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23.12.24新NISA向けクレカ還元はメリット小 積立上限額引き上げ(5⇨10万円/月)の法改正待ち

新NISA向けクレジットカードのメリット小

 新NISA向け積立投資にあたりクレジットカードを活用する事で得られるポイント還元は魅力的です。
 そこで重要になる点はクレジットカードのポイント還元率が年会費を上回るかです。
 ただし一番の制約はクレジットカードの積立投資の上限額(5万円/月=60万円/年)です。
 12/23日経新聞朝刊の「マネーのまなび」を基に現行のクレジットカードのポイント還元率&年会費を独自解釈した結果が表題図です。
 結論として年会費を上回るポイント還元率を得られるクレジットカードは少ないです。
 改善点は新NISA積立投資枠120万円に合わせた法改正⇨積立上限額の引き上げ(5→10万円/月=120万円/年)です。
 現時点ではクレジットカードの積立上限額の引き上げを待ち、法改正後にポイント還元率と年会費を再確認する事になるかと思います。

金融事業への新規参入会社に期待

 鉄道会社がネット銀行と提携し金融事業に参入しています。定期券により獲得した莫大な顧客情報を強みに資産運用向けサービスを提供します。背景にテレワークの普及に伴う鉄道事業の売上減があります。非鉄道事業の強化は喫緊の経営課題です。
 ネット銀行の代表格である住信SBI銀行&楽天銀行の取組とともに法改正のタイミングをウォッチしていきます。

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