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森のかおり

記憶には無いけれど、幼稚園の頃まで小児気管支炎で身体が弱くて大変だったそう。


幼稚園の年長になる年の春、一泊2日の家族旅行の行きの電車で咳が始まり、咳が酷くなる様なら母と2人で帰るはずが、箱根の森の空気が良かったのか咳が止まっただけでなく、以降気管支炎を発症しなくなったという。

昔のテレビドラマや映画で、肺を患った主人公が山奥の療養施設で過ごすシーンになる度に、
「空気の綺麗なところは肺の病気には本当に良いのよ」と、私のエピソードと共に語られるのが定番だった。


身体がそれを覚えているのか、いつからか
『自然に身を置きたい。空気が美味しくて湧き水がある場所にいつか住みたい。ふっかふかな土を裸足で歩く生活をしたい』
と強く思うようになって何年経つだろう。

かなりの山奥に行かないと以前のように、濃い森の匂いがしなくなっている気がするのは気のせいだろうか?


子供の頃や若かりし頃は都内でも、朝の空気は夏でもひんやりとして土や木々の香りが漂っていたけれど、今は早朝でも遠〜くに排ガスの臭いを感じてしまう・・・

年始にインフルエンザになってから長引く咳。
週末、秦野の森の空気を吸って肺を浄化してこよう!


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