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備忘録的な紐付け知識学 ~三日坊主頑張る編~ しょの94

 時代劇とか見ると、(丑三つ時)とか(半時)とか(暮六つ)とか聞き慣れない言葉が出てきます。
時間に関する事だと分かるのですが、いまいちピンと来ません。

 江戸時代以前の昔は、十二支を使ってニ時間置きに変わっていました。
今の時刻で夜中の0時は子の刻です。子と言うのは十二支の子・ネズミです。二時間後の午前2時は丑の刻(牛)です。二時間後午前4時は寅です。こんな風に2時間おきに区切っていました。
2時間は一刻と言います。1時間は一刻の半分だから半時、30分は四半時と言ったそうです。
なので、午前0時の子から下って行って午前6時は卯(ウサギ)、昼の12時は午(ウマ)、夕方の6時は酉(トリ)と覚えてください。
 (暮六つ)とか聞いた事ありませんか?十二支を使った読みの他に数を使った読みもあります。
子の刻を挟んで夜の23時から1時の間を(九つ)と言います。
で、また2時間置きに八つ、七つ、六つと下って読みます。
なので、卯の刻の前後 5時から7時は(明六つ)と言います。
九つ、八つ、七つと下がって行って四つ、巳の刻まで行ったら、午の刻からまた九つに戻り、八つ、七つ⋯とカウントダウンしていきます。

ややこしいわ~。

そんな無理しなくて良いですよ。