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面白い大阪の政治その22:ドブ板政治

かつての選挙活動では、候補者や運動員が有権者に会うために民家を一軒一軒(場合によっては後援者の民家でミニ集会も行う)回った。 その際、各家の前に張り巡らされた側溝(ドブ)を塞ぐ板を渡り、家人に会って支持を訴えたことが「ドブ板選挙」の由来であり、軒並み、しらみつぶし型の選挙を「ドブ板選挙」と呼ぶようになった。

ドブ板選挙-Wikipedia

汗水垂らして地域の住民の声を聞いて実現していく、本来の政治のカタチ。
どの地域の政治家も基本はそうしていた。

大阪の既存政党(自民党、公明党、日本共産党はど)以外はね。
大阪でドブ板踏んで政治やっているのは今は維新のみである。
日本維新の会の現代表である馬場伸幸氏は相当ドブ板を踏む猛者であるため、同じ小選挙区(大阪17区)の自民党・岡下昌平の大したこともしないで上から目線な言動の愚か振りが鮮明になっていた。
大阪自民がやってるとしても選挙中の上辺だけであり、地元の選挙区にいる時に常にやらなければ意味が無い。

なによりドブ板したって負ける時は負けてしまう。
それは維新もそうだけど、自民も甘利明や左藤章は2021年の総選挙で終盤ドブ板していたけど落選してる。

空中戦+ドブ板+草の根のハイブリッド

維新は「空中戦」しかしてないイメージを反維新のマスゴミはイメージつけている。
しかし維新は上記の「ドブ板」の他にも維新の党員や地方議員による「草の根」も徹底している。
常に「ドブ板」でできる範囲の訪問したり、「草の根」で架電していき支持を広げることを行っている。
ノルマがあるが、そんなに厳しい罰則はないため党関係者は「ブラック政党ですわ…」と本気で嘆いといるのか、大阪だから許されるジョークとして言っているのかわからないくらいだ。
だが、維新は国会議員と地方議員、ひいては住民の関係性は既存政党とは違い「フラット」「国会議員が自ら下にして地方議員を大切にしている」感じだ。
だから維新の地方議員は国会議員を「弟分」と見て「俺たちであいつを国政に送り出そう」と全力で動く。そのため国政の維新議員は地方議員に感謝している。

その真逆行くのは自民や立民などの既存政党なのは言うまでもない。明らかに国会議、しかも小選挙区、比例の順でその下に地方議員がいる。これじゃいい動きができないわ。

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