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河村隆一の凄さ

こんにちは。
今回は河村隆一さんの凄さについて書きます。

まず、かつて西川貴教さんのライバルでした。

ビジュアル系バンドが盛り上がっていた時期に《西のLuis-Mary》
《東のLUNASEA》という双璧を成していた2人のボーカル。

LUNASEA時代はRYUICHI名義でギラギラしていました。

ホラー映画みたい…


1997年にソロ活動を開始し、男性ソロアーティストCD売上で最多記録を叩き出します。

その枚数は実に320万!

いまだにこの記録は破られていませんし、CDが消えつつある現代において今後も破られることはないでしょう。

そして西川貴教さん同様、声量お化けです

声量お化けの証明は《ノーマイクノースピーカーコンサート》で分かります。


ノーマイクでライブをするなんて、河村隆一さんだけではないでしょうか?

凄すぎます。

そして間奏に放つこのハイ&ロングトーンボイス。
通称《ぽおおおお唱法》
と言われています。

やはり僕は初期の《glass》の間に入る「ぽおおおお」が好きです。収録ではなく、LIVEの方が伸ばしてくれるのが気持ちいい。

そして地味に好きなのがアレンジなんですよ。

楽器もそうなんですが、河村隆一さんも歌い方を変えています。

ほい。《Gravity》終盤の歌い方に耳を傾けてみて!


 アレンジが違います。

2012verでは「らーららーーラヴゅ〜↑」「ほーほほー!」

って感じ。

2021verは高音で歌っています。
「ああああああん!あああああああ!」みたいな。LUNASEAの活動では珍しいタイプのアレンジだと思います。


《love is…》も分かりやすいですね。

歌い出しからアレンジ全開!
このアレンジも《love is…》ではなかなか聴かないアレンジです。

そんな河村隆一さん。
 西城秀樹さんから影響を受けたそうで、JPOPの感性を持っています。

幼少期に西城さんの歌声を聴いて、西城さんのロックな部分ではなく、静かな部分。つまりバラードに惚れたらしいです。

似ていますね…。
絶唱系と言うのでしょうか。そう称されています。

1973年9月にた6枚目のシングルとしてリリースされた「ちぎれた愛」は、曲中「僕の気持ちを信じて、君をはなすもんか、好きだ、好きだよ、好きなんだよー!」とインパクト絶大な台詞が挿入された最初の作品で、喉の奥底からハスキーな歌声をしぼり出すように歌い上げ、初めてオリコン1位を獲得[6]。180cmを超える長身から発する歌声は圧倒的で、その歌唱法は「絶唱型」[9]、のちに「絶叫型」といわれた[72]。長身をくねらせ、長い髪を振り乱して、全身全霊を込めた喉が張り裂ける様な歌唱法は、激しいアクションとともに、それまでのアイドルに見られなかったもので[72]、次作品の「愛の十字架」、1974年の「傷だらけのローラ」、1975年の「至上の愛」へと受け継がれて徐々にエスカレートしていき、女性ファンを熱狂させた[27][73]。「傷だらけのローラ」では、新人賞も紅白も出場できなかった前年の悔しさが募り、「早く自分のスタイルを確立したい」と焦り、アメリカで流行っていたシャウト唱法を加えたい」と意見した。

出典/wikipedia

そんな河村隆一さん、令和になってから体の不調が目立つようになります。

19年には肺癌、21年には声帯に静脈瘤じょうみゃくりゅうが出来てしまっていました。


手術前と手術後です。


かなり苦しそうでした。

そして30周年の記念すべき日鹿鳴館ライブ

声出てませんね…。
音程も安定していません。
これは万事休すか。と思いきや……

テレビ出演です。

ふくよかにはなられましたが、安定し始めました!

カメラワークもセットもいい手が込んでいて味がありますね。

そしてその後のライブ映像です。

さらに安定し、声量も出ています。
歌い方は変わっていますが、僕はこっちのハスキーな方が好きです(*´ω`*)

ドローンを使っています。

技術にも置いていかれていない。さすがLUNASEA、まだまだ現役です。


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