてまた舞台に立つってなかなかないんじゃないだろうか。(舞台に疎いので実はよくあることなのかも)チケット販売までそわそわ待機して、なんと3列目を取ることが出来た!舞台の日を待ちわびていた。

話は変わるけど、ヘレンケラーは私にとってなんだか特別。小学生の頃、偉人の漫画シリーズが大好きでよく読んでいたとき、ヘレンケラーに出会った。何の障害もなく育った私には、目が見えない・耳が聞こえない・しゃべれないの3重苦という状況が衝撃的だった。できないことが当たり前で暴れん坊になってしまったヘレンに対し、真っ向から向き合い戦うサリバン先生。2人の心の強さ、生きる力、絆に幼心に感銘を覚えて、好きな偉人はと聞かれたときは「ヘレンケラー」と答えていたぐらいだった。

そんな特別好きな人の掛け合わせだった今回の舞台。行かない理由がなかった。

そして当日、母とそわそわしながら、先輩が貸してくれていたオペラグラス(その後あまりに便利で買った)も握りしめて席へ、、

すごくエネルギーがほとばしってくる劇だった。特にヘレンを座らせてナプキンをつけてスプーンで食べさせたいサリバン先生と思うように手づかみで食べたいヘレンの掛け合い、もはや喧嘩は見ものだった。実際このシーンは笑えない場面なのだけど、コミカルでテンポが良くて迫力があって、暗転のときそんな2人の熱演に拍手が起こったのが素敵だった。

そしてやっぱり「WATER」の下り、ほんとによかった。泣きそうだった。やっぱりヘレンには言葉と意味を繋げて理解することはできないのか、今教えていることは無駄なのか、もし分かるとして一体何年かかるのか、、と出口の見えない真っ暗な道で路頭に迷いそうになっているサリバン先生。そこに一筋の光が差し込んで出口を照らしてくれた場面だった。第一歩に過ぎないけれど大きな一歩だった。

ほんとにほんとに素敵な舞台だったし、
念願が叶って嬉しかった
今度は高畑充希ちゃんの歌が聴きたいよ~~~!!!!

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?