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青春18きっぷで行く土合駅

今回は「青春18きっぷ」を使って、前から行ってみたかった"土合駅"に初潜入します。

浦和より乗車。

まずは高崎線にて群馬県方面を目指します。
今回乗るのは快速「アーバン」。
本数はそれほど多くないですが、グリーン車に乗れば通過駅を飛ばす特急列車のような感覚が味わえ、気分爽快な列車旅になります。

普通列車グリーン車。

日曜日だったので、グリーン料金はホリデー料金が適用され、800円で乗ることができました。普通列車グリーン車はどこまで乗っても休日なら800円なので、長距離移動にはオススメです。
※2024年3月のダイヤ改正より、料金体系が変更されます。お使いの際はご注意ください。詳しくは、ホームページで。

高崎に到着。

高崎駅に着いたら、上越線水上行きの211系に乗り換えます。

水上に到着。

211系に揺られること約1時間、今度は長岡行きの列車に乗り換えです。
上越線普通列車の殆どは水上で乗り換えになると同時に、水上を境に新潟方面の本数が急激に減少します。
その本数はなんと1日約5往復
なので、18きっぷなどで時間が合わない時には、新幹線でのワープを使うと、有効に時間を使えると思います。
※新幹線乗車区間では、18きっぷの場合、特急券の他に別途乗車券が掛かります。

愛称「ハムエッグ」。

水上から乗るのは、新潟エリアでよく見る車両、E129系です。帯の色から、通称「ハムエッグ」と呼ばれています。
これを見るとだいぶ北上してきたなと感じるものです。
この列車にて土合駅に向かいます。

土合駅に遂に到着。

目的地の土合駅に到着しましたー!
列車を出た瞬間、都心では味わえない不思議な
寒さに身を包まれます。
これが土合駅最初の魅力でしょうか。

駅名標。

右下の所をご覧頂くと分かるのですが、これだけ地下深くでも海抜583.41M(高尾山と同じ程度)もあるので、どれほど この谷川岳が険しいのかを
思い知らされます。

有名な超長い階段。 

よくテレビなどメディアに取り上げられる、旅行界隈ではとても有名なこのアングルの写真。
それこそ僕も今回、雑誌の特集を見て来ました。
1番上まで登ると、平均的には10分位かかります。
時刻表の上越線ページの注意書きにも、
「♦︎ご注意•••土合駅は改札口から下りホームまで約10分かかります。」
           との表記が。
さらに昔は、列車の発車10分前になると、改札が締め切られてしまいました。
     ※現在はそういうことはありません。
それだけホームまでは長いということです。

悪意あるメッセージ。

なんとか462段の階段を登り切ると、このようなメッセージが。
「改札出口まで後143メートル
           階段2ヶ所で24段です」
実はこの長い階段を登っただけで終わりではありません、、、
「お疲れ様でした。」
   で完全に全クリ感出してるのに。
ーー遊び心なのか嫌がらせなのかーー
まぁ楽しければなんでもいいです(?)

廃墟感少々。

先程のメッセージのあるドアを抜けると、残りの階段が待ち構える長い、そして薄暗い廊下が待ち構えています。

改札口。

全ての階段を制覇すると、ようやく地上の世界に出られます。
土合駅の改札口にある駅務室は、改装されて
カフェになっているなど、意外と観光開発が
進んでいます。

駅舎。

久しぶりの地上の空気。
駅舎の看板には、土合駅のキャッチコピー
「ようこそ 日本一のモグラえき 土合へ」
と書かれています(この画像では見えづらいです)。
真ん中の三角形の屋根が特徴的な駅舎。

車から見ても目立つ看板。

道路まで進むと、「土合駅」の名が入った縦長の看板が立っています。
ここで記念撮影する人が多い印象です。

一般的なローカル駅。

上り方面の地上ホームにやってきました。
上り線は長いトンネルを掘る必要がなかったため(その代わりにループ線を建設)、上りのホームは
山に囲まれた穏やかな駅の雰囲気です。

上越国境を越えた。

今回は一ノ倉沢などの名所に行かなかった分、
谷川岳のそびえる上越国境を越え、越後湯沢までやってきました。

キハ40•48「ゆざわShu*Kura」

越後湯沢で降りると、ちょうど新潟エリアの観光列車「ゆざわShu*Kura」が停車していました。
僕も一度機会があったら乗ってみたいです。

赤字に大転落。

越後湯沢に直通する第三セクター「北越急行 ほくほく線」が停車中。
この路線は、北陸新幹線ができる前は、首都圏と北陸圏を結ぶ需要ルートとして、上越新幹線と越後湯沢で乗り換えて特急「はくたか」に接続していました。
そのおかげで北越急行は黒字で金ガバガバだったのですが、北陸新幹線ができると特急はくたかが廃止され、赤字に転落。
最近では唯一の速達列車「超快速スノーラビット」も廃止に追い込まれます。
    ※ミニ新幹線化に期待しましょう。

途中下車。

越後湯沢の改札を出ると、立派な温泉街が立ち並ぶ光景が広がります。
僕も3〜4歳のときに越後湯沢にスキーに行ったのですが殆ど記憶にありません(Maxに乗ったのだけは覚えてます)。
駅前には足湯もあり、土合駅でこき使われた足の癒しの時間に充てました。

ハムエッグおかわり。

そろそろ帰路に着く時間です。
再びハムエッグに乗り、ループ線のある上りの
上越線を楽しみます。
途中で車内にハチが乱入してきました。
車内の一部はパニック状態。
ハチとはいえども無賃乗車は許せません。
撮り鉄さんがカメラカバーで撃退し、ハチは無事降車しました。

先程も訪れた土合駅地上ホームを通過。
この真下に地下帝国が埋まっていると思うと、
なんだかゾッとします。

211系並び。

高崎まで帰ってきました。
ここからは高崎線にて東京方面へ帰ります。




今作はこれで終わりです。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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