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FP1級面接対策【実技試験】面接試験合格に向けた対策集【体験談】

どうも FP 1級 実技試験に2回連続で落ちて3回目でやっと合格したものです。

私は3回もこの試験を受けているからこそいろんな角度からこの実技試験を考察してきました。

結論お伝えするとこの試験は合格率がかなり高いことから「いかに合格するか」を考えるよりも「いかに落ちないか」を考える方が近道です。

と言ってもなかなか伝わりづらいと思いますので実体験を含めた対策をこちらでお伝えしておきます。

手っ取り早くFP 1級 実技試験の体験談を習得し一発合格したい方はこちらを参照ください。

\毎年こちらから一発合格者がたくさん出ています/


FP1級面接対策とは【不合格者が語る】

ここからはFP1級実技試験に一発合格するためのFP1級面接対策を紹介していきます。

実際に私が落ちた実体験も含めて解説していきます

「不動産」と「相続・事業承継」はもれなく対策

FP1級の学科試験では、6分野からの出題があったと思います

ライフプランニングと資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継

学科試験ではこちらの6分野が均等に広く浅く出題されてきたかと思います。

一方で、実技試験(面接試験)は「不動産」と「相続・事業承継」からの出題が多いことがはっきりとわかっています

なぜなら不動産と相続は大きなお金が動きやすいからです。

つまり大きなお金が動くということは、いろんな問題が生じやすいから面接で問題が作りやすいんです。

大きなお金というのは数千万円レベルではなく億単位です。

例えばこんな感じで日々の実務では億単位のお金を扱うことが増えてくるでしょう。

  • 中小企業のオーナーで株価が高すぎる(相続困難)

  • 数億円の相続をしたが配分に困っている

  • 億単位の資産を保有しており、相続対策に悩んでいる

  • 含み益のある土地や建物を保有している

  • 親から受け継いだ広大な土地の有効活用に悩んでいる

実技試験ではこうした億単位の話や、富裕層の悩みにどう応えるかが問われています。

そのため「相続・事業承継」と「不動産」からの出題が圧倒的に多くなるのです。

実際に数百枚の問題や 数千枚の問題ですと FP にお金を払って 頼らず事故解決できることも多いですからね。

FP の価値というものが このお金の大きさに比例するということです。

FP 1級 実技試験の面接対策をする上ではまんべんなく 6分野を対策するのではなく、是非この2つの分野を集中して勉強を掘り進めてください。

特に近年の時代の流れからして、下記の2点がよく出ます。

・中小企業オーナーの事業承継や相続対策
・不動産の有効活用や相続対策について

逆に、学科試験で私もかなり勉強に苦しんだ「公的年金」の問題はまず出題されません。

そして細かい計算式や暗記項目を面接で喋るということもないです。

学科試験に必要だった細かい知識、いわば実務では必要な知識は一旦忘れていただき、今後は実務レベルでよく問われるような必要なところを重点的に意識をしながら勉強していてください。

言い換えると少しググって一瞬で出てくるような表なんかは頭で暗記するより学科試験のための勉強です、その辺は忘れて OK です。

こうした傾向を把握したうえで、出題される可能性が高い分野を徹底的に学習するのが合格への近道です。

こういった実際に参考書などには書いていないような豆知識的な F P 休日に試験のことをたくさん まとめているのがこちらのサービスです

是非一発合格したい方はご利用ください


「FPの職業倫理」は絶対に丸暗記

これは既にご存知な方ばかりだと思いますが、これをシラフでいつでも一瞬で言えるまでに極めてください。

ライフプランニングと資金計画におけるこの「FPの職業倫理」は、PartⅠの面接の最後に必ず以下の形で聞かれます

  • FPの職業倫理について、どのようなものがありますか?

  • また、今回の設例であなたが特に注意すべきと考える倫理項目について、その理由とともに答えてください

PartⅠのFP1級実技試験面接におけるサービス問題です。

ここの点数を落としているようでは私のように不合格です(私はここでは失点してませんが)

対策として「FPの6つの職業倫理」を暗記し、絶対にスラスラ答えられるようにしておいてください。

特に最も注意すべきは?という質問には決め打ちで結構です。

私は「インフォームド・コンセント」を言うと面接前から決めていました。

理由は、「顧客最優先で、しっかりご理解をいただいたうえで提案を実行してもらうことが重要と考えるからです」というように脳死で答えるようにしてました。

どの倫理項目を選択しても正解・不正解はないので自分で言いやすいものを選んでおきましょう

また、繰り返しになりますが、この質問は面接の最後にされます。ここに至るまでの質問にうまく答えられていないと、少し不安になっている時間帯かもしれません。

そんな時でも、終わりよければすべてよし。

自信を持ってハキハキと答えることが合格につながります。

きんざいの問題集にて対策

FP1級実技試験は受検者数が少ないため、市販のテキスト・問題集は限定されています。

中でも、全受検者が購入していると思われるのが、きんざいの問題集です。

過去1年分(試験3回分)の実技試験の設問と解説が掲載されています。

ただし、過去1年分の過去問対策だけでは不十分です。

できれば3年分つまり、冊は購入して読み込むことをおすすめします。

これくらい読み込めば、実技試験の合格ラインには十分到達できるはずですが、それでも5人にひとり落ちるのがこの試験。

私はここまでして2回FP1級実技試験に落ちてますから。

絶対に一発合格したい方は、よほど自分の知識・経験に自信がある方を除き、こちらの教材を補助的に使用されることをおすすめします


士業の独占業務を整理しておく

FP1級実技試験では以下のような質問が飛んできます

  • 本事案に関与する専門家にはどのような方々がいますか?

これは、かなりの高確率で質問されます。

FPには独占業務はなく、顧客のニーズに応えるために士業との連携が不可欠です。

そのためには、職業専門家の業務内容理解は必須です。

以下の表で整理しておきましたので、参考にしてみてください。

税理士
個別具体的な税務相談

弁護士
法律関係全般 
借地権に関わる法律関係の相談とか

司法書士
登記関係全般
所有権移転登記・所有権保存登記・共有物の分割の登記とか

不動産鑑定士
不動産の鑑定評価、賃料の評価、借地権の評価 

土地家屋調査士
地積の更生・変更の登記、表示登記・分割登記・地目変更の登記

宅地建物取引士
土地や建物の売買、仲介

法改正をおさえるべし

実技試験では、直近の法改正に関係する質問をされることがあります。

こればかりは過去問では対応できないため、別途対策をする必要があります。

しかし、自力で法改正を調べるのはとても大変なためこちらはその年にググってください。
 
たいていまとめられているものがあります(信憑性には注意)

筆者FP1級実技試験の体験談

皆気になる、私自身の体験談をお話しておきます。

ちなみに私は下記でした
(合格ラインは120点)
1回目のFP1級実技試験119点
2回目のFP1級実技試験118点
3回目のFP1級実技試験150点

私含めたくさんのFP1級実技試験不合格者を見てきましたがほとんどの不合格者は115~119点です

これはFP1級実技試験の謎なところ。
110点以下については見たことすらありません。
 それくらい面接試験というブラックボックスなのがFP1級実技試験

だからこそ、不合格者の体験談に勝ちがあると思ってます

勉強方法と勉強時間

こちらもよく聞かれる FP 休日 試験の勉強時間についてです

私は3回FP1級実技試験を受けましたが、「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集」を中心に、独学で勉強してきました

問題集は3周しました(結果的に3回受けてるので 9周以上しています)
 
そんな人の勉強方法は当てにならないので詳しくはお伝えしませんが とにかく 繰り返してください
ちなみに私の知り合いではこちらのサービスを一周+教科書を一周しただけで合格してます

勉強を開始したのは、実技試験の約3か月前からです。

2回 3回と受けるごとに 対策時間は短くなってきましたが だいたい2ー3ヶ月で合格できる試験だと言われています

なお、面接試験なので、模擬面接をしていくことは必須です たとえあなたが 営業職でも私のように喋りに自信があっても落ちますよ

実技試験の当日の服装

服装はもちろんスーツです。

他の受検者の方々も漏れなくスーツ姿でした。

面接官は堅めな人から 砕けた人 女性も若い人からおばさんまで様々なケースが多いです。

悪目立ちする必要は全くないので、よほどの理由がなければスーツ着用をオススメします。

なお、面接官は多種多様にとんだ2人なのですが、質問をするのはほとんど片方の面接官で、もう1人の面接官は採点係で顔や身振り手振りで表現しかしてきませン(惑わしかかり)

ときよりいじわるな質問がキマスガ、どうしようもなかった質問には「持ち帰って検討します」と回答しました。

どうしても分からない時や、怪しいときは「分かりません」ではなく、「持ち帰って検討します」と答えるようにしましょう。

また、FP1級実技試験は会話の量が評価に与える影響は少ないです

面接では持てる知識を全て披露したくなりますが、最初に全て話してしまうとその後の質問への回答がネタ切れになってしまいます。

そのため話しすぎないことにも注意してください  

そもそも実技試験は、相手の状況や課題に応じた対応策を示すことが大事です。

面接官も受検者の知識だけでなく、相談者とのコミュニケーション能力も評価しているはずです。

分かり易い回答を簡潔に伝える。

そして面接官の追加質問を受けて、またそれに答えていく。

これを繰り返すことで会話のキャッチボールが成り立ちコミュ力に○がつきます


そして、喋らない方の面接官に圧迫面接官が多いです

実技試験を終えて

3回とも実は自身がありました

それでも面接試験であるがためのブラックボックス化

そのため落ちる受験者に該当してしまえばほんとに落ちます
「事前に知りたかったた」ことを集めておりますので、反面教師的な意味で使ってもらえたらあと一点で堕ちることは無くなるでしょう

FP試験に確実に合格する7つの極意

1. 計画的な学習が肝心

FP試験の範囲は広範囲に及びます。

無計画な勉強では合格は難しくなります。

まずは受験予定日から逆算し、学習開始日を決めましょう。 

次に、科目ごとに試験範囲を把握し、それぞれの学習ウェイトを決めていきます。

重要度の高い分野には十分な時間を割り当てる一方で、得意分野は手を抜かずに済ませるなど、メリハリのある学習計画を立てましょう。

日々の勉強時間も大切です。家事や仕事と両立するなら1日2時間程度、フルタイムで取り組めるなら1日6時間以上と、自分のライフスタイルに合わせて設定しましょう。

無理のない範囲で休憩時間も決め、疲労がたまらないよう気をつけます。 


計画的な学習を続けられるかどうかは、最後の追い込みにも影響します。

いきなり短期集中するよりも、着実にこなすことが大切です。

2. 確実な知識の定着を図る

FP試験で出題される問題は、単に知識を問うだけでなく、その応用力も求められます。したがって、暗記だけでは不十分です。

過去問を解きながら知識の定着を図り、実践力を身につける必要があります。

間違えた問題については、なぜ間違ったのかを分析し、同じミスを繰り返さないよう気をつけましょう。

苦手な問題類型がある場合は、その分野に特に力を入れて学習し、徹底的に克服することが重要です。

知らない用語や概念が出てきたら、すぐに調べ理解を深めるなど、勉強を進める上で生じた疑問点は放置せずに解決に努めましょう。

このように地道に努力を重ねることで、本番で実力を発揮できる確かな知識と実践力が身につきます。

3. タイムマネジメント力を磨く

FP試験は制限時間内に出題される全ての問題を解かなければなりません。

早い者勝ちというわけではありませんが、確実に解ける問題はスピーディに済ませ、時間的な余裕を確保しておく必要があります。


そのためには、平素からタイムマネジメント力を磨いておく必要があります。

模擬試験などで実際の試験に近い環境を作り、それに慣れることが大切です。

制限時間内にすべての問題に取り組み、自分のペースを知っておきましょう。

もし時間が足りないようであれば、対策を立てる必要があります。解きにくい設問はさしあたり飛ばして得点を確保するなどの方法があります。

制限時間内に確実に解ける問題数を把握し、それに実力を合わせていくことがポイントです。

4. 過去問を活用する

過去問集は格好の教材です。問題の出題形式や文章表現、設問のポイントなどを把握できるだけでなく、自分の実力と弱点の発見にも役立ちます。

これらを分析し、得意・不得意の分野を洗い出すとよいでしょう。

そして弱点については集中的に学習に取り組み、克服を目指しましょう。

ただし、過去問に頼りすぎるのは問題があります。

過去問から外れた形式の問題がでた場合、対応できなくなる可能性があります。

基礎知識と応用力を確実に身につけることが大前提です。過去問は、実践的な練習の教材としての位置づけにとどめ、基本事項の理解を軽視することのないよう気をつけましょう。

5. 健康管理に気をつける

FP試験合格に向けて本気で取り組むと、健康を損ねがちになります。

ストレスが過剰にたまり、集中力が続かなくなるなどの弊害が出る可能性があります。

そうならないためにも、心身の健康管理は欠かせません。

まずは生活リズムを大切にしましょう。

睡眠時間を確保し、規則正しい食生活を心がけ、栄養を適切に取ることが基本となります。

学習と並行して、適度な運動を取り入れることも重要です。   

屋内でもできるストレッチ体操などで、こまめに体を動かすよう心がけましょう。

試験会場への行き方や周辺の医療機関の場所なども、事前に確認しておくと安心です。

体調を崩した時の対処法も検討しておきましょう。

心身ともに万全なコンディションで試験に臨むことが、合格への近道となります。

6. メンタル面での準備も万全に

FP試験には高いハードルがあり、受験生同士で励まし合うなどの精神的なサポートが必要不可欠です。  

勉強会を開くなどして、お互いに情報交換をしたり、モチベーションを高め合ったりするのがよいでしょう。

たとえ一時的に行き詰まったり、落ち込んだりしても、資格取得の意義を改めて認識することが大切です。

夢を実現するための一歩であり、それを胸に刻んでおけば、前に進む原動力が湧いてくるはずです。

ストレス発散の方法も事前に見つけておきましょう。

散歩に出かけるなど、気分転換の機会を設けることで、心を切り替えられるでしょう。メンタル面での準備を万全にしておけば、本番に強くなれるはずです。

7. 当日は落ち着いて臨む

長い勉強の日々が実を結ぶ試験当日。家族や友人に声をかけ、精神的な支えを得るのもよいでしょう。

会場までの行き方は事前に確認し、遅刻のリスクを防ぎましょう。

当日は心身ともにリラックスした状態で臨めるよう、十分な睡眠を取ることが何よりも重要です。

試験中は落ち着いて対処しましょう。一問一問丁寧に取り組み、焦らずに自分のペースで解答に臨みます。

難しい問題が出てきても、くよくよせずに次の問題に進むことが大切です。

自分を信じ、これまでの努力を思い返せば、必ず力が湧いてくるはずです。

合否にかかわらず、受験そのものが大きな経験となり、次のステップへとつながります。FP試験に向けて全力を尽くした者にこそ、合格の榮冠が待っているのではないでしょうか。


これから実技試験を受検する皆様へ

FP1級実技試験は、見た目の合格率以上に難易度の高い試験であり、対策なしで合格できるほど甘い試験ではありません。

一方で、対策さえすれば必ず合格できる試験でもあります。

そもそも実技試験の受検者は、あんなに難しい学科試験を突破しているわけですからね。

ここまできたら絶対に合格しましょう!

このページがこれから実技試験を受験する方に少しでも参考になれば幸いです。

もしこちらのサービスがつまらないものであってもあなたが失うのはたった数千円です。

しかし もし 次に受けられる FP 1級実技試験に一発で必ず合格できて時間や受験料を無駄にしないのであればどうでしょうか?

私自身も面接には絶対的な自信があったにもかかわらず2回連続でこの試験に落ちています。

もちろん学科試験は一発合格の9割近くの点数を取っています。

にもかかわらずです。

同じ過ちを繰り返さないために是非一発の投資はおすすめです。


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