今日もChatGPTの研究に明け遅れています。
私は無線エンジニアですが、過去には記者も経験しました。そこで、原稿書きの仕事をChatGPTでサポートできるかどうかを試してみたいと思います。

＜私＞

# 命令文

あなたは、テレビの報道記者です。「取材内容」をもとに、「フォーマット」に従って、ニュースの原稿を書いてください。なお、最高の結果を出すために知りたいことがあれば質問してください。

# 取材内容

日本で大学への進学率が伸びる一方で、奨学金返済の負担が大きく、若者の貧困化が進んでいる。

# フォーマット
【起】：現状と課題を提示
【承】：若者のリアルな声
【転】：課題を解消するための取り組みを紹介。例えば、新しい国策や
　　　　NPO法人の取り組みなど
【結】：世間へのメッセージ

＜ChatGPT＞

【起】
日本では大学進学率が伸びている一方で、奨学金返済の負担が大きく、若者の貧困化が進んでいるという課題があります。

【承】
若者たちに話を聞くと、進学したいけれど奨学金を借りることを躊躇している人が多いようです。また、借りても返済額が大きく、就職先が決まらないと返済が不安になるため、進学を諦めてしまう人もいるようです。その結果、学歴による格差が広がる一方で、若者たちの貧困化が進んでいるという声が聞かれました。

【転】
こうした課題を解消するために、政府は新しい奨学金制度の導入を検討しています。具体的には、返済の条件が緩和され、収入に応じて返済金額が決まるようになるというものです。また、NPO法人も若者たちを支援するための取り組みを行っています。例えば、アルバイトや就職支援、奨学金の相談窓口の提供などがあります。

【結】
大学進学は、若者たちが将来に向けて力をつけるための大切な一歩です。政府やNPO法人など、社会全体で協力して、奨学金制度の改善や支援体制の充実など、若者たちが安心して進学できる環境を整えていくことが求められます。

私たちも、若者たちを応援していくことが大切だというメッセージを世間に発信していきたいと思います。

どうでしたか。ファクトチェックはしていないので、事実かどうかわかりませんが。それっぽくできましたね。しかし、具体例がないので、ほんとかよと突っ込みたくなる内容ではあります。でも、結のまとめかたや、最後に後コメらしいものをぶっ込んでいるところがにくい演出ですね。

そこで、より詳しい情報を掲載するChatGPTにお願いしました。

<ChatGPT>

【起】
日本では大学への進学率が年々上昇しており、現在では全国の高校卒業生の約50％が大学に進学しています。しかし、進学費用は年々増加しており、奨学金を利用する人が増えています。返済期間が長く、返済額が大きくなるため、若者たちの負担が増しています。さらに、就職が難しくなったこともあり、奨学金の返済に苦しむ人が増加しています。このような状況下で、若者の貧困化が進んでいるという課題があります。

【承】
大学進学を目指す若者たちに話を聞いてみると、進学に関しては意欲的である一方で、奨学金を借りることに不安や躊躇を抱く人が多いようです。その理由として、返済期間が長く、返済額が大きくなるため、借りることに抵抗があるということが挙げられます。また、就職先が決まらないと返済が不安になるため、進学を諦めてしまう人もいるようです。こうした背景から、若者たちの間では、奨学金を借りることが将来の負担になることを危惧する声が聞かれます。
さらに、奨学金の返済が苦しいという声もあります。就職先が決まらなかったり、希望の職種に就けなかったりすると、返済が困難になるため、若者たちは返済に苦しんでいます。そのため、進学を諦めたり、低賃金のアルバイトに就いたりすることがあり、貧困化のリスクが高まっています。

【転】
政府やNPO法人による取り組みが進んでいます。政府は、奨学金の利用を促進するために、利子補給型奨学金の枠を増やしたり、返済期間の延長や返済猶予制度の拡充などを進めています。また、大学の授業料の軽減策や、奨学金返済を支援する制度の導入なども検討されています。NPO法人では、奨学金相談の窓口を設けたり、返済支援プログラムを行ったりしています。また、奨学金を活用した社会貢献活動の支援や、奨学金の返済を免除するプログラムの実施なども行われています。さらに、企業による奨学金支援も注目されています。大手企業では、学生への奨学金支援や返済支援制度を導入しているところもあります。また、就職後に返済をサポートする制度もあるため、若者たちは返済に安心して取り組むことができます。こうした取り組みが進むことで、若者たちが将来にわたって負担を抱えることなく、進学や就職を選択できる環境が整ってくることを期待できます。

【結】
若者たちが将来にわたって負担を抱えずに、進学や就職を選択できる環境が整ってくることが求められます。そのためには、政府や企業、NPO法人などの支援が必要不可欠です。政府は、奨学金の利用を促進するために、返済期間の延長や返済猶予制度の拡充、大学の授業料の軽減策などを進めることが必要です。また、企業による奨学金支援や返済支援制度の導入、就職後に返済をサポートする制度の実施なども期待できます。NPO法人では、奨学金相談の窓口を設けたり、返済支援プログラムを行ったりしています。こうした支援を通じて、若者たちが将来にわたって負担を抱えることなく、進学や就職を選択できる環境が整ってくることが期待されます。若者たちは、奨学金を借りて進学することで、自分自身の能力を高めることができます。そのため、将来の自分自身のためにも、負担を抱えることなく、進学や就職を選択できる環境が必要不可欠です。社会全体で支援することで、若者たちが自分の夢を実現し、社会に貢献することができるようになることを期待します。

少し長くなってしまいました。

簡単に分析すつと、「起」と「承」は具体性が増しました。学費が上がっていることについて、詳しく聞くとH29年のデータを参考したといっていたので、最新の情報を取得し、読み解くのは人間の仕事ですね。

一方、「転」と「結」についても、具体的でより深く考察しています。しかし、内容が重複していてわかりにくくなりました。そのため、一つにまとめるよう指示した結果が以下になります。

【転結】
政府や企業、NPO法人などが若者たちの進学費用の負担を軽減するための取り組みを進めています。政府は利子補給型奨学金の枠を増やし、返済期間の延長や返済猶予制度の拡充、大学の授業料の軽減策などを進めています。企業も奨学金支援や返済支援制度の導入、就職後の返済支援制度などを行っています。NPO法人も奨学金相談窓口の設置や返済支援プログラムなどを行っています。これらの支援を通じて、若者たちは将来にわたって負担を抱えることなく、進学や就職を選択できる環境が整ってくることが期待されます。

若者たちは進学によって自己成長を図ることができ、社会に貢献することができます。社会全体で支援することで、若者たちが自分の夢を実現し、社会に貢献できるようになることを期待します。

読みやすくなりました。最後はちょっと押し付けがましい気がします。

全体を通してですが、これだけの文章を２−３分で書くことができる能力には脱帽しました。その一方、この文章を読んでいて違和感を感じる人がいれば、その直感こそ人間がAIに勝るものだと思います。なぜ違和感を感じるのか。それは、記事の内容と実体験が違うからじゃないでしょうか。そうしたズレ、すなわち、物事の本質を真を見抜く能力はまだまだ人間の方が優っているんじゃないかと思いました（願望です）。

それにしても、上の記事に写真をつけると、さらに記事っぽくなりますね。