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マレーシア旅行② マラッカ

2日目


▻ マラッカとは

KLから車で南に約2.5時間でマラッカに行ける!
ポルトガル・オランダ・イギリス・日本からの統治が続いたために、西洋と東洋のエッセンスが共存する、世界でも類をみない多様性に満ちた世界遺産の街がマラッカである。

マラッカまで

到着してすぐ目に付くのはサーモンピンク色のマラッカキリスト教会。
花壇や噴水がある広場でひときわ目立つ建物だ。
オランダの特徴があふれておりマレーシア随一の観光場所になっている。

オランダ広場のキリスト教会

▻ セントポール教会

すぐ後ろに小高い丘があった。
オレンジの階段を好奇心のままに上ってみる。
マラッカ海峡と街を見下ろす絶好の場所に、セントポール教会があった。
昔の消防車や車なども残されており、当時の様子をうかがえる。

階段と丘とセントポール教会


ポルトガルのカトリック教徒が来てから、
オランダ・イギリスと支配されていたが、
以降は宗派の違いにより使われることなく朽ちていった教会。
屋根はなくかろうじて外壁が残っていた。

(賽銭場所に金網の隙間よりも大きなうちわが入っていたのは永遠の謎)

セントポール教会内部

風を感じながらゆったりと散策した。
丘のふもとにはサンチャゴ砦と砲台もあり、日本と違った城跡を味わった。

▻ ニョニャの街並み

続いてご飯屋さんやお土産屋さんが並ぶ街を散策。
小さなおしゃれな建物が多いが、中華系の雰囲気が漂う。
中華系とマレー系が交わったニョニャ文化も味わえる。
お昼にはチキンライスボールとチャーシューを食べた。
こういう国では、注文後にさばいてくれるし格別においしい。チャーシューも甘辛い味付けで病みつきになった。
持って帰りたかったが、日本には肉は持ち込みNGである。

チキンライスボールとチャーシュー

おやつにマレーシアの定番スイーツであるチェンドルを食べた。
日本のかき氷のような見た目だが、本領発揮するのは氷を混ぜた後。甘く冷たい汁に浮くゼリーを皆楽しんでいる。
この地域では特有のココナッツパームシュガーを使う。
我々はさらにドリアンソースをトッピングした。

※苦手な人が多いドリアン。私は意外と平気だった。”こういうのがドリアンだもんな”
人と接するときもそういう心持ち。

チェンドル

▻ お土産

帰宅前にお土産も見た。中華系建物でとてもきれいな内装だった。チョコレートや黒い砂糖のおかし、はちみつ、ホワイトコーヒーなど様々な商品があった。
お土産屋ひとつとっても、ラインナップや売りたい商品から異文化を感じられるのが面白い。

店内の階段
商品たち


▻ マラッカモスク

帰る前にせっかくなので、マラッカでもモスクを見に来た。
ここはイスラム教徒以外立ち入り禁止なので、海岸からパシャり。
モスクは1つひとつデザインやカラーが異なる。
イスラム教徒は、とてもハイセンスだ。

ちなみに、
この写真を撮るまでに軽い岩場を乗り越えてきた。
ちょっと冒険した気になり楽しかった。

海上のマラッカモスク

▻ 夕食 サテー

さてさてさ~て、マラッカを去る前に夕食を済ませようではないか!
マレーシア名物のサテーを食べに行った。
学生お迎え大渋滞に巻き込まれながらも、人気のお店に到着。
このお店は自分で好きなものをケースからとり、各自テーブルのたれで煮込むスタイル!このピーナッツベースのたれがめちゃくちゃうまく、みんなで欲望のままサテーにがっついた。
ウズラの卵、鶏肉、えびなど以外に、
豚の皮や鴨肉、マレーシアの定番植物などがあり、串ごとの発見と共に
楽しく夕食を済ませた。
食べたい料理を好きなだけとってきて、みんなで食べるご飯は最高だよね。

みんなでサテー

振り返り

マラッカにて短時間で異国の文化に多く触れた。
建物・食べ物いろいろな刺激があった。
支配されていた名残もあった…チーズの種類が多いのも一つ。

道路にもその土地の文化が寝ずく。
交通渋滞において効果的なラウンドアバウトは、日本では賛否両論かな。

他を見て、自分たちを知ることが旅行の醍醐味だと私は思う。


チェンドルについて

サテーのお店 BANG LEE SIANG 


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