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【WS】シャニマス ~構築準備編~

WSアイドルマスター シャイニーカラーズについての雑感。

自分のキープ基準と、回し方に合った構築を求めて。

画像引用:DECK LOG
     Utool for WS 画像出力
     WS公式カードリスト

DECK LOG :デッキコード 48T2G  ※解説は別記事になります。

作成日:2024/5/1

こんにちは、りーふです。
最近は【マクロス△】や【推しの子】を組んで遊んでいました。
基本的に、新しくデッキを組んだら自分の思考を書き起こす意味でも、このように記事にしてきたのですが、どちらも「100人いたら100人ともこうやって組むだろうな~」という手ごたえで、発売後に色々リストを見かけましたが、実際僕自身の構築はそこまで独自性もないものだったため、文章化は見送りました。

過去に書いた物は↓↓↓こんなもの↓↓↓があります。


また、この【シャニマス】の初弾の発売時に、記事を書いていたようです。
僕自身にとってもはるか昔の記憶かつデッキ記録でもないので、ほとんど記憶にありませんでしたが…



さて、実に3年越しの追加パックであり、カードパワーも現代使用にアッパーされているものも多く、早速組んでいったデッキに触れていきます。

いつもの事ですが、まずは軸としていく、他のタイトルには無い強みを探していく所から始まります。痒い所に手が届くカードが多くなったり、クライマックス入れ替え効果がふんだんに追加された反面、1帯でデッキを掘れるCXコンボがあまりなかったり3帯のフィニッシュが圧倒的ではなかったりと、少し考えさせられました。

※なお、上記リストの構築面の話題は次回8チョイス編まで飛ぶことになりますので、本記事は読み飛ばして頂いても支障ありません。
↓↓↓8枝編↓↓↓



Ⅰ.タイトル内の強カード

1)豊富な4枚ルックキャラ達

ことアイマスに関しては、姉妹作の【シンデレラガールズ】でもそうでしたが、CXコンボに頼らないデッキ掘り効果が多彩でした。


青の2枚に関しては、ゲーム内の同じユニット「L'Antica」(アンティーカ)のキャラです。

ユニットイメージが「歯車」という事もあってか、時間に関係するキーワード能力である「アラーム」「シフト」が沢山収録されており、今回も追加されました。
各所で言われていそうな事なのですが、「シフト」の効果でメインフェイズの始めに手札にある上記『アラーム4ルック咲耶』と入れ替えても、「アラーム」効果は使えません。理由は、メインフェイズの始めというのがチェックタイミングが一度しかないため、同時に解決出来るものがあるか確認したら後から発動はしないからです。遊戯王的な表現をするとタイミングを逃しているからです



さらにもう一枚、レベル0でも追加されましたが、こちらは「共鳴」参照です。対応しているカードはこちらになります。

前列向けの効果と後列向けの効果を併せ持っており、よく言うとお得ですが、悪く言うとどちらかに割り切って欲しかったな、という本音。ポケモンで言う所のホウエン種族値かよ、って感じです。
効果自体は「共鳴」を挟んでこそいるものの、一般的な登場時に1枚手札を捨てながら4枚ルックして入れ替えている効果なので、癖もなく使いやすいです。


2)多彩なレベル3早出しヒール

初弾では、「チェンジ」を伴わないレベル3の早出しヒール効果はわずか2種類のみであり、かつ片方はPRカードという事もあり、非常に苦しいカードプールでした。今回は、その反省を活かしてか、結構追加されました。


「市川雛菜 肩幅」で検索してはいけない

各色、というか各ユニットにそれぞれ追加されたような形式であり、好きなユニット単体デッキを組みたい!という層にも配慮したのでしょうか。
これらの中でも、緑かつ放課後クライマックスガールズ担当の『cheer+有栖川夏葉』の補正値はとても高く、しかも相手ターンまで継続するという破格の性能です。

後述しますが、この【シャニマス】において一番破壊力のあるフィニッシュは緑プールかつ『cheer+有栖川夏葉』を参照する効果もあるため、そちらで組むのであれば喜んで採用出来ます。


3)環境への噛み合い


次は、カード効果自体は何も変わっていないのですが、周辺タイトルのフィニッシュ手段が「1点ダメージ×n回」が主流となりつつあるため、脚光を浴びそうなカードです。

「市川雛菜 肩幅」で検索してはいけない。

1個目の効果で参照しているカードを採用しなくても、レベル応援とトップチェック効果をそれぞれ持っており、一気に強化された電源軸で採用される候補になるカードだと思います。


2つ目は、【チェンソーマン】にも同様の効果があった助太刀です。
昨今では【マクロス△】のリフレッシュを阻害したり、自分の悪い山札をリセットしたり、相手のカツカツお願いアタックにマジレスリフレッシュを当てたりと、1枚入れておくだけで使う場面が多岐に渡る助太刀です。



初見時は、いわゆる「スタンバイで出てきたレベル2のメタ」かと思いましたが、よく見たら「同名キャラすべてに付与」しているし、対象は「レベル2以上なら」だったのです。
補正値も+6000としっかりしており、同名カードを並べやすいゲーム性において、非常に優秀なアタックサポート効果に感じました。


4)デッキは選ぶが強力

昔だったら後列3枠を使ってやっていた効果を、1枚に凝縮しています(誇張)
また、プールとして「スタンバイ」が協力になっており、レベル0帯から登場させて、相手のアタックによるレベルアップと同時に効果を1回使った後で、自分ターンでもう1回使う事も平気で、「スタンバイ」デッキにありがちなボードは強固だけど手札が少ないしデッキ掘りも心配、といった悩みを「集中」とは違う角度で補助してくれます。
本当に本当に優秀なカードです。



登場時に控室からレベル1以下のキャラを登場させつつ、別にターン終了時に退却しない、という純粋なボード補強効果を持っていつつ自身はレベル1相殺です。
基本的にはレベル1かつコスト1の後列などを蘇生させたり、レベル1のCXコンボを蘇生させたり、場合によっては「集中」などのレベル0を蘇生したりと多岐に渡るでしょう。一番想定しているのはこのカードとの組み合わせでしょうか。↓↓↓

好きになっちゃうでしょ……あとその服どうなってんの?首輪?


元々はライバルポジションだった「斑鳩ルカ」(いかるがるか)と新人二人「鈴木羽那」(すずきはな)「郁田はるき」(いくたはるき)からなる3人ユニット「CoMETIK」のコンセプトは「黒」だと思っています。
そのため、本来であれば人それぞれカラフルな虹のような色どりとなり、ゲームが終わるまで存在を放つはずのレベル置き場を、文字通り真っ黒にする効果が軸になっています。
「虹」をモチーフにしたシャニマスにとって、その色すべてを混ぜて出来上がる「黒」はいかに。

これらを軸にするのであれば、触れる範囲を補強しつつ、「集中」の効果で色発生に左右されないメリットから、サポートとして採用する事もあると思います。今回、冒頭に紹介したデッキでは、このカードを使いたい、と思ったためこれら周辺セットも採用しています(本当は鈴木羽那を使いたかった)。



Ⅱ.CXコンボ ~レベル1アドバンテージ編~

さて、先述したのですが、この【シャニマス】というタイトル、デッキを掘れるCXコンボ持ちカードが結構少ないです。


cxコンボ持ち一覧


これらの中から、「スタンバイ後にスタンド」「ストックを増やす」「フロントアタックされた時手札に戻る」といった効果を省き、他のカードを手札に加えられる効果を分類すると、以下のようになります。

直接デッキを掘り進めているのはこれくらいでした。
しかも、4枚ルックは初弾のTD、2枚落下も初弾のカードです。


増えてない……っ!!



真ん中の子の谷間に目が行って、清楚系の⇒の子も実はデカいのに気が付かないミスリード。

なお、直接デッキを掘ったりカードを手札に加えてはいないものの、このCXコンボはめっちゃ強いです。こういったスタンバイをスタンドさせる効果にありがちな、2枚目以降の価値が高くなっており、自身が0コストながらしっかり永続で6500パワーを持っている点も評価点です。
スタンバイを軸に使用する場合は筆頭になります。


好きだ。

「共鳴」サイクルのCXコンボ担当カードです。
無難な効果な上に、これまた6500というパワーを持っており、チョイス連動である事、自身にソウルアイコンがある事、共鳴先もまたソウルアイコンを持っている事、先述した4枚ルックと併用出来る事などなど、このカード単体の強さというよりも、このパッケージを採用する際に得られるメリットが多いのが最たる見どころだと思っています(スロット数は悪しからず)。



岡山県出身。特技は「おいしそうに食べる事」。いっぱい食べてね。

クライマックスを2枚引きしない限りはルックよりも質自体は高められる効果です。最大値を求めるとルックよりも物足りなく感じますが、クライマックスを引き込める事や、元から手札にあったクライマックスを処理出来る点は及第点かな、と思います。
ただ、最大の欠点は「絶対に手札を捨てる」事です。ルックは「しない」と言えば何も起きないため、明らかにデッキ内にクライマックスが残っていて大事にしたい場合も何も起きない事を選択出来ますが、このカードは性質上、絶対に手札を捨てます。
嫌ならサイドアタックやチャンプアタックなどが必要です。



Ⅲ.CXコンボ ~その他アドバンテージ編~

レベル1以外のアドバンテージカードも見ていきます。
レベル3に、【ホロライブ】でいう所の『天音かなた』みたいなアドバンテージカードがないので、レベル0&2の紹介です。



実戦レベルだな、と感じたのはますはこちら。

このキャラ『緋田美琴』と、緑プールにいる『七草いちか』のユニットであり、共通キーワードは「マーカー」です。
昨今では【五等分の花嫁】における【三玖軸】にもあるように、基本的に圧縮になってキャンセルをしやすくする「マーカー」軸は強力です。



レベル3も珍しくフィニッシュ性能が高くかなり好感触なのですがしかし、先述したようにレベル1帯のアドバンテージでこのパッケージに噛み合うものはあまりないです。代わりと言ってはなんですが、明らかに「こっちを使って」という公式からのメッセージを感じます。

メインボードがマーカー持ち高パワーで固まるので、自身がパワーを持っているものの、後列待機する事になるかと思います。2枚目を空いた前列に出して、一気に2枚分の効果を使う場面もあるでしょう。マーカーで圧縮している事の利点でもあり避けられない現実として、3枚ルックすればするほど、嘘みたいにクライマックスがめくれていくと思います。




コンセプトは「クラスに1人はいる普通の女の子」に無理があるってずっと言ってる


この子が所属しているユニットは昔から「ショット」を担当しており、破壊力を上げてきています。これが「チョイス」だったらわりと採用を考えたかもしれません。
ただ、手札が増えていないので、【SAO】『アリス』みたいな取り回しとはいかないと思います。

基礎ソウルが2ある事と、自分のターンは相手のキャラを倒しに行ける効果なのを活かしていく事になるでしょうか。



『アリス』と言えば互換がこちら。

なんでか通常版画像が読み込めない


先述した『アンティーカ』所属なので、「シフト」を持っていて、自前で手札に集まりやすい設計になっています。加えて、効果もアタック時とは言え『アリス』の亜種であり、アドバンテージの稼ぎ方としては1帯のカードたちに比べてしっかりしています。

ただしただしただし、自前で右上にソウルアイコンを持っていません。
「シフト」で手札に来やすいからでしょうか。おかげで「チョイス」とも噛み合わせにくくなってしまっています。

おまけに、相手ターンのパワーが低いです。レベル3のキャラ相手だったらさすがに仕方ないと思いますが、「助太刀」込みでも抗えないパワーラインなのでさすがにキツイと思います。
『アリス』効果でアドバンテージを取っているとは言え、登場に既に1コスト払っており、質のいいストックを作って手札も整えたとしても、相手ターンにサクッと処理されてしまえばまた3面他のカードを並べ直しになってしまいますし、ストックの収支で言えば、同様の控室回収効果を持ったレベル1コスト0のキャラでアタックしているのと変わりません
書いてある事よりも、運用していくと弱さが感じられるテキストに感じます。



Ⅳ.CXコンボ ~レベル3フィニッシュ編~


ダメージ効率とは別に、多面した時にどれくらいストックと手札が必要かを添付します。赤が2面する場合、青が3面する場合に、クライマックス以外でどれくらいストック/手札を使用するのかです。



効果自体は普通なのですが、アイコンが「スタンバイ」である強みがあります。先述したレベル1にも優秀なカードがいるため、「8電源」にするのであれば候補かな、と思います。



「共鳴」を要求する代わりに、回復も付いてるしコストも軽いし、アイコンは「チョイス」だし、一番無難なレベル3です。
初弾のカードですが、ぶっちゃけこれが一番まともであり、唯一と言っていい程のレベル3候補だったので、それも健在です。



いわゆる「思い出助太刀」に強く、2面展開が基本かつ現実的になるかと思います。『にちか』にチェンジした際に手札を1枚回収出来る上に、採用クライマックスが「宝」「扉」になりやすいので、手札の方であればアタック中に賄う事も出来ます。
加えて、最大値を取るのであれば『にちか』のバーン効果も使用しますが、特に使用しないのであれば、当然ではありますがこれよりもコストは軽くなります。





専用構築にはなる上にコストも結構かかりますが、フィニッシュ性能は高いです。また、相手キャラのリバース時の効果は相手のチャンプアタックにも反応するので、去る【かぐや様】に近いです。





構成上、こんな感じのボードになります。
これで、スタンド込みで4回アタックなので、事前準備を要求する、という点ではコストが重いですが、実は結構決めやすい上にフィニッシュ性能も高いと思います。
これを叶えるための『夏葉』の場持ちも良さなので、実は実践級です。


また、スタンドの方は単体でも運用可能です。

自前で特殊召喚効果を持っているので、ストックを節約出来る上に、リバース時にストックも補充出来るため、手札コストこそかかってしまうものの、要求ストックは非常に少ないので、「集中」などストックを使用して手札を増やす効果をガンガン使っても多面出来る設計になっています。
このように、最大値の5種類パターンと、低燃費のスタンドパターンの2種類をすんなり用意出来るので、フィニッシュ性能だけでなく、構築段階の融通も効きやすいです。





多面にコストを要求する上に、下準備にもコストが必要なので、結構シビアなレベル3です。

彼女も所属する幼馴染4人組ユニット「ノクチル」の担当は『記憶』なので、思い出に関連する効果が初弾から多かったですし、追加ももちろんされました。


「市川雛菜 肩幅」で検索してはいけない
「市川雛菜 肩幅」で検索してはいけない
「市川雛菜 肩幅」で検索してはいけない
「市川雛菜 肩幅」で検索してはいけない


幸い、と言うべきか、レベル3で要求されているのは「思い出4枚」であって「4種類」ではないため、なんとかはなると思いますが、多面しないとチクチクしただけでフィニッシュとは言い難い効果と、思い出を要求されているためゲームスピードが速い場合にロングシュートを狙いきれない点なども気になってしまいます。



Ⅴ.おわりに


結構正直にカード評価をしていきました。
次回は、実際に構築したデッキを紹介したいと思います。
改めて、画像だけですがリストはこちらになります。

作成日:2024/5/1



ここまで約6500字、ありがとうございました。

それでは、またどこかで。

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