魔女の女と言われる理由その2 忘れられない、最後の女

私は付き合った男の人と切れることはあまりない。
恋愛モードで付き合っている期間が終わってもお別れにはならない。
年月を経てもメールもするし、機会があれば会うこともある。
どちらからも別れましょうとも言わない。
次にそれぞれに好い人ができてもだ。
友人?みたいな関係になるようだ。
総じて言われるのは、私ほどの女性はいないと。
忘れられないからまたメールを寄越すんだと。

君ほど僕を想ってくれた人はあとにも先にもいない。
君ほど僕の気持ちをわかってくれる人はいない。
君ほど会話の引き出しを持っている人はいない。
君ほど色々な経験をしている人を知らない。  
君ほど僕に時間を合わせてくれる人はいない。
遅刻してもドタキャンしても怒らないのが不思議だけどそこに甘えさせてもらいつつもなんとしても少しでも時間作って会いに行っていたよ。

これらは私と離れてから言われる言葉の一部。

断っておくと、大抵の男性はモテる人たちばかり。
女性に困るなんてことはない人たちばかり。
地位もお金もあるし、ルックスもなかなかの魅力的な人たちばかり。

自分でも不思議。
そんな人たちがどうして私のことが忘れられなくなるのだろうと。

前回に少し書いたけど、私は相手を思いやる気持ちをもって付き合っている自負はある。

美味しいものを食べたり楽しい時間を過ごすのにタダはない。
それを請け負ってくれるのは男性。
ならば私にできるお返しは相手が心地よく感じられる会話や空間作りだと思っている。

お金も地位もある人たちは総じて忙しく時間はない。
ドタキャンや遅刻は当たり前。
それを咎めたことは一度もない。
でも遅刻してでも、たとえわずか少しの時間しか会えなくても来てくれる。
私は純粋にそれが嬉しくて愛おしい。腹立たしくは思えない。

そういうところがどうやら相手の心を鷲掴みにしているように思う。

そして言われるのだ。
君は忘れられない、最後の女だよと。

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