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推しを推すということ



今回は「推しごと」について語りたいと思います。



推し事とは

おそらく大体の人が知ってると思いますが、推し事とは、

画面の向こうにいる活動者を応援することです。

アイドル、歌い手、アニメキャラ、俳優、声優さんなんかを推す人もいるかもしれません。

共通するのは、1部の活動者を除き、

推しと関係を持つことができないということ。

それでも「好きだから。」その一心でグッズを買ったり、配信を見たり、ファンアートを描いたりするんです。


推し活のメリット


私の思う推し活のメリットは何より

推しのために頑張ることができること
推しが生きがいになること

です。

学校や仕事で上手くいかない、辛い、死にたい。

そんな現代社会を生きる人々の救いが推しなんです。
推しのためにお金を稼ぐ。
推しのために毎日頑張る。

推しごとをすることで前を向けたり、
同じ趣味の人で仲良くなれたりするんです。

といっても、
私は学校をいつも楽しいと思えるし、家族とも仲が良く、死にたいほど病んだことはありません。

だけど、推しがいることで私は頑張れます。

私の推しはいれいすのないこくんなのですが、ないこくんのタイプは「頑張り屋さんな子」。

だから付き合えないことは承知の上で、

少しでも推しに認知されて、
推しに褒めてもらうために、
最近はコツコツ勉強するようになりました。

生きる理由が推しの人もいれば、
頑張る理由が推しの人もいるんです。

推し活のデメリット


推し活のデメリットは何よりも

時間やお金がなくなること

です。

本当なら勉強や睡眠に使えたはずの時間が推しの配信でなくなったり、
本当なら友達と遊びに行けたはずが、推しに貢ぎすぎたせいでお金がなくなって行けなかったり。

私の家庭はお年玉がかなり少なくて、
お小遣い制度はないため、

友達とはほとんど遊びに行かずに推しに貢いでいます。(破産しない程度に)


推しを推すということ


でも、メリットデメリットはあるものの、
実際はそんなの後付けです。

推しごとはメリットがあるからするんじゃない。

好きになってしまったからするんです。

恋に落ちるのに理由もくそもありません。
好きになってしまったから推すんです。

オタクには様々な種類があります。
DD、単推し、箱推し、ガチ恋。

私は箱推し10%の単推し60%、ガチ恋30%です(?


DD

DDは誰でも大好きの略。
たくさんの推しがいることです。

最近はDDのオタクが多い印象。

たくさんの人を好きになることは悪いことじゃないし、

むしろ才能

だと私は思います。

例えばAさんはBさんのことが好きで、それ以外はどうでもいい。
そんな人がクラスにいたらどうですか?

少し嫌な気分になりますよね。

「あの子もこの子もみんな好き!このクラス最高!!」

そんなことを言える人の方がすごいし、

たくさんの好きな人にお金や時間をかけることは大変。

そんな大変な中でも推してもらえたら、推しはきっと喜ぶと思う。


箱推し

箱推しとは、グループ全員のメンバーが好きなこと。

箱推しもDDと同じで、みんなを平等に好きになる才能が素敵だと思うし、
全員に時間やお金をかけるのは大変なこと。

本当にすごいと思います。

ガチ恋、単推し

単推しはその推しだけが好きな人。
ガチ恋は単推しの延長線で、その人に本気で恋をしてしまうこと。

単推しは推しにとっては1番嬉しいと思う。

箱推しやDDみたいに、たくさんの人を愛するのも才能だけど、
1人を一途に愛せることもまた才能だと思う。

単推し、のままならいいんだけど、ガチ恋、は大変なんだよね。

本気で恋をすると、同担(同じ推しを好きな人)に嫉妬してしまって、同担拒否になってしまうことも。

ほとんどが叶わぬ恋だから辛いんだよね。

オタクのすごさとか同担拒否の人の思いは、
Honeywoks様の「同担拒否」っていう曲が1番わかりやすいと思う。(ないちゃんも言ってた!)

愛してるのファンだけど
同じ人間を好きになっただけじゃん?

同担☆拒否

まじでそれな!!なんですよ。

この「好き」が恋愛的なものじゃなくて、
推しとして好きな場合でも共感できるし。

あと、Tiktokで有名な音源、「オタクって凄いんです」も共感する!

オタクって凄いんです。
付き合える確率が
何万、何億分の1かもしれない相手を好きになって
どれだけかわいくなっても
気づいてくれることなんてないのに
その人の為だけに努力して
どれだけ大きな声で好きを叫んでも
その声は届くことはなくて
顔も、名前も覚えてもらえることなんてないのに
自分一人だけを見てもらえることなんてないのに
また好きを叫んで
その人が幸せになりますようにと
応援し続ける
きっと宇宙一辛い片思い
でもずっと好きでいられるのは
その人が自分にとっての生きる意味であって
生きがいであって
その人がいるだけで幸せになれる
宇宙一幸せな片思いでもあるから
だから言わせてください
大好きです。愛してます。
この声が貴方に届きますように。

オタクってすごいんです


もう感動と共感ですよね。

私はガチ恋の人の恋って1番美しいと思うんです。

叶わないってわかっていても「好きだから。」
その一心でお金や時間をかけてあげられること。

「相手がお金持ちだから」みたいな金目の目的や
「体の相性がいいから」みたいな体目的の恋なんかじゃくて。
もしそれが目的なら叶う確率がほとんどないような人を好きになるはずがない。

だからガチ恋の人の恋はこの世界で1番綺麗な恋心だと私は思います。

推し方

中には推し事で悩む人もいると思う。

例えば、お金がなくて推しに貢げないとか。

中にはめちゃめちゃ貢いでて、

誕生日の祭壇でスタジオを借りたり、
痛バを3個くらい持ってる人がいたり、
ライブ全通する人がいたり。

そんな人に嫉妬しちゃったり、自信のない人も多いと思う。

でも安心してください。

オタクの大半はそう思ってます

特にドーム規模のライブを行うグループや、テレビなんかにも出る大手を推してる人は思う人が多いと思う。

そりゃあ上には上がいるんだから、どれだけ貢いでもその人と同じくらいに貢ぐことは難しいです。
いつから推していたかの問題もあるしね。

だからグッズ=愛は半分あってるけど半分間違い。

例えば、大富豪の子が軽いノリで何億も配信者に貢ぐのと、ホームレスの子が自分の身を削って1000円貢ぐのってどっちが愛があると思う?

ホームレスの子だよね。

実際、グッズがなくても、一生懸命絵を練習してファンアートを描いたら、推しからフォローされた!なんて人も見たことがあります。

だから無理して貢がなくていいんです。

推しを布教したり、ファンアートを描くのも立派な推し事!

推し事は本来楽しいもの、自分の生きがいなんだから楽しくなくちゃだめなんだよ。


と、いう具合に推し事を語らせていただきました!

まあ要するに!

好きになったものは仕方ない。せっかく好きになったんなら楽しく推そうぜ!

って話です!

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