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ジュリア・チャンという女

いよいよ鉄拳8発売ですが、今回も初期メンバーの中に私の魂のメインキャラ、ジュリア・チャンはおりません。
なので、近いうちの参戦を祈るこの機会に、ちょっとジュリアというキャラクターとの付き合いを振り返ってみたいと思います。

・鉄拳1、2はミシェールから

鉄拳自体は1からプレイしているのですが、当時の鉄拳自体の印象はイロモノゲームで、キャラ選びの理由も「ニーナの目が怖かったので、一番デザインが大人しかったミシェールにした。」とかいうだいぶ浅い理由でして。
ゲーセンで対戦するようになった鉄拳2でもとりあえずミシェールと、あとレイをちょっとくらいの感じで遊んでました。中ボスを使えるようになってからは、リーとか(初代)州光とかの方がよく使ってた記憶があるなぁ。

・鉄拳3から始まった

そして大ヒットした鉄拳3ですが、この時も序盤はメインキャラ難民。
しゃーなしに鉄拳2の時にほんのちょっとだけ触ったレイでプレイを始めたのですが、タイムリリースでキャラが増えていく事がわかり、ようやくジュリアと初めての出会いとなります。
最初はまぁ、ミシェール 使ってたしその流れで〜くらいに思ってたのが正直なところでした。
某ニーナのお姉様に、「難波にプラボエイビスっていうゲーセンがあるよ」と教えてもらったのが始まりで色んなプレイヤーと対戦する楽しさを知ってからは、本格的に鉄拳にハマっていき、声優鶴ひろみさんの声がずっと深く印象に残ってる最初期のジュリアでしたが、これからめちゃくちゃ長い付き合いになろうとは思いもしませんでした。

烈震党とかの辺の話は前にも書いてたのでそっちはそっちとして。
https://note.com/happy_dietes332/n/n41d913f3e902

俺は一個の気に入った技をどう当てていくかっていうのを毎回考えるようにしてるんですが、それの最初も鉄拳3の烈震踏からでした。3D格ゲーなのに、どうにかめくりで当たる距離やタイミングを試行錯誤していたのは良い思い出です。対戦より検証に時間割いちゃう癖もこのせいかも。

師匠に「ハイキックは強すぎる技だから(今の基礎が何も出来てない段階ではそれに頼りすぎちゃうので)使うな」とか言われたのも良い思い出です。まぁ()内はそういう意味なんだろうなという俺のただの想像なんだけどね。
まぁ、おかげで未だにハイキック撃つの下手なんですけど。

・鉄拳タッグをスルーしていた話。

んで名作と言われた鉄拳タッグトーナメントが発売されるわけですが…
この頃はソウルキャリバー(無印)も並行してやっておりまして、鉄拳の方に時間を割けなかったなぁという感じ。
一応、ジュリスペとかチェックはしたくらい。
何より、ジュリア以外使えねぇ、という最大の問題が(未だに)立ちはだかっていて、2キャラ目がまったく決まらないっていう状態だったのでした。
(ミシェールもなんか合わなかった。)

・鉄拳4のキャラクターデザイン

鉄拳4の頃は子供も小さくてあまりゲーセンにも行けず、プレイ時間をだいぶ削っていたのだけど、そもそもここでもジュリアが初期からおらず、細々とクリスティを使っていました。
色々酷評される事も多い作品ですが、全体的なキャラデザインは一番好きして。本作でもタイムリリース参戦になった新しいジュリアのビジュアルを見て、「俺のジュリアきた!」と、やはり魂のメインキャラだと、心に刻んだのでした。
余談ですが、ジュリア界隈最長老格の某氏は1Pの眼鏡スタイルを見て「俺のジュリア来た!!!」と叫んだらしいですが、俺は2P派でした。
次のタイムリリース予定キャラをランダムのルーレットで選択出来る使用だったので眼鏡を目印に目押し頑張った思い出が一番大きい気がするw
基本的に、キャラ萌え的な観点からジュリアを見たことはなかったんですが、知勇兼備な設定どおりのデザインだったなと、全部好きだけど、4のデザインは今でも一番好きです。

・鉄拳5とDRで覚えた事

 鉄拳5の頃は、ジュリアのキャラ性能に合わせて、どうにかこうにか8Fの連拳カウンターを取って半分減らして壁で何とか残りを減らす。という戦法しか取れず、結果的にクソ暴れで場を荒らす事しか出来なかったように思う。当時のジュリアは弱キャラの評価だったと思うけど、キャラ性能気にせず色々楽しめてた気もするので、そこは良かったのかな。

実のところ、ちゃんとフレームに向き合うようになったのもこの頃だったので、様々な意味で感慨深いタイトルだったように思う。ちゃんと最初からジュリア居たし。

ただまぁ、クソ暴れを基調に、当たるからって(相手を見ながら)大纒崩捶ぶっ放すスタイルを今の今まで引きずってるのは正解だったのかと問われるとちょっとしんどいかも。
開幕疾歩転身大纒崩捶を100%しゃがむ相手に撃たない理由はないとは今も思ってるけどな。

というか、「しゃがめ!って言いながら大纒パナすのが箒星の必殺技だと宣伝しといた」とかいうブログ記事を見かけたんだけど、どういう事だってばよM君。

鉄拳5DRになって撞掌が実装されて、ようやく下段で相手を崩す事を覚えました。

撞掌ゾーンの話は割愛。箒星ゾーンなど無い。

俺のジュリアはアバンギャルドでファンタジスタチックとか言われたんですが、要はただの荒らしスタイルって事なのだよなぁ…

・鉄拳6とBRが一番苦しかったのとTTT2

そして鉄拳6なんですが、シリーズ通して一番動けなかった印象が強かった。ましてや6のジュリアはキャラとしては強いのに、誰にも勝てる気がしなくて、自分が格ゲー下手だってのを再認識した感じでした。
BRの頃には家庭環境の変化もあって、途中からフェードアウトするように鉄拳から離れ、引越し先のゲーセンも潰れて、完全にゲーセン自体からも離れてしまったり。

TTT2にいたっては本当にたまたま待ち合わせで立ち寄った梅田ナムコでジェイシーを1クレだけ。もはや完全に格ゲーマーとしては引退してた状態です。

・鉄拳7でちゃんとやり直し始めた話

そんなわけで鉄拳7にいたっては稼働してる事すら知らずに過ごしていたんですが、本当にたまたま偶然youtubeを開いたら、「最近参戦したジュリアの技紹介動画」だとか、そこから知人のランクマ配信とかに辿りついたりして、なんか一気に時間が動き出した感じ。
プレステやらアケコンやらsteamやら、環境整えながら時間取り戻そうとして、最終的に鉄拳7は自分の中で一番の鉄拳になった気がする。
ジュリアの性能面でもキャラが強いってのももちろんあるけど、自分のしたいプレイを割と何でも出来る最高のジュリアだったなぁっていう感じ。(あとは俺自身が下手なだけや)
大纒崩捶は絶招。

・俺にとって格闘ゲームとはジュリア・チャンだったんですよ。

そういえば、プロデューサーの原田さんが何かのインタビューで「ジュリアはプレイヤーからのフィードバックが少ない」って答えていた記事を読んだんだけど、俺にとってはその時その時のジュリアがいつでも一番良かったので、特に言うことはなかったんだけど、ジュリア最高っす!って声をもっとあげるべきだったかとそこだけちょっと後悔ですね。

今もまぁ、相変わらず下手ではあるんだけど、配信などで色々教えてもらえるような状況で、界隈ではもうジジィ側の俺でもちょっとずつ上手くなれてるのを実感出来るのは凄く楽しくて。
何より、格闘ゲームの戦術フレームなど細かい部分は全部ジュリアを動かしながら覚えたので、俺にとって格闘ゲームとはジュリア・チャンだったんですよ。

今はスト6で格闘ゲームを1からやり直してる感じなので、鉄拳8が出たら今度は鉄拳を1からやり直すように楽しんで、そのうち来るであろうジュリア参戦を待ちたいと思います。

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