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年度末の所見を1日で終わらせる方法

1日で終えるのも夢ではない!

元々、Googleフォームを使った方法はGIGAスクール元年に、突然舞い降りてきてから、毎年実践しています。

今までの勤務校では、2月末には「1年間の振り返り」なるものをA4裏表のワークシートで生徒に書いてもらって、それを見ながら、生徒一人ひとりの特別活動・学習・行動・進路・総合の所見をパソコンで入力していました。

フォームでアンケートをとり、スプレッドシートに一覧にしてから所見を書くと、手書きのワークシートを見ながら書くよりもかなり早いです。

さて、今年度試している方法です。

具体的な手方法

1 Googleフォームで生徒にアンケートを行う

チェックで選んでもらう部分と記述式で書いてもらう部分を作り、答えてもらいます。
アンケートの一部を画像で貼っておきます。後で自分で編集しやすいようにアンケート項目を工夫してみると良いと思います。

【行動所見】

【学習所見】

2 ChatGPTに文章を作成してもらう(無料Ver.)

プロンプトはこんな感じにしてみました。(実際に書いた文章から、一部変更しています)

あなたは中学校の先生です。生徒の所見に書く、「行動に関する」の内容を考えてください。
文字数は60字程度でお願いします。

例文は以下の通りです。似たような書き方をしてほしいです。

(例文)思いやりの心があり、相手の気持ちを考えて、誰にでも優しく接していた。自分の係の仕事に責任をもって取り組んでいた。

1番 性格、生活面で頑張っていること
2番  ~
3番  ~
4番  ~

実際に自分が考えて書いた例文を示すことかポイントらしいです。
生徒のアンケートを参考にして、性格や生活面で頑張っていることを人数分記入します。

このようなイメージです。

3 作成した文章をもとに手直しする

私の場合は、「ですます調」では書かないので、語尾を直したり、「素晴らしい」という評価を省略したりします。
次のプロンプトに①常体で、②「素晴らしい」などの個人評価は書かないように、など指示をしてもよいかもしれません。

この方法で、手直しをしておけば、文章を1から考えるよりもかなり早く完成します。

実際、昨日は休日でしたが、15時ぐらいからスタートし、23時頃には仮完成しました。
後は3月に入ってから、生徒の様子や振り返りの記録を見て手直しをして、完成です!

今後に向けて

ChatGPTを有料版にすると、さらに理想通りの文章ができたり、AIPという機能を利用すると、スプレッドシートやExcelに直接入力できたりするそうです。
この機能を使えば、1日でじゃなくて秒で完成が夢ではないです。

2月は業務がとても忙しいことが予想されているので、勉強する時間がなく、今年度は無料版で地道に頑張ろうと思います。
春休みになったら、本や動画などで勉強してChatGPTの有料版を試したいです。

春休みに読みたい本をあげて、今日の記事を終えたいと思います!

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