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4月30日のこと

次男の発熱

うちを離れて一人暮らしの娘宅に
部屋の片付けという名目で遊びに行った。

本人は仕事で不在のため
判断できない者が捨てる残すの判断は
やっちゃダメなので、
部屋の一部を片付け掃除機をかけた。

私が家を空けるので、
とりもも肉1200グラムを唐揚げにして
娘と私の分を取り分けて持参している。
だから夕飯の心配もない。

夕方、
朝から少し咳き込んでいた次男から
「熱が出たので明日は迎えに行けません」
と連絡が来た。
驚いて聞いてみると「38.9度ある」
とのこと。
しかし声の様子はいつも通りだし、
唐揚げも他のおかずも食べたというし、
薬や体温計の場所を伝えると
滞りなく動けるので、
そのまま娘宅に泊まることにした。

長男の訪問

しばらくすると、娘宅の近くの会社に
勤めている長男から連絡があった。

彼とは前の日から、思いの行き違いで
モヤモヤした関係となっていた。
関係修復を目論んでいるようなので、
娘(彼にとっては姉)宅で、
一緒に食事することにした。

いつもより仕事終わりが遅くなるというので
娘と私は先に夕食を済ませる。
片付け中に長男合流。
3人で次男について話をする。

話しているうちに、ふと思い立つ。

明日は迎えに来てもらえない。
こんな大荷物持って帰るの大変。
今なら長男に待ってもらえる。
高熱だから心配、早めに帰りたい。
ついでに百貨店なんか行けない。
そしたら帰るか!チーン🔔)))

というわけで、
風呂のついでにと思ってた排水口と
明日やるつもりのシンク掃除を
手早く済ませると、
疲れてる長男に私の大荷物を押し付け
電車で帰路についた。

高熱と戸惑い

駅からは、タクシーがなかったので
自転車に荷物を載せて歩いて帰宅。

夕飯の後片付けを引き受けてくれた夫が
「次男はわりと元気だよ。泊まればよかったのに。」
と言ってくれた。
電話の感じからも、心配はしていなかった。
娘宅でのことを楽しく話しつつ、
飲み物を持って次男の部屋に行った。

次男は眠っていたようで言葉を交わした後
「あれ?お母さん?」と言った。
「帰ってきたよ。熱測ってみて」

『39.9度』

「え?めちゃあるやん!元気やったのに」
「電話してしばらくは自分でいろいろやれたんだけど、
横になったら急に頭が上がらんようになった。
お父さんが『必要なことがあったらLINEしていいよ』て言ってくれたけど、スマホが持てんくなってた」

私は急いでアイスノンを用意し、
長男がコンビニに行ってゼリー飲料買って、
頓服薬を飲ませた。
1時間様子見して夜中の1時に私は寝た。

安心感

私はいまだに子ども(大人だけどね)の
足音で必ず目が覚める。
すごく頑張って、そーっと歩いてくれても
必ず目が覚める。

3時過ぎ、バッっと起きた。
次男がトイレに行ったようだ。
様子が気になるので私も起き出し、
驚かさないようリビングで待つ。

「調子はどう?」と聞くと
「ほら、触ってみて」と上半身を前に出す。
首を触ると寝る前より熱くない。
「今日お母さんが帰ってくれて良かった。
大丈夫って思ったんやけど。ありがとね」

少し正気に戻ったのを確認して安心した。

5月1日

夫がゴルフに行くため4時起きと言ってた。
念のため起きておこう。

5時前に見送った。
長男の起床時間まで1時間半。
弁当の支度しとくか。

7時半、雨が降り始めた。
長男を駅まで送る。

睡眠不足で始まる5月。

おしまい🎵

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