老化について

筆者はギリ30代なのだけど。
同世代の友人が少なく、60代の人とよく話すせいで自己認識が50代くらいになって来て、あとは死ぬだけみたいな気分によくなる。

永遠に若くいるつもりはないけど、おばちゃんには早すぎると自分でも思う。
実を言うと、異性と親密になったこともない。つまり異性に身体を評価されたことがない。
なので益々、自己認識が歪んで拗れて行く。

そのせいか、近頃美容を頑張ろうとすると、おばちゃんが頑張ったって若い頃には相手にされないんだみたいな諦めが出て来て怖い。

まだ自分が若いのだという事を忘れて、「若さにすがりついて、まだ若い子に相手にされると思っていてみっともない」と自分を批判してしまう。

自分より年上の人が若い格好をしていても、はつらつとして「お姉さん」としか呼べなくても何とも思わないのにだ。

人間は、自分が所属するグループの平均年齢に合わせる本能があるのかもしれない。
思えば筆者の、同じく60代くらいの人と多く過ごす友人はそれくらいの年代の人のような服を選びがちの気がする。

そう思うと、これからの子どもたちが「子ども」で居るというのは難しいのではないかと思う。
もしかしたら、流行もおじちゃんおばちゃんが作り、それに口元に手を当てて反応することを求められるのではないか。

ゾッとする。

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