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24.1.13日本株の上昇トレンドの持続性 日米決算&中国株下落がカタリスト

海外投資家の反転 買い越しへ

 24年1月の海外投資家は買い越し、去年末の売り越しから反転しました。米利下げ期待を先行して織り込んだ米国株に割高感があるため相対的に割安な日本株は魅力的になっています。
 なお利下げと隣り合わせの米企業の悪化が懸念されますが、直近の経済指標は堅調です。

香港ハンセン指数の下落 日本株買いへ

 香港ハンセン指数は海外投資家の動向を反映します。不動産リスクが払拭できず日本株へ投資先を変更する動きがあるようです。
 直近の経済指標は底入れ感があるものの実態を反映しているか不透明であるためチャイナリスクに警戒です。

日本企業の業績期待大

 半導体企業の在庫調整の解消の見通しが立ち底入れからの改善が期待されています。米国のAI&半導体銘柄が軒並み上昇した事で外需企業の期待が膨らんでいます。
 さらに内需(外食&百貨店&消費財)などの企業決算も良好でありインバウンド効果が本格化すれば上方修正も期待できます。
 3月春闘で賃上げの継続が確認されれば節約志向の解消とともに個人消費を下支えし、売上増を継続させます。

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