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関西旅行 京都編(京阪電車・叡山電鉄沿線)

今日までに投稿をすると4か月連続投稿になるらしいので、1か月振りの投稿をします。

今回は、先日まで訪れていた関西方面での京都観光について、話していきたいと思います。

今回の観光ルート

・石清水八幡宮
・飛行神社
・貴船神社

石清水八幡宮

最初の目的地は、石清水八幡宮。近鉄と京阪電車に乗り、石清水八幡宮駅に到着。石清水八幡宮は男山の山頂にある神社なので、最寄駅からはケーブルカーで向かいました。

石清水八幡宮参道ケーブル ケーブルカー「あかね」

八幡宮山上駅に到着後、徒歩で御本社に向かいました。

石清水八幡宮について簡潔に

御祭神・御神徳
石清水八幡宮は、日本と皇室の守護神である八幡大神を祀られています。八幡大神は応神天皇とその母神功皇后、比咩大神と一体的に信仰されており、八幡大神は霊感を受けた僧行教によって九州から勧請されました。その後、天皇や上皇、武家政権の源氏も八幡大神を崇拝し、全国にその信仰が広まりました。石清水八幡宮では神仏習合の精神が受け継がれており、明治維新の際に仏教との分離がなされたが、八幡大神は引き続き信仰されています。

八幡市 石清水八幡宮MAPより


御本社到着後、参拝と御朱印を頂戴しました。

石清水八幡宮 御本社

石清水八幡宮の御本社は、「古代に成立した荘厳な社殿形式を保持しつつ、近世的な装飾を兼備した完成度の高い神社建築として、高い価値を有している」と文化審議会にて評価され、平成28年に国宝へと指定されたそうです。

参拝した当日は、石清水八幡宮の節分行事である「湯立神事」という行事が催されていたため、私も参加をしました。

湯立神事について
1月28日の10時より斎行される春を呼ぶ節分行事で、男山中腹に涌き出る霊泉「石清水」から汲み上げた御神水を大釜で沸かして御神前に献上します。また、神楽女が笹の葉で釜の熱湯を四方に激しく振り撒き、その熱湯を浴びることにより、厄除・無病息災・五穀豊穣を願う伝統行事であり、多くの参拝者で賑わいます。

石清水八幡宮公式HPより

大釜で沸かした御神水は、御神酒・塩・米で清められた後、御神前に献上されます。

御神水を沸かした大釜
御神水を献上する様子
御神水を献上する様子

御神前への献上後、厄除・無病息災・五穀豊穣を願うために、神楽女の方が、笹の葉で熱せられた御神水を参拝者に振り撒きます。

神楽女が御神水を振り撒く様子
神楽女が御神水を振り撒く様子

神楽女によって御神水を振り撒かれて、「湯立神事」の行事はは閉じられます。この後、参拝者の方々に御神水に通した笹の葉が配布されます。

参拝者用の笹の葉を御神水に浸している様子
参拝者に配布された笹の葉

飛行神社

「湯立神事」に参加した後、石清水八幡宮を離れて同じ八幡市内にある飛行神社というところに向かいました。

飛行神社の御祭神について
第1殿 饒速日命
 饒速日命(にぎはやひのみこと)は古代の空の神といわれ、天津神のみことのりをうけて「天爾瑞宝十種」を奉じお供の神三十二柱を従えて天磐船という飛行船に乗って、河内国河上の哮峯に天降られた。そこから再び天磐船に乗り大空を翔行き大以倭国鳥見白庭山に遷り坐した神様です。
 命が天降られた哮峯には、磐船神社(大阪府交野市私市)があり、ご神体は天磐船といわれる大石でその形が大船に似ているところから信仰の対象となっています。
 当社には大正4(1915)年に二宮忠八翁が飛行神社創建に当たって磐船神社(大阪府交野市)よりご分霊いただきました。
第2殿 祖霊社
 航空事故で亡くなられた方々、技術革新、指導に当たられ航空業界に多大な影響を与えられた方々をお祀りしております。
 二宮忠八翁は空に関わられた全ての御霊と共に航空安全、航空業界の発展を祈るため、この飛行神社を創建しました。
 航空安全はもちろん、忠八翁等の発明者をお祀りしていることから、開発発明祈願や、学業成就合格祈願などの信仰も深くございます。
 毎年4月29日の年次祭ではその年に亡くなられた御霊をこのお社に合祀いたします。
第3殿 薬光神社
 薬光神社は薬業界の偉人とされる長井博士や二宮忠八翁が共に働いた武田長兵衛、田辺五郎、塩野義三郎などの薬学界の仲間を薬祖神としてお祀りしております。
 健康長寿、病気平癒、医学界・薬学界の発展を祈念するお社です。
 またこの地には白い蛇がおられました。白蛇はこの社殿創建時にいなくなった事でこのお社にお籠りになられたと言われております。白蛇は白龍神と言われ金運・開運の神様としてお祀りされております。

飛行神社HPより

飛行神社到着後、洋風建築が特徴の御本社の参拝と御朱印を頂戴しました。

飛行神社 御本社

境内には、多くの神社にある絵馬の代わりに「飛行機手水」や、零式艦上戦闘機の機首部分など、他の神社では見られないものも数多くありました。

飛行機手水
零式艦上戦闘機の機首部分

貴船神社

飛行神社を訪れた後、京阪電車・叡山電鉄・バスを乗り継いで、京都市の山奥にある貴船神社へと向かいました。

貴船神社について

御祭神
貴船神社の御祭神である高龗神は闇龗神とも伝わります。社記には「呼び名は違っても同じ神なり」と記されています。降雨・止雨を司る龍神であり、雲を呼び、雨を降らせ、陽を招き、降った雨を地中に蓄えさせて、それを少しずつ適量に湧き出させる働きを司る神です。一説には、高龗は「山上の龍神」、闇龗は「谷底暗闇の龍神」と言われています。 水は万物の命の源。生きとし生けるものが命をつなぐために片時もおろそかにすることができない大切な水の供給を司る「水源の神」です。

御由緒
貴船神社の起源については、貴船大神が御鎮座することになった伝説が社記に残されています。「国家安穏 万民守護のため 太古 丑の年の丑の月の丑の日に、天上より貴船山中中腹 鏡岩に天降れり」とあり、現在丑の日が縁日とされている所以でもあります。また別の伝説には、約一六〇〇年前に初代神武天皇の皇母である玉依姫命が「吾は皇母玉依姫なり。恒に雨風を司り以て國を潤し土を養う。また黎民(れいみん)の諸願には福運を蒙(こうむ)らしむ。よって吾が船の止まる処に祠(ほこら)を造るべし」と宣り給い、現在の大阪湾から船に乗り、淀川、鴨川、貴船川を遡り、水源の地として現在の奥宮に至りました。清水の湧き出る霊境吹井(れいきょうふきい)を見つけた玉依姫がここにひとつの祠を建てたのが、貴船神社の起源と伝えられています。

貴船神社公式HPより

貴船神社到着後、まずは本宮の参拝と御朱印を頂戴しました。

貴船神社 鳥居
貴船神社 本宮

貴船神社は、絵馬の発祥の社として、有名だそうです。

絵馬発祥の社

本宮の参拝後、歩いて結社と奥宮へと向かいました。貴船神社を訪れる3日ほど前、関ヶ原などで立ち往生が発生するなど、関西・中部地方に多くの影響を与えた最強クラスの寒波が直撃したこともあって、貴船エリアでも多少の雪が残っていました。

貴船神社 結社
貴船神社 奥宮

貴船神社を訪れた後、京都駅に向かい、周辺を少し観光して近鉄奈良駅へともどって京都観光は終わりました。

連続投稿のために急いで書いたため、内容の薄い記事となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
(来月こそは、余裕をもった投稿をしたい…)

最後に、道中で撮影した写真と、今回頂戴した御朱印の写真を載せて終わろうと思います。

三条駅近くから撮影した鴨川
今回頂戴した御朱印

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