春の古文祭り/大学受験のリアル
「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。
本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。
■春休みもあと「1週間」
今日は2024年4月1日です。
みなさま、進級・新入学おめでとうございます。
あと一週間以内に
「新しい」環境、仲間との生活が
はじまる方も多いと思います。
ただ…
春休みはまだ「1週間」あります!
大学受験に向けて
「古文」の復習をする
ベストタイミングです。
■「古文が間に合いません…」
毎年、必ずこの発言を聴きます。
(大体、いつも高3の10~11月です。)
結局のところ、
文理問わず「国立志望」者は
共通テストで合否のほとんどが決まります。
※二次で逆転は「夢」です、「幻想」です。
本当に二次力がある生徒は「共通テストも取れています。
でも、
なぜか、
共通テストで100%課されるにも関わらず、
「古文」は
後回しにされがちな科目No1の
非常に「名誉ある地位」にいるのです(泣)
■高校3年生10月の風物詩
①古文が伸びない
→②漢文が伸びない
→③国語が伸びない
→④共通テスト全体で目標点に届かない
→⑤結果、国立第一志望をあきらめる…
日本中のいたるところで
繰り返されてきた(いる)
「負のループ」です。
なかなか断ち切れない
強力な「連鎖」です。
もはや「伝統芸」です。
この原因は、
「結局、ほとんどの人が古文を甘く見ている」
ことにあります。
「ちゃちゃっとやれば」
「ちゃちゃっと点が取れる」
心のどこかでそう考えられている科目なのだと思います…
※そんなことは「絶対にない」のにです…
■古文は「言語系」科目
受験科目はザックリ分類すると
①言語系
②暗記系
③論理系
の3つに分けられます。
この中で、
「①言語系」には
・英語
・古文
・漢文
が属します。
つまり、
・英語
・古文
・漢文
の勉強方法は「同じ」です。
そして、
Ⓐ 単語・熟語の暗記(基礎)
Ⓑ 文法理解(基礎)
Ⓒ 長文読解(応用)
を順番に積み重ねることで
「①言語系」科目は
必ず「点数」が伸びます。
さらに、
このⒶⒷⒸのプロセスに
「音読」を掛け合わせることで
伸びる速度が爆速で上がります。
で、
英語は伸ばすのに
最低「半年」は欲しいです。
※なぜなら、
単語・文法で「3か月」はかかり
そこから「読解」を積み重ねるのに
さらに「+3か月」は欲しいからです。
ということは、
「古文」も本当は最低「半年」欲しいです。
でも、
「英語」を伸ばした経験があれば
その「期間」の短縮は可能です。
(伸ばし方が「同じ」だからです。)
つまり、
「高3の10月から」
古文で本気を出しても
間に合うかどうかがギリギリなのです…
■古文基礎は「1か月」で完成を目指す
もしあなたが「国立志望」であれば
遅くとも
「高3の8月末まで」には
古文基礎は完了したいです。
そして、
「古文基礎」とは具体的に…
◆30%は「古文単語」
◆30%は「文法」(特に助動詞/品詞分解)
◆30%は「敬語」(主語の確定)
◆10%は「古文常識」
です。
特に、
「文法」と「敬語」は
「薄めのワークを使って1か月くらいで一気に覚える」と効果的です。
(薄いワークであれば10~12章仕立てなので、週3章ペースで終わります)
・短期間で
・体系的に
これが基礎学習の「肝」だと思います!
こんな感じで
教材は何でもOKです。
・簡単な解説
・演習問題
・少し読解問題
・なるべく薄く
これらの条件を満たしている教材…
つまり
・「高校で使っている教材」と
・「教科書」の組み合わせ
が結局はベストかもしれないです!
また、
今までの生徒を見ていると
「GW明けまで」に
古文文法を終わらせた方々が
国立合格の勝率が高いように思います。
春休み、
まだ「1週間」あります。
はじめるなら…
「今」です!
一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!
■志望校に「間に合うのか?」が不安な高校生とその保護者さま。
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