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老犬との生活


我が家にはもうすぐ14歳になるトイプードル
がおります

名前はもみじ

愛玩犬として、育つ予定だった
気の強い彼女の人生は、先住犬との不仲から始まりました

ちなみに先住犬はか弱く、もみじがただマウントを取りたかっただけです

その後、先住犬がお空に旅立ったあとに

人間の『一匹では寂しいよね…』
といういらない配慮により

安住の住処にきたのは自分と同じサイズの子犬。

同じサイズだった子犬は
数ヶ月ごとにみるみるでかくなり
半年も経たないうちにもみじの頭が口に入る大きさに成長しました

後輩犬は

大型のゴールデンレトリバー


この時、もみじはマウントを取り損ね
勝てないやるせなさから、アプリコットの
綺麗な毛の一部が白髪になりました

多分、ストレスのせいだと思います

その後、彼女は先住犬としての誇りを死守して
生きていこうとしましたが

ゴールデンから『あーそーぼー』の犬パンチをくらい

ゴールデンがお菓子を食べようものなら
ずるいから口の中に頭を突っ込んで取りに行く

ちょっと、ゴールデンがしゃしゃり出たときには
足に噛みつき、自分の立場を必死に守る

彼女は日々戦っていました

しかしゴールデンは全く気にもせず、怒りもせず、何食わぬ顔でもみじと一緒にいたので
もみじの先住犬としてのプライドは
ズタズタだったと思います

しかし時は過ぎ去り、後輩のゴールデンもお空に旅立って今は犬として、とても穏やかな老後を
過ごしています


さて、人間との相性は抜群に良いもみじさん

今は、マウントを取る必要もなく
よく寝て、よく食べて、みんなに可愛がられて
老いながらも活き活き過ごしているように見えます

昔は、来客には100%吠えていましたが
今は、眠い時には吠えません

昔は、寒いと思い洋服は着せたら
脱いでいましたが、今は割と着ています

昔はどれだけ待たせても
ごはんの催促をすることはありませんでしたが
最近はハチ公のように待ちます

おトイレをたまに間違えるようになりました

寂しいと、鳴くことも増えてきました

おもちゃを持ってきて
引っ張りっこの要求もしなくなって

獣医さんに診てもらう回数も増えました

背中も丸くなり、洋服のサイズも
小さくなりました

でも最近になって、こたつの入り方を覚えました
年の功ですね

ちゃんと顔を出す

あんまり、遊んでくれなくなって寝てばかり

目もあまり見えてないので鼻を頼りに生きている感じがします

夜は家族が戻るので元気いっぱい甘えます



この穏やかな、生活がまだまだ
続きますように…と老いには勝てないことを
わかりつつも寝顔を見ると感じます

最初から一匹だったら気の強さバレなかったね

彼女は、一匹のセカンドライフをとても有意義に
穏やかに過ごしています。(たぶん)

今日はわんこのお話でした!
最後まで読んでくださってありがとうございます😊

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