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今日は、お昼に大変なプレゼントがあった。スカイパーフェクトTV、日テレGタスで、今年の首位攻防戦の第一戦。

今日は、お昼に大変なプレゼントがあった。
スカイパーフェクトTV、日テレGタスで、今年の首位攻防戦の第一戦。
巨人VS阪神がオープン戦、開幕戦の中継があったのである。
阪神は、ほぼベストメンバー。
巨人は今年、活躍が期待されている若手中心。
先発は、戸郷と伊藤将司。
戸郷は無難に無失点、1回でお役御免。

問題は1回裏の巨人の攻撃である。
1番は松原。出場機会を失ってからの松原の打撃は、点でしか捉えられない打撃だった。
彼も松井に熱心に質問していた一人である。
この回に登場した期待の若手選手全員が、キャンプを臨時コーチとして訪問していた松井秀喜に、熱心に、打撃について、質問していた。
全員が、松井の打撃理論、彼の打撃の神髄を会得しだしていた。

皆、懐が深くなり=懐に余裕ができて、球を引き付けて=呼び込んで打つ形ができていた。
見事な連打が続き、1回で7:0。

今年のセリーグの優勝候補1番手は巨人である。
理由はいくつもあるが。後は、阿部が、原の悪しき所を受け継いで、秋広を悪しく使わなければ、優勝は間違いがない。
去年、阪神が優勝したのは、ルーキーの森下を、岡田監督が、ほぼ1年間、3番打者として使い続けた手腕と眼力にあると、私は見ていた。
「森下は、いいところで打つんだよなぁ」森下の打率が2割3分台であるにも関わらず…そんな事は問題外として、彼の勝負強さに信を置き続けてきたのである。

一方、(自分が選手よりも目立ちたい、という愚かさをいつから持ち出したのかは知らないが)原は、
開幕以来、3割をキープしていただけではなく、森下以上に、「ここぞ、というところで打っていた」秋広の打率が3割を切った途端に、5番、6番と打順を下げだした。
私は、原は、なんという愚かな監督か、と決定的に慨嘆して、以降の巨人戦は、ながら見しかしなかった。

つまり、私のプロ野球に対する興味は、巨人以外の他球団、何よりも、毎朝の大谷観戦一本やりとなった。

もし、今年、巨人が優勝を逸する事があるとすれば、阿部が、秋広を、原の様な愚劣な起用、或いは扱いしか出来なかった時だけだろう。
或いは、今年、丸が本来の打撃に戻っていても、中心打者として使わなかった時、そのようなケースの場合だけだろう。
それでも、優勝するかもしれない。
何しろ、巨人は、良い外人をスカウトしたからである。
オドーア、紛れもないメジャーリーガーのスイングである。
彼に対する阿部のアドバイスが的を射ている。「三振かホームランで良い」

一昨年、メジャーで本物の中心打者だったスモークが、期待通りの打撃術を見せていたにも関わらず、
確か、交流戦で、3塁からホームインする際の走塁がひど過ぎた、などと、馬鹿な事をOB等が批判した。
翌日、彼は先発を外された。

現役バリバリのスコットが、何故、日本に来たか?
彼は鈍足だったからである。
巨人は、そんな事は百も承知のはずだったろうに。
もし彼が、俊足だったなら、日本には来ていない。
彼は1塁守備もメジャーリーガーだった。
彼は程なく、表面上の理由を取り繕って退団、帰国してしまった。

あれが原監督の采配である。

阿部の言が、シーズンを通して続いているなら、巨人は優勝する。
つまり、打率2割2分~3分台の森下を三番打者として使い続けた、岡田と同様の采配を、
阿部が以上の3選手に対して出来るなら、巨人の優勝確率は100%である。

一方、オフに、大谷等も利用して鍛えている米国のスポーツジムに、鍛錬と勉強に行った、阪神の佐藤輝明は、
キャンプでの打撃練習時から、今年は長打力爆発、の予感を抱かせていた。

彼は、本日、私の予感が100%当たっていた事を実証する超特大ホームランを放った。
沖縄セルラー球場で、この時期に放たれた史上最大のホームランだろう。
結構な逆風も関係なしの強烈な一撃だった。
彼が大好きな、仙台に住む祖父母にとって、今年は、最も嬉しいシーズンになるはずだ。


2024/2/13 in Kyoto

 

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