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ヤマフジを食べよう!ヤマフジの花の下処理と天ぷらそば

山桜から春の息吹きのバトンを渡されたようにヤマフジか満開です。
ヤマフジを採取しました。

前回ヤマフジについて書いたので、ぜひこちらもご覧ください。

山のヤマフジは、惚れ惚れするくらい美しい〜

花々の美しい色は、太陽の光エネルギーそのもの。

山の恵みをランチでいただく事にしました。
花はシャキシャキで甘くておいしい。

早速、天ぷらにしました。

衣をたくさんつけたのと、小麦粉をまぶした素揚げに近いものと、2種類揚げました。

上は衣たっぷりで、砂糖は入れてないのに、甘い!おやつ感覚。

真ん中は、水洗いして、小麦粉を振っただけの素揚げに近いもの。ヤマフジの色を楽しみたくて衣を付けず揚げました。こちらの方がヤマフジの甘い味がよくわかります。
ただ、こげやすいと、熱で色が変色しやすいので少し低温で揚げるのが良いとおもいます。

雪ノ下も揚げて茶そばと合わせて天ぷらそばにしました。

花は痛みやすいので、採取したら、なるべく早めに使ってください。

という事でヤマフジを食べよう!
ヤマフジの花の食べ方と下処理をご紹介したいと思います。

〈ヤマフジの花の下処理〉

(揚げる)

天ぷら、フリッター、ドーナツなど
ザルに入れてボウルにはった水に入れて軽くゆすり洗いしてから衣をつけて揚げる

(生で食べる)

サラダやマチェドニア、シロップ、ジャム、ゼリー、琥珀糖など、生でいただく場合は、ボウルに沸騰したお湯と水を1:1の割合で入れて、ゆすり洗いしたものを入れて、さっとかき混ぜ、ボウルから上げ、冷水で冷やす。

これでシャキッとして、少し鮮度アップします。採れたてをすぐ調理できない時、これだけはやっておくと次の日くらいまで大丈夫。

(茹でる)

酢の物、お浸しなどの場合は、ゆすり洗いした後、鍋にお湯を沸かし、酢小さじ1もしくは塩小さじ1を入れて、沸騰したら花を入れて、さっと箸を一回、回すくらいの簡単な湯通しで、冷水に取り、しめる。

塩と酢で少し色が変わります。

写真だと分かりにくいですが、左の塩の方が青みがかっていて、右の酢の方が藤色に近いです。

さらに酢が加わると、もう、写真でもはっきりわかるくらい色が変わります。

左は白だしとてんさい糖、右は白だしとてんさい糖に千鳥酢を入れたもの。

シャキシャキ感は、あまり変わらないので、お浸しや甘酢漬けや酢味噌でなどでどうぞ。

ぜひ、目にやさしい、舌においしい春の味覚、ヤマフジを楽しんでみてくださいね。

私は天ぷらに生花添えて、先日、作った桜塩を添えてヤマフジは天ぷらそばで春を堪能しましたよ。

自然の恵みに 
感謝♾合掌

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