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自然の宝庫 福島潟

今回私たちは、新潟市北区にある福島潟に行ってきました。私たちが通っている新潟国際情報大学の近くには佐潟という潟があります。
佐潟のリポートがいくつかあるなかで、北区にある福島潟についてのリポートは見受けられなかったので今回リポートしてみました!
最近、雨が多かったのですがなんとか晴れた日に訪れることができました。

福島潟って?

新潟市北区と新発田市の間に位置する潟湖です。潟湖とは海だったところが砂丘で仕切られるなどしてできた湖のことです。浅い水域にヨシ帯が広がります。北限のオニバス、国の天然記念物のオオヒシクイをはじめ、多彩な生き物が生育・生息する自然豊かな湿地です。1990年に福島潟自然生態園整備事業を契機に1997年水の駅「ビュー福島潟」が開館し、今のような雰囲気になりました。

面積/262ha
流入河川/13本
水面標高/マイナス0.7m
流出河川/1本(新井郷川)
分類/潟湖・淡水
放水路/福島潟放水路
土地所有/県・国

福島潟での取材

まず最初に目に飛び込んできたのはこちらの「ビュー福島潟」という建物です。

とても芸術的な造形的をしていますね。こちらの施設では、潟の動植物や歴史の展示、潟のライブ映像を楽しむことができ、屋上からは福島潟と越後平野を一望できます!

それでは潟の方へ行ってみましょう!
入り口に入ると潟来亭(かたらいてい)という休憩所があります。

こちらの建物は平成9年に、古民家風をコンセプトに建てられたそうです。中には囲炉裏があってとても暖かな雰囲気でした。

潟の大部分の様子はこちらです!

とても広大な湿地であり、たくさんのオニバスが見えます。

奥へ奥へと進んでいくと季節によっていろいろな植物を見ることができる「自然学習園の池」があります。
7月という時期が悪かったため、見られる植物は限られますが紹介します。

こちらはハスの花です。まだ開花のシーズンではなかったので、まだつぼみの状態ですが、8月になるときれいな花を咲かせます。

開花のシーズンになると綺麗なピンク色に咲き乱れます。

次にこちらのオレンジ色の花。こちらの正確な名称はわかりませんが、おそらくオオニガナ?ではないかと思います。

自然学習園の池のマップはこちら!

いろんな季節で訪れてみたいですね!

福島潟の様子は以上です!

今回は先ほど紹介した潟来亭(かたらいてい)にいたスタッフの方に、色々インタビューをしてみました。

○福島潟の歴史について簡単に教えてください
→ 1756年から1975年にかけて干拓などが行われ、1997年に水の公園福島潟がグランドオープンしたそうです。

○観光客の推移について
→やはりコロナウイルスの影響で流行時には閉館することが多く、観光客が減ってきてはいたが、今年の春の菜の花が好評で徐々に増えてきたそうです。

○これからの注目のイベントは?
→これから夏休みにかけて、バードウォッチングや潟舟に乗っていつもとは違った視点で、福島潟を楽しめるイベントなどが開催予定だそうです。また9月の下旬には「福島潟自然文化祭」が開催され、メインイベントの「雁迎灯(かんげいび)」は約1万本のロウソクを並べて、まもなく福島潟に訪れるオオヒシクイを表現するそうです。

まとめ

今回私たちは福島潟で取材してきましたが、時期があまり良くなかったのが残念でした。ですがこれからの時期、ハスの開花シーズンになるので気になった方はぜひ訪れてみてください。また、春になると菜の花がとても綺麗に咲き乱れるので春に訪れることもおすすめです。四季によって様々な姿を見せてくれる福島潟は新潟の自然の宝庫と言えるでしょう。最後に菜の花の様子をご覧ください!

アクセス

水の駅「ビュー福島潟」
○開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
○休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
○住所 〒950-3328 新潟市北区前新田乙493番地
○電話番号 025-387-1491
○交通案内 新新バイパス豊栄I.Cから車で約10分
      JR豊栄駅から徒歩約30分
      JR豊栄駅からタクシーで約5分


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