今回はオフシーズンしか挟んでいないので然程変わっていません。
20-80評価を今回はつけます。
ポテンシャル評価と個人的に実際になりそうなレベルを
ポテンシャル/実際といった形に表します。
そして、４０-５５辺りに固まっても面白みに欠けるので少し評価範囲を広げます。
”現時点”の過去２年ぐらいの成績をイメージしてください
MLBの一般的なスーパースター　評価80　例　大谷、アクーニャなど
MLBのスター　評価70　　例ノラ、ホセラミ
MLBの平均以上のレギュラー　評価60　例　キムハソン、ダルビッシュ
MLBの平均とされるレギュラー　評価50　例　グリシャム、クロネンワース
MLBの平均以下のレギュラー　　評価40　例　プロファー、マイヤーズ
評価20-30はMLB未満とします。
※必ずしも20-80通りのランキングではありません

1位　Ethan　Salas　C　80/70

彼の評価は不変だと感じます。A+とAAで躓いたのが影響してか一時期の最高評価より落ちている気はしますが、野球に対する姿勢、メイクアップなどは若くして成熟したものがあるように感じます。Cの守備も年齢離れしており、パワーも平均以上すでにあるように見えます。今年の活躍次第では来年の開幕からMLBにいるかもしれません。SDPの中だと頭一つ抜けている印象です。

2位　Robby Snelling SP LHP　70/65

若くしてマイナーで無双していたので評価は高いですが、指標はそこまででもなく、投球を見ても圧倒的という感じはしません。しかし、今の完成度からして特段上に行かないにしろ平均以上のSPに落ち着く気がします。
同年代のSPに比べると完成度に関しては頭一つ抜けている印象ですね。アメフトと両立していた為、身体が出来上がっているのも好印象ですね。

３位　Jackson　Merrill  SS　70/65

Merrillに関して最も評価できる点はヒットツールの高さです。
マイナー中でも上位レベルにあると感じます。その上、身体も大きくこれからの伸びしろも十分です。大型ながらSS守備に残れるともされており、スーパースターの風格を感じさせてくれます。
それ以外にも、彼のメンタリティは20歳とは思えないところにあり、メイクアップも優れている為、新たなチームとして生まれ変わった時チームリーダーとして台頭するかもしれません。

４位　Dylan　Lesko　SP　RHP　75/60

SD内のプロスペクトの中でも最大級のポテンシャルを秘めているのが彼です。昨年はTJ明けで万全とはいえる状態ではなく、コントロール面で課題が多くありましたが、球にスピードがありCHも高水準だったと感じました。
今年はマイナーからMLBに昇格することはないでしょうが、マイナーの中でもレベルの違った投球を見せてくれると嬉しいですね。
SPとして大成できずともRPとしては大成する気が個人的にはします。

５位　Leodalis De Vries SS　75/60

2024 InFAにおいて公式NO,1評価を受けていたのが彼です。
ホセラミレスと比較されており、現時点でもパワーツールは秀でてるものがあるのではないでしょうか。昨年のサラスよりかは評価は落ちるもののポテンシャルはサラス同様に相当高いものを持っていると感じます。
あのGMなので今年Aデビューする可能性が高く、割と成績が楽しみです。

６位　Drew Thorpe　SP　RHP　65/60

ソトとのブロックバスタートレードでやってきたNYYの中でも1-2位を争うSPプロスペクトです。2023年のマイナー最優秀投手に選ばれ、完成度の面ではマイナー全体を見てもトップクラスなことは間違いないです。
CHが特によく、FBのスピードはそこまでではないものの成績を残せている要因となっています。三振もIP以上取れている点も優秀な点だと感じます。24年はMLBとマイナーを行ったり来たりしながら、後半はMLBに定着してほしいと思います。将来的にエース級にはほぼ100％なることは無いと感じますが質の良い３番手、４番手になる可能性は非常に高いと思います。

７位　Jakob Marsee　OF 55/55

彼はAFLで無双したOFプレイヤーです。
アプローチに長け、ゾーン管理がうまいという印象を受けます。
CF守備も一応問題ないとされ、パワーツールに関してもそこまで非力という印象はありません。SBやHR数を見ても特段マイナーレベルでの穴はなく、現時点でも完成度の高い選手であるのは間違いないでしょう。
今年MLBに上がる可能性が高いもののAAでの試合数も少なく、若干の時期尚早感は否めないですが、college上がりなこともあって案外適応するかもしれません。MLBレベルでパワーツールがどうなるかは正直不安ではあるのですが平均的なOFレギュラーに将来的に収まればうれしいです。

８位　Jairo　Iriarte　SP　RHP　65/55

SD傘下の投手プロスペクトの中でもLeskoに匹敵するポテンシャルを秘めています。特にAAに入ってからは奪三振能力に磨きがかかっている印象です。
しかし、BB/９は4.50付近であったことを不安要素です。
今年から４０枠ロースターに入りMLBデビューが期待されていますが、SPとしてこれからキャリアを始めるなら来年、RPとして始めるなら6-7月昇格が堅そうというのが個人的見解です。

９位　Samuel Zavala　OF　70/50

Zavalaは他のプロスペクトの陰には隠れていますが19歳にしてAで好成績を残し順調にA+まで昇格しています。
彼は、CF(留まれる気はしないけど)を守りながら年齢を思わせないパワーツールを持っています。ソーン管理も優秀で三振は多いもののその分四球も増やしています。今期はA+で好成績を残し終盤にAAに昇格出来たらいいですね。SDはパワーツール型のプロスペクトの育成がうまい印象はないので若干の不安はありますが彼の育成は成功してほしいですね。
高めのFFに苦戦している事からも阪神の佐藤輝明が一番近いかなと思います。トレード候補筆頭。

10位　Adam　Mazur　SP　RHP 60/55

ポテンシャル面では天井が見えてきているもののSDの上位プロスペクトの中ではThorpeに次ぐ完成度があると思います。
スライダーも三振が取ることができ、FＢもSPとしてなら優秀なレベルといえるでしょう。ですが、個人的に投球を見る限り圧倒的という場面は少なくMLBレベルに通用するのかは不安です。
SLとCHという変化球ツール、RHP、低いBB/９、低くはないFB％という特徴がペトコパークと今のSDの投手育成にベストフィットする可能性が高いので、もしかすると今期大化けするのは彼かもしれません。
オフシーズンに球速も多少上がっているようですし本当に期待です。

10～20位

簡易コメント、名前、リンクのみになります

11位　Graham Pauley 2B/3B/LF 55/50

Pauleyの良いところは類まれなる打撃アプローチにあると感じます。
異なる階層でアプローチ型として成功し、またパワー型としても成功しました。守備も比較的器用にこなしダメだという声は聴いたことはありませんがコーナーに収まると思います。さすがに２Bは無理。
ポテンシャルという面では他に劣りますが完成度という面ではMarseeと同等の価値があると感じます。コーナーなんでその分下に落ちた感じです。

12位　Homer Bush Jr　OF 60/50

ゾーン管理に秀でており、見た目に似合わずアベレージ型です。
パワーレスな部分は気になるものの、野性味あふれる守備とスピードがあります。ポテンシャルを感じる部分が多く、現状では確実にMLBに到達するとは言えませんが、パワーツールが伸びれば良いエナジーを与えてくれる４番手OFとして重宝されそうです。
GB％が高く不安要素ではあるものの、このスピードを維持できるなら高BABIＰを維持できそうだと感じるので無理にアプローチをいじる必要はないかもしれないと個人的には感じます。

13位　Austin　Krob　SP　LHP　50/50

年齢を少し高くして少し出力を下げたSnellingみたいな感じです。
110IPでHR５本しか打たれていないのに加え、GB％も高い点も良い点です。
彼も年齢からポテンシャル面での過小評価をしていますが完成度は高いので案外すっとMLB到達して好成績を残すかもしれません。

14位　Dillon　Head　OF　65/55

Bush.Jrをそのまんま若くしたような打者です。
説明すらほぼ同じなので割愛します。昨年ドラフトイヤーだったのですがもう少しポテンシャルを感じさせてほしかったと思います。
スピードツールを生かす形で昇格を目指す場合は案外出世は早いかもしれませんが、パワーツールを伸ばす場合は時間がかかるかもしれません。
元SD、現OAKのルイーズが一番近いと本気で思います。
大きく育つ予想が見えないので個人的な順位を下げています。

15位　Ryan　Bergert　SP　RHP　55/50

完成度の高さはマイナーの中でも最上位。
IP＜Kである点や昨年マイナーで４本しか打たれていないHR
Mazurと比べてBB％が高い点以外は然程違いはなく、人によっては上と判断するかもしれません。密かに今期期待しています。

16位 Nathan Martorella 1B 55/45

彼は純粋にゾーン管理が優秀のTHE１Bのような人材です。
A+でのパフォーマンスは圧巻で特に前半はSDマイナーの中でも１番といっていいほど活躍していました。しかし、A+後半、AA昇格後は打撃に陰りが見えてしまい少し評価を落としてしまいました。
これからどうなるかはわかりませんが去年の前半戦のような活躍をAAで残せると今期MLＢ昇格もあるのかもしれません。
まぁでもトレード候補には上がりそうです。

17位　Victor　Lizarraga SP RHP　60/45

年齢によるポテンシャルから評価が高いとされていると感じます。
成績を見ていただけると分かりやすいのですが、現状であまり三振を取れておらず、試合をみる限り打者相手に苦しんで投球しているように感じます。
年齢もまだ若く、纏まっているタイプなのでこれからの出力の成長に期待です。昨年のLast4gameの成績は良いので今期期待したいです。
もしかすると、公式では大分落ちているかもしれません。（2/1起筆）

18位　Isaiah　Lowe　SP　RHP　65/50

圧倒的なポテンシャル。
イリアルテに近い。
来季ゆっくり投球見たいです。

19位　Humberto　Cruz　SP　RHP　60/50

弱冠17歳にしては完成度が高く2024のINFAのメキシカンPの中だとNO,1？の評価でした。SDは彼を取る為に、２名の有望株を放出したという事からも彼への期待値の高さが分かります。既に93mphは安定しているように感じるので将来的に97mphぐらいは出してほしいですね。マジで期待。

20位　Luis　De　Leon　２B　60/45

趣味なんではい。
お願いやからACLでコケないで。
後、身長伸びて。

21～30位

21位　Brandon Valenzuela　Ｃ 50/45

ゆっくり頑張ってください。
守備も悪くないし順調も順調ですが、現状上にはカンプサーノが控えており、サラスとのタイムラインもかぶっているのでどうしてもトレード候補からは外れない印象を持ちます。

22位　Lamar　King　jr　Ｃ50/40

ACLでは文句なし。
A帯で通用するところ見せてくれ。
それでも将来像はトレードの駒か第二捕手。

23位　Kannon Kemp　RHP　SP　55/45

現状でも94～96mph出ており、6-6の体を持っているHS上がりの右腕です。
特にSLが良いようなので、今年ACLないしLow-Aで見る際は本当に楽しみな株です。実は2023年Draftにおいて＄625KとHeadに次いで二番目に高い選手でもあります。怪我がない事を祈りましょう。

24位　Rosman Verdugo　2B/SS/３B　50/40

守備で食っていくタイプだと思う。
年齢から粗い部分があるがFB%は高い水準なので、ここからパワーツールが伸びれば面白いかもしれません。守備が悪くなったら本末転倒なのでバランスを大事にしてほしいですね。

24.5位　Blake Dickerson SP LHP　60/45

現時点では91-93mphですが、これから伸びる可能性の高いSLと現時点でも使えるとされるCHを持ちます。
そして、彼は6-6フィートのフレームを持っています。大体２Mです。
NYYのスペンサージョーンズと同じくらいです。
これからの伸びしろは計り知れない左腕だと思います。
余談（）MIAとのトレードで加入したSean Reynoldsは6-8です
DETへ2024年国際FAのプール金とトレードされました。
ほんま。さぁ。

25位　Kevin Kopps RP RHP　50/45

26歳のリリーフではあるもののプロ入り自体が遅かった為、まだマイナー３年しか経験していません。成績だけを見るとAAAの魔境エルパソでやられてしまってはいるのですがAAレベルで安定して三振を取れていたかつ複数イニングを安定して投げれていたのはとても良かったと感じます。
また、GB％やHR％の低くリリーフとして心強い存在になってくれそうです。今年あると思います。昇格してくれ。

26位　Marcos Castañon ３B　45/40

普通に良い打者です。
うん。普通に良い打者ですね。
AAAの帝王になりそう感がね。
良くいるアプローチが壊滅して早々にDFAされる選手に見えてしまいます。
今期BB/Kが大幅に改善されたり、とんでもないパワーツールを発揮したりしないと厳しいかもしれません。トレード候補かな。

27位　Aldo　Leija　SP　RHP 60/50

何してるかは正直分かりません。怪我してるかもしれないし、TJしてるかもしれない。ただ分かっている事は22年のDSLで化け物スタッツを残したことです。今年Aでみれたらいいなぁと一番感じています。19歳

28位　Tyler Robertson　OF　45/40

身体能力型のフリースインガーです。持ち前のスピードを生かしマイナーでは高BABIPを維持しつつ高いＡＶを保っています。
マイナーＰＯで見せた勝負強さを高く評価しています。
MLBまで行くのは相当厳しい道のりだとは思いますが４番手OFぐらいならワンチャンスあるかもしれません。

29位　J.D.Gonzalez  C　50/40

正直分からん。
若いし守備型やしパワーツールありそうやし、将来的にはSalasのサブ捕手かな。Aで見たいよ。今年はACLでしょう。

30位　Dane Lais　RHP　55/45

彼も身体が大きいHS上がりの右腕です。
現状FBがとんでもなく速い訳でもなさそうですが、CBとCHのvalueが高そうな印象を受けます。今年から傘下内で投げると思うので化けてくれないかな～と思っちゃってる株です。まぁ期待。

30.5位　Oliver Carrillo OF　45/40

DSLかつ21歳とはいえ評価してあげないといけないぐらい成績がバグってる。期待値を込めて。DSLのｗRC+が驚異の196です。
年齢的にACL飛ばすかもしれませんが、正式なマイナー階層でどれだけの成績が残せるかは気になります。
HOUで活躍しても知らんぞ。
※Blake Dickersonと同じ形でトレードされました。

番外編　Tucker Musgrove　TWP  60/40

位FBは90mph付近というのを目にしましたが正確な情報は良く分かりません。
個人的にはTWPという部分を強く買い、そのスケールの大きさから潜在能力を高めの評価にしたためランクインさせてみました。
どういう運用するのかも含め今期の彼には注目です。

終わりに

基本的に昨シーズン終了時の評価と変わらないですが、昨季の成績だけでなく、今年の期待値も含め、まだマイナーの試合に出場していない選手も入れてみました。今年は今までプロスペクト筆頭だったMerrillやMarseeのデビューも大いに考えられます。特にAAには現状多くのプロスペクト筆頭が集まっているので見ておいて損はない気がします。逆にA帯の魅力が昨年と比べて薄くなってしまったかなと。
今年からやっとマイナー整備が完了する予定なので、全階層でおもしろ有望株を見られるかもしれませんね。
次回更新は前半戦の半分かＴＤＬ前のどちらかにする予定です。

参考

https://www.mlb.com/