Day778 エレミヤ書 33章

エレミヤがまだ監視の庭に閉じ込められていたとき、
再びエレミヤに次のような主のことばがあった。
 「地を造った主、それを形造って堅く立てた主、
  その名が主である方が言われる。

新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 エレミヤ書 33章1-2節

主の言葉が再びエレミヤに臨んだ。このとき彼は、まだ獄舎に拘留されていた。
主はこう言われる。創造者、主、すべてを形づくり、確かにされる方。その御名は主。

日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エレミヤ書 33章1-2節


エレミヤ書 33章では

エルサレムの復興
エレミヤがまだ監視の庭に閉じ込められていたとき、
再びエレミヤに次のような主のことばがあった
 「地を造った主、それを形造って堅く立てた主、
  その名が主である方が言われる
   『わたしを呼べ
    そうすれば、わたしはあなたに答え、
    あなたが知らない理解を
    超えた大いなることを、
    あなたに告げよう』
  まことに、イスラエルの神である主は、
  敵の塁や剣に対抗するために取り壊された、
  この都の家々と、
  ユダの王たちの家々について、こう言われる
   『彼らはカルデア人と
    戦おうとして出て行くが、
    わたしの怒りと憤りによって
    打ち殺された屍をその家々に満たす
    それは、彼らのすべての悪のゆえに、
    わたしがこの都から顔を隠したからだ
    見よ
    わたしはこの都に回復と癒やしを与え、
    彼らを癒やす
    そして彼らに平安と真実を豊かに示す
    わたしはユダとイスラエルを回復させ、
    以前のように彼らを建て直す
    わたしは、
    彼らがわたしに犯したすべての咎から
    彼らをきよめ、彼らがわたしに犯し、
    わたしに背いたすべての咎を赦す
    この都は、地のすべての国々の間で、
    わたしにとって喜びの名となり、
    栄誉となり、栄えとなる
    彼らは、わたしがこの民に与える
    すべての祝福のことを聞き、
    わたしがこの都に与える
    すべての祝福と平安のゆえに恐れ、
    震えることになる』」

主はこう言われる
 「あなたがたが、
  人も家畜もいない廃墟と言うこの場所で、
  人も住民も家畜もいない、
  荒れすたれたユダの町々とエルサレムの通りで、
  楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声、
  主の宮に
  感謝のいけにえを携えて来る人たちの声が、
  再び聞かれるようになる
  彼らは言う
   『万軍の主に感謝せよ
    主はまことにいつくしみ深い
    その恵みはとこしえまで』と
  わたしがこの地を回復させ、
  以前のようにするからだ
  ――主は言われる」
万軍の主はこう言われる
 「人も家畜もいない廃墟であるこの場所と、
  そのすべての町に、
  群れを伏させる羊飼いたちの住まいが再びできる
  山地の町々でも、シェフェラの町々、
  ネゲブの町々、ベニヤミンの地、
  エルサレムの近郊、
  ユダの町々でも、群れが再び、
  数を数える者の手の下を通り過ぎる
  ――主は言われる」
 「見よ、その時代が来る
  ――主のことば――
  そのとき、わたしはイスラエルの家と
  ユダの家に語ったいつくしみの約束を果たす
  その日、その時、わたしはダビデのために
  義の若枝を芽生えさせる
  彼はこの地に公正と義を行う
  その日、
  ユダは救われ、エルサレムは安らかに住み、
  こうしてこの都は
   『主は私たちの義』
  と名づけられる」
まことに主はこう言われる
 「ダビデには、
  イスラエルの家の王座に就く者が
  断たれることはない
  また、レビ人の祭司たちには、
  わたしの前で全焼のささげ物を献げ、
  穀物のささげ物を焼いて煙にし、
  いけにえを献げる者が、
  いつまでも絶えることはない」

エレミヤに次のような主のことばがあった
主はこう言われる
 「もしもあなたがたが、
  昼と結んだわたしの契約と、
  夜と結んだわたしの契約を破ることができ、
  昼と夜が、定まった時に
  来ないようにすることができるのであれば、
  わたしのしもべダビデと結んだ
  わたしの契約も破られ、
  ダビデにはその王座に就く子がいなくなり、
  わたしに仕えるレビ人の祭司たちと結んだ
  わたしの契約も破られる
  天の万象は数えきれず、海の砂は量れない
  そのようにわたしは、
  わたしのしもべダビデの子孫と、
  わたしに仕えるレビ人を増やす」
エレミヤに次のような主のことばがあった
 「あなたはこの民が、
   『主は自分で選んだ2つの部族を退けた』
  と話しているのを知らないのか
  彼らはわたしの民を侮っている
   『自分たちの目には、
    もはや1つの国民ではないのだ』と」
主はこう言われる
 「もしも、わたしが昼と夜と契約を結ばず、
  天と地の諸法則を
  わたしが定めなかったのであれば、
  わたしは、ヤコブの子孫と
  わたしのしもべダビデの子孫を退け、
  その子孫の中から、
  アブラハム、イサク、ヤコブの
  子孫を治める者を選ぶということはない
  しかし、わたしは彼らを回復させ、
  彼らをあわれむ」

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

主は、エレミヤにエルサレムの回復を約束され
ダビデ契約の有効性を語られました

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