成功は成り行き
周りの人が、なんらかのかたちで自分の人生に関わってくれて、影響を与えてくれて、いまの自分の道があるわけで。
いまの自分の道は、周りの人みんなとの合作なわけで。
そんな周りからの影響をきちんと受け止める。そんなキャリアが、自然なんじゃないかなあと思ったりします。
私個人のことを振り返れば、いまの自分があるのは、
そもそも相談を受ける仕事への興味を与えてくれた元上司の影響があったからで。
もちろん私が全てをコントロールしてそんな場面を作ったわけではなく、たまたまその会社に入ったらその上司と出会ったというのが大きいです。
いまの自分というものは、自覚してようとしてまいと、いろんな偶然の重なりやら周りの影響やらで、できあがってるんですよね。
「好きでやっていて、気づいたらこうなっていた」
ということをよく聞く。もちろん目指して掴み取るということもあるだろうが。
「スカウトされたから芸能界デビューした」
「好きでゲームしていただけなのに、気付いたらプロゲーマーになっていた」
成功の理由を聞くと、こういうような答えが返ってくることが非常に多い。成り行きだ。
成功者は目指してなれるものではないと思う。めちゃくちゃ運が重なった結果そうなれただけであり、結果があるからそれまでの経歴が肯定されているが、「再現性が無い」これも成功者からよく聞く。
結果論であって、本人もそうなるとは思っていなかったということだ。
成功者は、なろうとした人ではなく、選ばれた人なのだろう。
なのでロールモデルといったような理想があると、結構ストレスだと思う。再現性が無いことで、憧れの人と同じような通りになんていかないから。成功者は突然変異だ。宝くじみたいなもの。普通に生きていて、宝くじは当たらない。そもそも大抵の人は買おうとも思わない。
なりゆきひろゆきで、結果を求めず今にフォーカスしましょー。
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