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GEは東電に炉心構造も材質も教えなかった。お前たちは無知でいい。俺たちが面倒見てやるとまるで宗主国気取りだった。

GEは東電に炉心構造も材質も教えなかった。お前たちは無知でいい。俺たちが面倒見てやるとまるで宗主国気取りだった。
2018年02月19日

以下は前章の続きである。
文中強調は私。

GEは東電に炉心構造も材質も教えなかった。
お前たちは無知でいい。
俺たちが面倒見てやるとまるで宗主国気取りだった。 
で、いざ炉の運転を始めたら配管にひびが見つかるわ、燃料被覆管が腐食しているわ、まともに臨界にも達しなかった。 
日本側が被覆管の材質を変えるなど手を尽くして発電にこぎつけたが、改めて炉の構造を見ると万一のときに炉心の圧力を抜くベントがついていない。 
それを指摘すると「GE製にそんな想定はない。お前らは心配しなくていい」と言い放った。 
3.11の折に期待が込められたあのベントは、実を言うと東電側が独自に取り付けたものだった。 
しかしGEはそんな欠陥原子炉を使えるようにした日本に感謝もしなかった。 
おまけに東電福島があの津波を食ったとき、現場にいたGEの駐在スタッフはすぐさま逃げ出し、GE本社の命令で米国に飛んで帰ってしまった。 
GE本社はもともと無責任だった。
この稿続く。

 

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