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暗闇修行・甲斐善光寺御開帳

わけもわからず、でもいってみる♪


長野の旅行の帰り道に家族の希望により、
寄っていくことになりました。

善光寺ってほかにもあったんですね~
くらいの知識しかなかったのですが、
せっかく御開帳ときたのですから
興味深々でお邪魔することにしました。

私は仏像が大好きです。
きっといっぱい見られるのかなあと期待して・・・


普段に比べ混んでいるのかどうかわからないけれど、

結構人はいました。


まず、中に上がる前に外の正面のお賽銭箱のところで
拝むことにしました。

どうやって拝んでいますか?

神社もお寺も、誰かの神聖なテリトリー、
そこを大切に思っている人々の存在も
その背後にありますね。


大切なお家にお邪魔するようなものですので
そのような心構えを持って伺います。

誰かのお家にお呼ばれしたら、なにか
手土産を持っていくでしょう?


そんなプレゼントのようなものが
感謝の言葉だったり、お経の一部(ご真言)や
祝詞なのです。

いつもお世話になっているとか、
助けていただいたと実感するときには
お酒などの目に見える品物も奉納したり
するんです。

そんな訳で、今回もあちら様が喜ぶような
簡単な「ご真言」を唱えようと思ったのですが
「はて?」となりました。

宗派によってお経が違うだろうし、どうしようと一瞬思ったところ、
「南無阿弥陀仏」
と上から(見えない方が)教えてくれましたので
そう繰り返しておきました。

阿弥陀様がご本尊なのかしら・・・と
思ったのですが(知らなすぎでごめんなさい)
そう唱えておきました。

いよいよ入場


ご開帳はチケット購入、入場とすんないいきました。

チケットを買った後、本堂に入るとまずは
天井に描かれた真っ赤な鳴き龍を拝むことができます。



写真撮影は禁止ですので、HPよりお借りしますね。

すごい熟年のパワーあふれる龍さんですね。
道を切りひらくサポートが得意のようです。


本堂ではひとまず座って
ありがたいお話を聴くという順序だったようで、
その途中に入場したようです。

すると、

/
「南無阿弥陀仏」と唱えます
\

と、そんなお話のくだりのところでした。

まだ、
なぜ南無阿弥陀仏なのかわかっていませんでしたけど、
「とにかく失礼にならなくてよかった~」と
思ったのでした。


初めて行くところの前情報はわざと調べません。
何を感じるかなぁと、
まっさらになることができるからです。

感じるには頭を空っぽにするんですよ。


真っ暗闇へ突入

本堂の裏側へ進んでいくと、
大切に保管され続けてきた、貴重な仏像を拝見することができました。

ある程度進むと、ご本尊のしたへ降りる階段のところへきました。

その下も普通にありがたく通っていくんだろうと思って
列に並んだのですが、注意書きに
『スマホのライトも禁止です』と書かれていました。

自分が降りる番になってようやくわかりました。
階段から下が真っ暗なのです。

「真っ暗の中にいる修行です」
誘導係の人がそう言っていました。

私は 真っ暗+地下+狭い空間がとても苦手です。
過去世で生き埋めにされた記憶があるからです。

真っ暗な階段なんて誰でも嫌だから
修行になるんでしょうけどね(;'∀')

一瞬小パニックになって、
暗闇なのに?暗闇だから?一生懸命見ようとして
目を見開いちゃったりして、

手を空中でバタバタして
ようやく前にいた家族のことを
必死につかみまして、なんとか進めました。


本当に真っ暗なので
何段降りますとか、もう階段は終わりですとか
言ってくれている人が中にもいたんですけど
姿は見えない・・・

終わってみたらほんとに短い距離だったのですが、
中のある錠前に触るというのがミッションだったようです。
それは家族の協力により触ることができました。

でもよく話をきいていなかったので
どんなご利益かはわかりません。

あとで調べたら
「回廊の中ほどにあるご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れば、極楽浄土が約束される」というのを発見!

なーるほど!

高野山の奥の院へつづくお墓にしても
昔の人は救われたがりですね。って言ったら
感じ悪いかしら・・・

今は自分で自分を救える時代ですが
サポートは喜んで受け取ります‼


後から調べた甲斐善光寺について

HPにはこんな風に書かれていました。

ご本尊は阿弥陀様でした。

開基武田信玄公が川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(一五五八)御本尊善光寺如来像等を奉遷したことに始まります。

帰りがけに覗いたお土産センター

誘導先の駐車場はお土産屋さんの建物
中にあったこれの下に
黒の水晶
写真

おおきくてゴージャスなシャンデリアのしたは

何本かの柱で円の様(ストーンヘンジ状態)に囲まれていて、その中心に立ってみたら
ビリビリすごい振動~~~

そのもとがこの↑のおおきな水晶玉だったのです。

これはすごいぞ❣

お値段もさすがすごいです。

どなたが連れて帰るのでしょうかねー。



甲斐善光寺のホームページはこちら⇩


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