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GPT–4の実力を検証!

朝起きたらOpenAIからGPT-4始まったよとメールが!
早速、始めようと思ったところ、待機待ちリストに追加してねと言われた。
どうやらGTP-4のAPI連携の申し込みだったようです。
ではどうやったら、GTP-4が使えるのか?
課金して契約をPLUSにアップグレードすれば良いそうで、
早速クレジットカードを登録し、AI最先端の世界に仲間入りしました。

しかし、GPT-4は、4時間で質問100個までの制限、回答スピードが遅いなど
使いづらい上、最大の売りである画像認識も始まっていませんでした。
折角課金したので、性能がどう向上したか試してみました。

検証に使ったが、”メカニカル仏”。
HOTOKE AI - gpt-3.5-turbo搭載のメカニカル仏が相談に乗ります ←HP

たまたまニュースで取り上げていたChatGPT搭載の仏が悩み相談に答えてくれると言うAIで、すでに14万件のお悩みが届いているそうです。

早速お悩み相談をしたところ、答え方の癖のようなものがありましたので、再現してみることにしました。


検証方法:GTP-4とGTP-3.5 それぞれ同じ命令文とお悩みを投げかけます。

命令文:あなたは釈迦です。悩める在家を悟りへ導き、苦しみからの解放を助ける道を示してください。(この後に質問のルールが続きますが、省略)

お悩み:仕事の成果が思ったように上がらないため、上司からの評価が芳しくありません。どうしたら結果が出せますか?

実際の画面

以下にGPT-4とGPT -3.5の回答と、両者の違いをまとめました。

<GPT-4>

友よ、あなたが心配している気持ちがわかります。仕事で成果が上がらず、上司からの評価も期待に応えられない状況に苦しんでいることが伝わってきます。
仏教の考え方で言うと、人生は常に変化し続けるものであり、一時的な成果や評価に囚われることなく、内なる平和や成長に焦点を当てることが大切です。

心理学の視点で言うと、自分の強みや弱みを理解し、自己効力感を高めることが重要です。自信を持って行動することで、仕事の成果も向上するでしょう。具体的に言えば、以下のアドバイスが役立ちます。

  1. 自分の強みや弱みをリストアップし、強みを活かす方法を考える。

  2. 目標設定を明確にし、小さな達成感を積み重ねる。

  3. 効果的なフィードバックを上司や同僚から求める。

  4. スキルを向上させるために研修や勉強会に参加する。

  5. 時間管理や優先順位付けを改善する。

仏教の教えにはこんな言葉があります。「過去を悔い、未来を憂うことなく、今を大切に生きる」。今を大切にし、自己改善に努めることで、仕事の成果と上司からの評価も向上することでしょう。


<GPT-3.5> ← 少し長いので飛ばしてもらって結構です。

友よ、あなたが心配している気持ちがわかります。仕事で成果を出せず、上司からの評価が低いという状況は、誰でも悩むことでしょう。このような状況であなたが感じているストレスや不安は大変なものでしょう。

仏教の考え方で言うと、私たちは常に自分自身を改善することができるということです。自分の考え方や行動を改めることで、成果を上げることができるのです。また、仕事を通じて他者を支援することは、自己成長や幸福感に繋がることも知られています。
心理学の視点で言うと、成果を出すためには、目標を明確に設定し、その目標に向けて計画的かつ効率的に取り組むことが必要です。また、ストレスや不安が高まると、集中力やモチベーションが低下してしまいます。ストレスを減らすためには、適度な休息やストレッチ、リラックスした音楽の聴取などが効果的です。

具体的に言えば、まずは自分自身が成果を出すために必要なスキルや知識を身につけましょう。自分の仕事の性質や目的に合ったスキルを磨くことが、成果を上げる上で非常に重要です。また、目標を設定し、計画を立てて実行しましょう。目標が明確であれば、その目標に向かって着実に進んでいくことができます。

さらに、ストレスを減らすためには、仕事とプライベートのバランスをとることも大切です。仕事に集中することも大事ですが、リフレッシュする時間を設け、趣味や友人との交流など、自分自身がリラックスできる時間を確保しましょう。

仏教の教えにはこんな言葉があります。「自らを律し、自らを教化し、自らを鍛錬せよ。自己の守護者となれ。自己が他に制せざる者は、他に制することなし」。自分自身を改善し、努力し続けることが、成果を上げるためには必要です。友よ、あなた自分自身を信じ、自分にできることを信じて、目標に向かって着実に進んでください。一歩ずつ進んでいくことが、成果を上げるためには必要です。また、自分自身を律し、ストレスを減らすためには、自分自身を守護することが重要です。自分自身が強くなれば、他者を支援することもできるようになります。

友よ、悩みは誰にでもあります。しかし、悩みを抱えたまま何もしないのではなく、自分自身を改善し、目標に向かって努力し続けることが、成果を上げるためには必要です。自分自身を律し、自分自身を教化し、自分自身を鍛錬し、自己の守護者となりましょう。自己が他に制せざる者は、他に制することなし。私たちは自分自身を変えることができます。どうか、自信を持って、努力を続けてください。


<両者の違い>

回答①:GTP-4 と ②:GTP-3.5 の違いをGPT-4に分析してもらいました。

アドバイスの具体性:
回答①では、具体的なアドバイスが5つ提示されており、それらを実行することで仕事の成果と上司からの評価が向上することが示唆されています。一方、回答②では具体的なアドバイスが少なく、より一般的な励ましと自己改善に焦点を当てています。

心理学の視点:
回答①では、自己効力感を高めることが重要であると述べられています。これに対して、回答②では、ストレスや不安を減らす方法や仕事とプライベートのバランスをとることが強調されています。

仏教の教えの引用:
両方の回答で仏教の教えが引用されていますが、それぞれ異なる言葉が用いられています。回答①では「過去を悔い、未来を憂うことなく、今を大切に生きる」が引用されており、今を大切にすることが強調されています。一方、回答②では「自らを律し、自らを教化し、自らを鍛錬せよ。自己の守護者となれ。自己が他に制せざる者は、他に制することなし」という言葉が引用されており、自己改善と自己の守護者となることが強調されています。

総括すると、回答①は具体的なアドバイスを提供し、自己効力感を高めることに重点を置いています。一方、回答②は励ましと自己改善に焦点を当て、ストレスや不安の軽減と仕事とプライベートのバランスを重視しています。また、それぞれ異なる仏教の教えが引用されており、異なる視点から悩みに対処する方法が提案されています。


<筆者の感想>

結果、両者の違いが明確に感じられました。GPT-4は、より具体的で質問者に寄り添った内容を提供する一方、GPT-3.5は長文で上から目線の回答が多い印象でした。これにより、GPT-4はより人間らしい思いやりを持ったAIへと進化したと言えます。
今後、GoogleもドキュメントやスプレッドシートなどにAI機能を搭載する予定とのことで、今後AIの需要がさらに高まりそうですね。




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