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だからマックは新商品を出す

考えれば考えるほど、飽きっぽさは自然なものだと思うようになった。


マクドナルドのダブル肉厚バーガーを初めて食べた時「この世にこんな美味い食べ物があるのか!」と感動した。本当に今まで食べた食べ物の中でイチバン美味しかったんだ。
だけど2回目に食べた時、初回ほどの感動は無かった。
食べれば食べるほど、感動は薄れていった。
味覚が慣れていったんだろう。

実はこれ、理論として確立されているらしい。


要は、サービスのレベルが変わっていなくとも、客の満足度は下がっていくという心理法則。
だからマックは客離れが起きないよう、頻繁に新商品を出す。

スパビーが提供を終了したが、客から飽きられたんだろう。

クリエイターも

ものづくりをする人間も飽きっぽさが必要だと思う。
一見作り手は忍耐強さや、ひとつのことを極める姿勢が必要に思えるが、絵を描いているとして、ずっとはだしのゲンのような絵柄だと、時代のニーズに対応できない。
飽きっぽいゆえ変化することで、消費側と同じ感覚になり、客のツボを押えることができると予想。

だから飽きっぽさは悪いことじゃない。
進化のために必要な、人間として当然の心理だ。

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