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24.4.7原油が株価下落リスクの先行指標 中国の景気改善は日本株に追い風

原油価格 中東紛争の行方に直結

 原油高が懸念されています。
中東紛争の激化リスクがOPECプラスの減産&中国の景気改善の兆しと相まって原油価格を押し上げています。今後のイスラエルの地上戦の決断可否が節目とされ、米国の停戦の要請を受け入れるか地政学リスクの岐路にあります。
 原油高はインフレ要因につき利下げ後退とともに各国の景気減速も警戒されます。

月足 原油先物
チャート上抜けにつき強い上昇トレンド⤴️

中国の景況感に変化 回復の兆し

 不動産リスクが警戒されていますが、一方で食料品等の個人消費の持ち直し、EV車の低価格戦略の優位性など明るいニュースが確認されます。たとえば日本の食品企業は中国向け売上を伸ばしています。香港ハンセン指数も底入れ上昇しており景気回復を反映しています。

月足 香港ハンセン指数
3ヶ月連続で上昇⤴️

 今後の株価は原油高❎vs中国景気⭕️を念頭にインフレ進捗を確認しつつ、相場環境の変化をウォッチしていきます。

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