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主催者と応援者は全く違う~自分が主催することで見えた景色~

先日、人生で初めての有料ワークショップを主催しました。
「お気に入りの曲を持ち寄って自己理解を深めるカフェ」
という参加者が自分の忘れられない曲を持ち寄って、その曲を題材に自己理解を深めていくというワークショップです。
参加してくれた方からにはとても良かったという声をいただき、やってよかったなと素直に思えたイベントになりました。

このワークショップをしたことで1番学びになったこと、
それは

主催者と参加者(応援者)は全く違う

ということです。

誰かのイベントに参加することは誰でも経験があることでしょう。
・コンサートに行く
・個展に行く
・セミナーに行く

例え、何百回とイベントに参加しても1回の主催で感じる気持ちを味わうことはないということです。
具体的に私が今回感じたことは3つの恐怖と1つの感謝です。



①誰も来なかったらどうしよう、という恐怖

イベントの告知を開始するときに襲ってきたのはこの気持ちです。
あっという間に満席になる絵
全く申し込みが入らない絵
のどちらも浮かびました。

自分のイベントなんてお金を払ってくる価値があるのか
応援してくれる人はいても、その日は都合がつかないと断られて誰も来ないのでは
という恐怖が何度も襲ってきました。
実際に1人目の申し込みが入ったときは忘れられません。
自分が企画したイベントにお金と時間を使って来てくれる人がいる、
ということはとても貴重な事です。

お客さんが1人だとしても全力でその人のために価値を提供する
すでにイベントをたくさん開いている先輩から教えていただいた大切な言葉です。

②うざがられないか、という恐怖

申し込みページを作っても人に伝えなければ、誰も来ません。
知らないのだから当然です。
だから告知をします。
1回告知することはできても
・何回も周知する
・会ったときにイベントがあるので来てください、とお願いする
となると抵抗感が出てきます。

・断られたくないなあという気持ちが出てきます
・何回も言ったら相手が嫌がらないかなと思います
他人には何回も告知したほうがいいよ、と簡単に言えても、自分事となるとブロックが生まれます。

③お客さんに価値を感じてもらえるだろうか、という恐怖

ありがたいことに、申し込みが増えてくると今度は満足してもらえるだろうか、という恐怖が出てきます。
・来てよかった
・また来たい
・良い日になった
と思ってもらえるようにするにはどうすればいいか、と真剣に考えます。
お金以上の価値を提供したい、と自然と思えるようになります。

④参加してくれた人、応援してくれた人への感謝

結果的には、参加者からはたくさんの感謝の言葉をいただきました。
そして、
参加できないのにわざわざ連絡をくれる人
自分の代わりにSNSで発信してくれる人
といった沢山の仲間の愛情を感じることもできました。
芸能人や有名人が来てくれたお客さんに感謝している気持ちを初めて理解できたかもしれません。
実は、そりゃあ客さんに感謝の言葉は述べるよね、と思っていた節があります。

でも、違うんです。

自分が主催者となると
来てくれるお客さん
応援してくれる仲間
には「心から」本当に感謝できるんです。

私は今回来てくれたお客さんのことは一生忘れないと思います。

例え、これから100回以上イベントをしたとしても
自分のイベントに多くの人が集まろうとも
最初のイベントに来てくれた人は特別です。
これは主催者側に立っている人は良くわかると思います。
もし、主催者側になったことが無い人には一度その経験をおススメします。
本当に、0と1は全く違います。

今回、初めて主催者側に回ったことで沢山の気づきを得ることができました。
恐怖
不安
感動
感謝
など沢山の感情も感じることができました。

壇上に上がっている人と客先に座っている人の距離は近いけど、壁は高い
「お客さんを見ている主催者」と「主催者を見ているお客さん」は、まさに180度見ている景色が違います
生きているステージが違います

この気持ちを忘れないように、そしてまだ主催者になったことに無い方に、お伝えできればと思い、noteにしました。

人生の主人公は自分です。
人生の中で1度は自分の頭と体と心を使って誰かに価値を届ける事
を是非やってみてほしいです。

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