ジャッキーチェン

ただいま午前3時。
500mlのビール缶を飲み干したばかりだが、
酒を飲むたびにジャッキーチェンが頭に浮かぶ。

一番好きな作品は木人拳だが、その次は酔拳である。
酔っ払いが千鳥足でも転ばないのはインナーマッスルが効くから、と聞いたことがある。(余談だか、わたしが酒を飲む理由のうちの一つだ。)
あのフラフラになりながらでも、柔らかく、かつ重厚感があり、そして程よく脱力した酔拳の動きにいつも心惹かれる。

ジャッキーは酔っていなくても他の映画でも普段の生活においても、インナーマッスルがバシっと効いているからこそ、次々と名作を放ってきたのは確かであろうが、なかでもわたしにとって酔拳は特別である。

とはいえ、ジャッキーの作品はほぼ全て大好きだ。
ありとあらゆることに、
すごいけど、だから何?
とすぐに思うわたしでも、さすがにジャッキーチェンにはそうは思わない。

すごすぎる。人を超越してる。

それに一回観た映画はもうそれっきりで2度と観ないのに、ジャッキーの作品は同じものでも何回も観てしまう。

ジャッキーの作品からは、他の何よりも
「考えて工夫することとは何ぞや」
と強く考えさせられる。そういうところも大好きである。

アクションの構成は誰にも真似ができないであろう。映画の中にはジャッキーのアイデアがふんだんに入っていると聞いたことがある。(もちろん、スタッフのアイデアもたくさんあるだろうが。)

そして、体軸だ。
どんな動きになろうが、見事に体軸がブレない。これもすごいとしかいいようがない。

セルフ整体オタクとしては、定期的にジャッキーの動きを見ることはとても大切であるとも思っている。(ここでぶっこみますが、マイケルジャクソンも)

最後に芝居。
ここも一才、手を抜いていないんだよね。
むしろ一番意識しているところかもしれない。

ジャッキーからアクションをとっても、あの惹きつけられる名演技。

いまから、酔拳のDVDをみようっと。





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