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運命の木 クサギの青色色素Trichotomine(トリコトミン)

私とクサギとの出逢いは山の中です。
赤い萼に美しい碧い丸い実を初めて見た時、宝石を見つけたように驚きました。

これ、食べられるのかなぁ?
何の実だろう?と、調べたのがきっかけで、クサギを知りました。

この時期になると、香りの良い白い花が咲いた後、星形の赤い萼の上に青くていびつな丸い実をつけます。

この実からは、トリコトミンという美しい青い色の色素が取れます。

この実の青色色素は、名古屋大学の佐々木教祐氏らの研究により構造が解明され、クサギの学名Clerodendrum trichotomumの種小名である「trichotomum 」から「Trichotomine(トリコトミン)」と命名されました。

Trichotomine  トリコトミン
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/クサギ

クサギの学名などについてはこちらで↓

いつもお世話になっている高城商店の菊芋博士の佳子さんから、クサギの実が取りごろだよと連絡をもらい、早速、採取に行きました。

子どものように夢中になって採取する2人を暖かく笑いながら見守り、手伝ってくれたひろえちゃん、ありがとう。


採取しているところに声をかけてきた、散歩中の高城商店のご近所さんが、橋のところはもっと成ってるよと、教えてくれたので、お陰さまで大収穫でした。

クサギの青色色素、トリコトミンは、染料として古くから使われていますが、食用色素としても利用されています。

noteでもこんなステキな利用をしている方を見つけました。

私も、食用色素として利用してみたかったので、早速、真似してリキュール作ってみようと思います。

季節の変化と美を見て楽しみ
食して楽しむ

自然の恵みに
感謝♾合掌


参照元
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/クサギ

http://kenkobunka.com/kenbun/kb9/sasaki9.pdf

https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-26650092/26650092seika.pdf

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