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【WS】カラカラ騒ぐ思考飛ばして~ぼっち・ざ・ろっく!扉宝編~

WSぼっち・ざ・ろっく!についての雑感。

自分のキープ基準と、回し方に合った構築を求めて。

画像引用:DECK LOG
     Utool for WS 画像出力
     WS公式カードリスト

DECK LOG :デッキコード 3WFMM


作成日:2023/10/2


こんにちは、りーふです。
以前、『ぼっち・ざ・ろっく!』のデッキを、レベル3CXコンボ完全依存の8扉型で紹介させて頂きました。こちらの構成やゲームプランについては現在も絶賛試案中なので、これからもっと磨いていく所存です。

↓↓↓ 8扉構築記事  ↓↓↓


さて、↑↑↑の記事内でも触れていたのですが、この『ぼっち・ざ・ろっく!』を使用するにあたって、他のタイトルには無い強みを見つける事について考えていかなければなりません。

というのも、CXコンボ単体で見ていくと、このタイトルは他タイトルの互換に感じる効果が多く、使い慣れた効果を採用するだけでは、より有利点を活かせているとは判断しにくいからです。



Ⅰ.タイトル内の強カード

当然の事ですが、まずはタイトル内で目を引かれる強いカードを探していこうと思います。

1)手札上限を上げる集中

まずは、明らかにこのカードです。永続効果で手札上限を上げつつ、「集中」効果は自身をレストするだけなので、2面並べて手札上限を9枚まで上げる事が最高率という事に異論はありません。
その場合、パワーの補正はいっさい残らないため、何かしらの手段で相手のキャラを倒しに行けるだけのパワーを用意したり、スタンバイで早期登場してきているキャラへの対策を別で用意しなくてはいけません。

ところで、僕自身の構築の癖なのでしょうが、後列に集中を2枚展開する事があまり好きでなく、集中1枚と、パワー補助か永続効果なりスタンバイ反応なり1枚の2面展開が好きです。このカードにおいても、手札上限を上げるという他のタイトルに対して希少な効果でこそありますが、2面展開するメリットを考えてしまいます…


過去のタイトルを参考にすると、大昔にあった【ギルティクラウン】が思い出されました。

僕が強い集中の例を出す時に大体出てくる

このデッキ、ご覧の通り「集中」がパワー補正も持っていて、かつコストは単体レストという超高スペックでした。
そのため、僕の周りでは、クロックフェイズを行わずに集中で手札を増やす戦術が多かったです。実質1ダメージを回避しており、ストックは必要としていたものの、通常のゲーム展開であれば毎ターンのように刻まれているはずのダメージが蓄積されず、いやらしいテンポで進むのが印象的でした。
これを可能としていたのが、レベル3のフィニッシュカードに、そこまでストックを要求していなかった事も一因していたと思います。(ゆうてレベル3強くないでしょ、とは言わない)

そのため、構築段階で採用するレベル3のフィニッシュに、ストックが軽費もしくはスタンバイなどで登場コストの方を踏み倒す事が出来れば、往年の戦術が利用できるという事になります。




2)4ストックから3面展開可能なエース

そんな都合のいいカードが、存在します。
最近で一番採用実績のある類似カードはこちらでしょう。

レベル3開始時点で4ストックだけでも残っていれば、自身でストックを捻出しながら展開できるため、そこまでゲーム中にストックを溜めなくても良く、言い換えれば、ストックを別の用途に回す事が出来、ゲーム中の自由度の高さが非常に魅力的でした。


【ホロライブ】の場合は、相方はこのカードが多いです。

クライマックスの効果で1ストックと、3回のアタックで3ストックなので、頑張らなくてもこれで4ストックが生まれます。
そのため、CXコンボは手札回収を沢山してもいいし、手札が余る時はストックに回して綺麗な圧縮に回しても良いと、強力でした。

このように、レベル3のフィニッシュにコストがかからない事というのは、道中の動きに余裕を生んでくれる、と当然の事ですが、ヒントを得ます。


効果の発動タイミングが「アタックの終わり」なので、遮断系イベントに阻まれる可能性もありますが、今回はその点は考慮せず、ストック運用などゲーム中の動きについて注視します


3)手札上限の恩恵を一番受けるカード

以前の記事では【五等分の花嫁~五月~】のような、とよく表現していましたが、やはりこのカードが一番恩恵を受けられると判断します。
大抵のレベル1CXコンボはカード1枚を使ってカード1枚を得られるように、つまりは手札が減らないように出来ていますが、このカードは手札が増えます。

この場合、複数展開すると効果も強く使えるものの、ターン終了時に手札上限で捨てなければならないので、ここで「集中」の副次効果で手札上限が上がっていれば最大限効果を活用出来ます。

そして、このカードを用いて、手札を最大枚数で所持する、という方向でのデッキ圧縮を図っていきます。もちろんストックを伸ばす事が出来ているのが基本的に超有効な圧縮手段なのですが、手札上限に関与できるタイトルは少ないため、これは冒頭で探していた【ぼっち・ざ・ろっく!】の有利点という事と言って差し支えないです。


ここまでで、後列に置いておきたいカードと、レベル1のアドバンテージ源CXコンボと、フィニッシュを狙えるレベル3CXコンボは確定しました。

しかし、このままではストックを有効に使用しているカードがありません。
せっかく手札を引き上げて、ストックも少なくて大丈夫!と言っているのに、これでは注ぎ先がなくもったいないです。
それに、中盤以降のボードアドバンテージも不安が残るため、コストがかかってもいいから面を取れるカードを見繕います。


4)レベル2帯から出せる高パワー

このカードは以前も紹介したのですが、最も多い使用方法は、間違いなくレベル1タイミングでのレベル置き場における赤発生かつ経験達成の素材です。ですが、今回は通常運用の話題です。

各タイトルによくいる、前列全体強化を内蔵しつつ、自身の効果で早期登場させる事が可能なキャラである点は、結構珍しい方になります。
というのも、こういった前列強化は、電源デッキに採用される事が多く、それらは電源でアタックフェイズに蓋をするように登場させる事が多く、大抵はレベル下降効果は持ち合わせていません。

もちろん、目に見えたアドバンテージはダメージの方なので、早期登場させられるカードにはダメージ回復を内蔵しているカードを優先する事がほとんどですが、もちろんそちらも採用します。

このカードは、中盤のストックの使い道に成り得る上に、課題となりそうな相手の盤面の突破口となってくれるだけのパワーラインを内蔵しています。仮に助太刀などでメタされるのであれば、それは仕方のない事なので受け入れるとして、場に出して相手を圧迫していく事も十分出来そうです。




これで、いったんのレベル0~3までの使いたいカードに目星がつきました。
ただ、とりあえず山札の上から3枚だけを参照するCXコンボや「集中」だけでは、手札の質という面に不安が残ります。特に、4ストックあれば3面展開出来る!という利点もありますが、そのためには3枚集めていく必要があるので、質の担保は重要です。



Ⅱ.手札の質を上げられるカード


やはりこういう効果になってきます。
タイトル内に、便利な「ドキテマ互換」に近いのはこのカードなので採用します。



参照しているのはこのカードです。

レベル0で展開しやすく、昨今重要になりやすいストック相殺を内蔵しているため、すんなり採用されやすい上に複数枚導入しやすいカードで本当に良かったです。


なお、レベル0相殺が重要というのは、主にこちらの影響です。

このカードを対策するだけでなく、レベル0段階の相手のカードを崩す事も出来るため、同時採用に苦労せずに使用していけそうです。
なお、控室に3枚参照してレベル3を回収する場面よりも、どちらかといえば宝アイコンをキャラに変換する役割の方が多そうな印象です。
いずれにせよ、狙ったキャラを回収出来る効果は重宝するので、これらセットはすんなり採用です。



他は、結構お決まりセットになりつつあります。
デッキの構造上、アタックフェイズ中も宝アイコンなり扉アイコンなりで手札が増えるもののクライマックスを処理する必要性が高い場面が訪れる可能性は高いため、構築段階でストックと手札のどちらも変換出来る効果はあって損しません。


以下のカードも、検討はしましたが見送ったカードです。

確実に手札1枚が欲しいキャラに代わるのは魅力的ですが、山札を掘って掘って控室から回収する場面が基本プランになりそうですし、先述した通りストックを払うカードも欲しかったのでいったん見送りです。

アタック時にも効果を使用できるのは魅力的でしたが、基本的にメインフェイズ運用では先述した妹ちゃん『後藤ふたり』の方が自由度が高かったので見送りです。



Ⅲ.パワーを補助出来るカード


キャラのバンド的な役割に寄っているのでしょうが、ベース担当の山田リョウには、アタック時に味方のパワーを補助する効果が何種類かあります。



今回は、レベル0場面で場持ちも良く、運用しやすい「移動効果」内蔵のレベル0を採用します。
見送りましたが、レベル1のリョウも結構いい査定だと思っていまして、控室にいっても回収はこのデッキにおいてはしやすいし、手札に帰ってくるなら万々歳なので、採用パターンも考慮したいものです。





後列が「集中」2枚で埋まる事も想定されるため、前列に置いておけるパワー補助はこちらも有力です。デッキの構成上、後列に置きなおす「応援」は強みを欠けさせてしまうため、前列でも効果を発揮しつつ、「経験」条件はレベル1CXコンボの条件時点で達成出来ると見込んでの採用です。


これらを持って、最終的に4ストックを残しつつ、手札上限を上げているメリットを活かせるような展開がしやすい構成が完成しました。




Ⅳ.痒い所に手を届かせるなら

レベル1時点で経験未達成はマジでありえない位動きが弱くなるので。
もっと対戦回数が増えて、それが目立ってきたら採用しようと思っています。



スタンバイデッキに逆立ちしても勝てなかったら採用します。



【OVERLOAD】に焼かれたら1枚だけ忍ばせます。



先述した【ホロライブ~かなた~】構成だと、「助太刀」や「応援」などでパワーで超えるのは非常に困難になりがちなので、特殊相殺も視野です。
レベル0もストック相殺、1でもストック相殺、なんだこれは。



Ⅴ.おわりに

色々書きましたが、それでもこのデッキは
普通に勝てるし普通に負ける
位な印象です。もっと精進します。


今回のように、クロックフェイズスキップ戦法など、試行錯誤している真っ最中であるため、また気付いたら枚数も採用カードも変わっている可能性は高いですし、何よりそもそもCXコンボが変わっている可能性がめちゃくちゃ高いです。


レベル3が宝アイコンかつ自身の効果でめちゃくちゃ山札を掘れるので、3種類目のCXコンボも採用出来ないかな?とも考え、無理なく入りそうなのはこれだったのですが…
確かにいい感じの効果ではあるのですが、強制的なトリガーチェック2回効果で、早めにレベル3の山田リョウを噛んでしまったり宝アイコンを噛んで把握不可能になったら再回収キツくね?と思い見送りました。
カードアドバンテージは、【SAO~アリス~】の二の舞にならないように徐々に調整している痕跡が見て取れます。


せっかく好きなタイトルなので、勝てるリストに仕上げていきたいので、これが皆さんの参考になれば幸いです。

ここまで約4800字、ありがとうございました。

それでは、またどこかで。



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