私は騙されませんよ。
三角関係でハッピーエンドなんてありえません絶対に誰かが傷つき不幸になり恨み妬み嫉みに囚われ堕ちていきそして最後に残るものそれは………死。

え？違うの？

タイトルで言っちゃってるのでネタバレじゃないと思うんですが、それぞれがちゃんと自分の幸せを掴むハッピーエンドです。後味が完全に名水百選。安心してお召し上がりください。

新人天才作家、チャ・ジョンウが大物作家の不正を告発し、文学界から追放されてしまうシーンから始まります。
裏切られ、傷つき、行き場をなくしたジョンウは先輩で同じく作家のジョンヒョンに助けを求めます。

内容どうでもよくなるほど可愛いな。
演じているのはKPOPアイドルで日本でもデビューしているカラムくん。この時30歳らしいです。3歳くらいかと思った。
若く才能に満ちているのに、その芽を摘まれ抜け殻のように隠れながら生きるジョンウが不憫で可愛い。間違えた、不憫でかわいそう。

そんな彼をなにがなんでも守りたがる男、ジョンヒョンの鬼執着も見所。

ジョンウがまた傷つけられないよう過保護になるジョンヒョン。
ジョンウのためを思っているのはわかるが、正直なにがしたいのかようわからんかった。ジョンウを世間から隠し続け、才能を殺してしまっているようでした。
ベストセラー作家で地位も手に入れているジョンヒョンですが、いつも表情は険しく全然幸せそうに見えません。でもなんか偉そうだしポイ捨てするし勝手すぎてずっとムカついてたんですけど、終盤で明かされる彼の秘密を知ると可哀想になってきて俺が守ってやりたくなった。あとこれは完全に私見なのですが、居住まいがファッション雑誌。

籠に閉じ込めジョンウを守ろうとするジョンヒョンとは対照的に、逃げずに外に出て一緒に前に進もうとするのがテヨンです。ジョンウの作品に出合い作家の夢を諦め、いつかジョンウと仕事をしたいと出版社を立ち上げただけあってもう頭ん中ジョンウのことでいっぱいで見ていて微笑ましい。
未来への不安と過去のトラウマに囚われたジョンウを、明るく力強く引っ張ってくれるテヨン。少しずつ前を向こうとするジョンウの姿が嬉しかった。

ハ・ジョンウの情報ください。

このドラマの何が一番よかったかって、テヨン役の彼なんです。完全に好きな顔。お名前がハ・ジョンウくんっていうらしいんですけどね。へへ。笑顔がかわいくてね、もちろんドラマ観終わって深夜3時に調べました。

誰かな？

いや知ってるけど違う。そっちじゃない。そっちのハ・ジョンウじゃないねん。私は「フェンスの外はハッピーエンド」のハ・ジョンウのことが知りたいのであってド名作映画「神と共に」のハ・ジョンウじゃないねん。「神と共に」最高なので見てくださいね。え？情報一切出ないんですけどもしかして彼はハ・ジョンウじゃないの？ちゃんと存在してる？幻？
ハ・ジョンウの情報ください。

全体的に設定の甘さや脚本の粗さがちょっと気になりますが、終わりよければすべてよしの爽やかラストが待っているので大丈夫。韓国BL、三角関係BLはなんぼあってもいいですからね。
あと韓国BLあるあるなんですけど、キスシーンで口くっつくまでがアホほどゆっくりになりがちですがこのドラマもなかなかで年明けるかと思った。

お時間のある方、ぜひチェックしてみてください♬