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楽しかったとすぐには言わない時間について

何かイベントに参加したり、どこか初めての場所に行ったり、初めてのイベントに参加したりすると、noteのネタにでもなるかなぁと思うのだけど、案外、すぐのすぐにはネタにならないものである。

「すっごく楽しみにしていた」というイベントだと、忘れないうちに書いておきたいことがわいてくることもある。
でも、「なんとなく興味があって」参加したイベントは、「参加した時の気持ち」の発見にちょっと時間が必要になるのだと、最近気がついた。

というのも、先週とあるイベントに参加したのだけど、そのイベントが楽しかったのか否か、すぐにはわからなかった。今も、まだわからない。
「行ってよかった」という気持ちはあれど、Xなどで「いやぁ楽しかったー!」とすぐには書けなかった。「楽しかった」と書いている人をみて、あの時間の気持ちをもう把握できたのか! と驚いてしまった。

大勢の人との「久しぶり〜」に戸惑っているうちに時間はすぎ、思っていたよりも話ができなかった。そんな時間は、「楽しかった」と一言で言うにはちょっと複雑すぎたのである。「楽しかった」で、濁すのもよくない気がして。

でも、「楽しかった!」と、終わってすぐ口にするイベントもある。
そのイベントとの違いってなんだろうと考えてみた。

楽しい! ってすぐに言っているときは、すごく能動的に参加している場合なのではないか、と推測する。イベントに対する期待が自分の高まっていたり、イベントのことをいろいろと想像していたりする場合は、終わると同時に「楽しかった!」と言っている。
あとは、参加者とじっくりと話ができた場合かなぁ。

ただ、「あのイベントはなんだったんだろうなぁ」と考えてしまうことさえも楽しんではいるので、行かなきゃよかったとは思っていない。
なんでだろうなぁと考える自分を見ると、イベント中に感情を抑えてしまいがちなところはずっと変わらないんだよなぁと思う。そんな自分の性質をもったいなく、もどかしく思うところもあるので、なんかこう、気持ちを解放してあげられるといいのだけど。
人目を気にしないようになるというか。ただ、自分の思うままにというか。

そんな自分にこの先変化が訪れるのかは、ちょっと観察していようと思う。

ありがとうございます。ロックンロールと生クリームとマンガと物語に使いながら、自分の中のことばを探っていきまます。