別れた男の家に行くことほど邪悪なものはない
別れた男の家に行くことほど邪悪なものはない。
「さみしくて」
そう言って別れた男の家に行ってしまう女の子は一定数存在する。
別れた男の家に行くのはさみしいからだ。
ではどうして別れた男の家に行けるのか。
それはきちんと別れることができていないからだ。
男からテキトウな理由をつけられて別れたクチであるが
そんなものは男の都合でしかない。
恋人同志から「都合のいい女」に成り下がっただけである。
向かう先には幸せはない。
男はよりいい女を探し、女はそれに嫉妬し、男は女探しに満足すれば
捨てるか復縁するか自由に選択することができる。
復縁したところでそれは半端な愛である。
ひいては付き合っていた歴史そのものが半端な愛であったことにもしかねない。
別れた男の家に行くほど邪悪なものはない。
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