見出し画像

もっと媚びるべきだった

内面を評価して欲しかった。

だから外見は磨かなかった。

中学時代からメガネでオタクで根暗で早口で低知能だった俺は、今思うと影でバカにされていたと思う。それも後になって気づくのだからやっぱり頭が悪くて救いようがない。

そして無駄に純粋だった。
真面目にやっていれば内面を評価されると思っていた。

されない

しかしそれも後から気づく事になる。

しかし承認欲は人並み、いやそれ以上にあった。
認められたいけど、手段が思い浮かばなかったのだ。

 《真面目にやる》ぐらいしか忖度コマンドがなかった。

今は
《真面目にやる》
《聞く》
《会話のキャッチボール》
《身なりをしっかりする》《空気を読みモブに徹する》
《意見をしっかり伝える》《頼る》

ということができるようになった。しかしこれらは周りの人間が中学時代にやっていた。俺は常に十年単位で精神が遅れている。

今でも覚えている。ショックだったから。
高校時代の後半、職業体験に行った事がある。
そこで
「お前、アニメとか好きだろ」
と言われたのだ。
ハッキリ覚えている。ショックだったから。

自分にとっての真面目は、他人にとっての「キモい」にしかならなかったようだ。
客観的に自分を見れていなかった。能力不足だ。

もし今、学生時代に戻れたら《ゆっくり喋る》
《外ヅラを良くする》
《内面など誰も理解しないし、興味も無い》
《コンタクトレンズをつける》
《歯科矯正をする》
《笑顔で接する》
《自己開示する》

敵に回さなくていい人を沢山敵にした。

バイトしょうがない。いくら外ヅラを良くしても能力面でボロが出る。知的障害なんだもん。

それでも客観視ができていたら、また違った結果なのではなかったかと思う。
専門学校でも外ヅラが悪かった。何もかも失敗だ。

人生やりなおしたい。

いや、知能が低いままなら外ヅラが良くてもダメか。

生まれ変わりたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?