YouTuberは無敵の人
YouTuberの炎上が目立つ。
今に始まったことではないが。
《スクランブル交差点にベッドを置く》
《白い粉を警察官の前に落とす》
《仮面ライダーの変身ベルトをバス内で意図的に鳴らす》
《街にいる女性に対してカップ数を聞く》
《ファミレスでメニューを大量に頼むが結局残す》
倫理的にはもちろん、中には犯罪行為をしている人も割といる。
《炎上系》《迷惑系》《過激系》といったYouTuberとして名称がある。
しっかり炎上して、謝罪動画なども出している。
しかし謝罪動画の次は、何事もなかったように平常運転に戻っている。
僕は死刑囚を思い出した。
失うものがなく、社会に対して牙を剥く、いわゆる《無敵の人》。YouTubeにおいて倫理観などは重視されない。数字と知名度の方が大事なのだ。
誇張でも何でもなく、実刑判決なしなら彼らにとっては《お咎めなし》と同じなのだ。反省しなくていい。
禁錮刑で刑務所に居るなどして、身体的な自由が拘束されていない限り、彼らを止める術はない。
YouTuberは社会的な繋がれざる者なのだ。
へずまりゅうを見てみれば分かるだろう。悪名は無名に勝るのだ。
スーパーで商品を無断で開封し、コロナに罹患して意図的に濃厚接触した。
前科持ちだぞ!?!?
それでも彼は迷惑スタイルを貫いた。その結果が、青汁王子やコレコレなどとの繋がりだ。普通に勝ち組じゃないか?
バイトテロで人生は詰まない。
まともな人生を歩めなくなるだけだ。
YouTuberをやるなら、社会的に死ぬ覚悟をしろ。
逆にその覚悟ができれば、金も人気も知名度も手に入る。
やはり社会的に認められる事はないが、ペットみたいな感覚で見られる。
しかし大抵の人間はそこまで図太くないため、この理屈が分かっていても実行できない。願望は奥底にあるにしても。
事実へずまりゅうは金銭的にも待遇的にも恋愛的にも優遇されている。周りにいるのはマトモな人間ではないが。
それでも居場所にはなるし、反省して引きこもるよりマシだ。
昔《モックン》というバイトテロの先駆けYouTuberがいた。数字は伸びていた。
内容は…
「飲食店で隣の人の飯つまみ食いしてみたらどうなるのか!?」
「スーパーで精算前に商品を食べてみた!」
普通に犯罪だった。
でも今もやり続けていれば、もっと出世できていたと思う。
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